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フロントディレーラーとチェーンステーアングルについて

フロントディレーラーとチェーンステーアングルについて

フロントディレーラーとチェーンステーアングルについて調べてみました。

チェーンステーアングルとは

チェーンステーアングル

チェーンステイ角とも呼ばれるもので、シートチューブとチェーンステーの間の角度のこと。

実はフロントディレーラーの取付け種類に関わる大切な部分の情報なのですが、自転車メーカーのページに掲載されているフレームのジオメトリーを見てもチェーンステーアングルの情報は掲載されていないことがほとんどです。

僕の愛車であるESCAPE AirのメーカーであるGIANのページも同様で、フレームのジオメトリーの情報は有ってもチェーンステーアングルの情報は見つかりません。

チェーンステーアングル

チェーンステーアングルはフレームの種類によっておおよど範囲が決まっていて、一般的にロードバイクで61°〜66°、クロスバイクとマウンテンバイクは63°~66°か66°~69°となっています。

要するにチェーンステーアングルが61°〜66°の範囲であればロードバイク用のフロントディレーラーを使用することができ、66°~69°の場合はロードバイク用のフロントディレーラーが使えないばかりでなく、66°~69°の範囲内のマウンテンバイク用のフロントディレーラーを使用する必要があります。

また間の63°~66°だと、ロードバイク用とマウンテンバイク用(63°~66°)両方の選択が出来るというわけで、全体的に見れば、66°がロードバイクとマウンテンバイクの1つの区切りになっている感じです。

混乱のポイント

チェーンステーアングルについて調べていると、マウンテンバイクなどでよく見るサスペンションが付いたフルサスペンションフレームの場合は63°~66°で、サスペンションのないリジットフレームの場合は66°~69°が一般的という情報が多く見つかります。

ロードバイクやクロスバイク等もサスペンションがないのでリジットフレームになるわけですが、ロードバイクの場合は61°〜66°なので、上記の情報とは異なり、あれ?どうなってんの?と混乱してしまったりします。

よくよく調べていると、フロントディレーラーをチェーンステーアングルによって変更する必要があるのはマウンテンバイクでロードバイク(おそらくクロスバイクも)は関係ないようです。

つまり、(マウンテンバイクの)リジットフレームが66°~69°が一般的というわけです。

ちなみにマウンテンバイクで63°~66°のものはDH(ダウンヒル)用などの特殊なフレームが多いとのこと。

クロスバイクなどのチェーンステーアングル

クロスバイクなどのチェーンステーアングル

GIANTのクロスバイクESCAPE Airの場合

さてさて、気になるのがロードバイクとマウンテンバイクの中間的な存在であるクロスバイクの場合チェーンステーアングルはどうなっているかという点。

手っ取り早いのはフロントディレーラーを確認すると刻印がされていたりするようなので、僕の場合も愛車クロスバイクのESCPAE Airの純正のフロントディレーラーを見れば良いというわけです。

しかし、残念ながら換装した際にすぐに処分してしまって純正のフロントディレーラーを確認することが出来ません。

幸いにもクロスバイクのESCAPEシリーズに使用されているフロントディレーラーは63°~66°だという情報を多く見かけるので、ESCPAE Airも恐らく63°~66°が取付けられていたんじゃないかと思われます。

チェーンステーアングルの計算

チェーンステーアングルはジオメトリーの情報から計算して求めることができるようで、必要な情報はシートアングル、リアセンター、BBドロップの3つで、これらの数値はメーカーのページのフレームジオメトリーから得られます。

計算式についてはよくわからないので 自転車探検!さんの最短チェーンステイ長計算器を使わせていただくと、僕の愛車であるESCAPE Air 2013 Mサイズの場合、チェーンステーアングルは63.5°となりました。

つまりロードバイク用とマウンテンバイク用(63°~66°)のフロントディレーラーを使えるというわけです。

小径車の場合のチェーンステーアングル

ミニベロなどの小径車のチェーンステーアングルは70°を越えるものが多く、通常のフロントディレーラーをそのまま取付けて使用することが出来ないようです。

そのためフロントディレーラーをオフセットするためのパーツなどが販売されています。

その他の自転車

各メーカーのページのジオメトリーを参考に計算してみました。

● ORDINA S3F 64°(BRIDGESTONE)
● MISTRAL 69°(GIOS)
● ESCAPE R3 65°(GIANT)
● ESCAPE Air 2013 64°(GIANT)
● ESCAPE RX3 63°(GIANT)
● ROMA 65°(Bianchi)
● CAMALEONTE 4 64°(Bianchi)
※モデル形式やフレームサイズによっても異なります

意外にもMISTRALが69°でしたが、クロスバイクは基本的63°〜66°の範囲になっていることが多いようです。

ちなみにリアセンターが420mm~435mm程度、シートアングルが70°程度というのが多くのフレームで共通していて、チェーンステーアングルに大きく影響を及ぼしているのがBBドロップとなり、63°~66°に納まるのはBBドロップが70mm程度なのに大して66°以上になるフレームは40mm程度でBBドロップが短いのが特徴です。

フロントディレーラーのチェーンステーアングルについてまとめ

フロントディレーラーのチェーンステーアングルについてまとめ

お恥ずかしい話で、僕が愛車であるクロスバイクのESCAPE Airのコンポーネントを換装する際には、実はチェーンステーアングルのことなんてサッパリ気にしていませんでした。

僕がクロスバイクのコンポーネントを換装する際にはいろいろなブログなどの情報を参考にしていたりしたのですが、チェーンステーアングルについての情報がほとんど無かったため、注意するポイントとして欠落してしまっていたのでした。

しかしながら逆を言えば、沢山改造例のあるクロスバイクのESCAPEですが、チェーンステーアングルについての情報が無かったのは、気にしなくても良いから、と言えるかもしれませんね。

そんなこんなで今回改めてチェーンステーアングルについて調べてみましたが、なかなか興味深い内容でした。

Comment

  1. ぞーさん より:

    ジャイアントのサイトでは、BB DropとRear Centerが乗っているので Seat Angle から ASINのBB drop/Rear Center でご希望のチェーンステー角が求められると思います

  2. ぞーさん より:

    すいません、言葉不足でした。Seat Angle から ASIN(BB drop/Rear Center) の角度を引いてやると、チェーンステー角になるということです

    • escape air より:

      ぞーさん様
      コメントありがとうございます。
      数学がからきし駄目だったためASINがもう全く理解出来ず・・・(恥)。ちゃんと計算式で求められるものなのですね。

  3. 寝たきりチャリダー より:

    詳細な解説ありがとうございます。適当に買って二個目なんですがタイヤに干渉したり、チェーンステーアングル間違えたりでなかなかうまく行かないもんですねぇ。

    • escape air より:

      寝たきりチャリダー様
      買い間違えは自分でメンテナンスすることでよくあることの1つかもしれませんね。その他、壊してしまったり、失敗などもよくあることですね。
      お店に頼めば良かった・・・と思う事もありますが、それもこれも含めて楽しみにしていくのが良いのでしょうね。

  4. 乗らないサイクリスト より:

    チェーンの規格なんかもややこしいですよね。フロントディレイラーはリアの段数に合わせたものを使わなくてはいけなかったり。9速用は8速に使えないとか(チェーンの幅が違うからシフトの移動幅もちがう。現実にはリア8sに9s用フロントディレイラーは調子よく使えてますが)。

    • escape air より:

      乗らないサイクリスト様
      チェーン多いですね。メーカー違いで統一されていないのもややこしさに拍車をかけていますよね。馴れて来ると間違いもないですが、自転車に興味を持った最初のころは全く区別がつきませんでしたね。

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