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ロード用片面SPDペダルPD-A600を購入レビュー

更新日:

ロード用片面SPDペダルでシマノ最軽量のPD-A600を購入

クロスバイクやロードバイクでより効率の良い走りをするために必要不可欠なパーツと言えばビンディングペダルです。

色々なメーカーから様々なタイプのビンディングペダルが販売されていますが、クロスバイクに乗っている人にとって最も身近なビンディングペダルはシマノのSPDペダルだと思います。

ビンディングペダルで自転車の世界が変わる

ビンディングペダルはSPD

ビンディングペダルを一度使うと、普通のペダルでは出来ないような加速的な走りが出来るようになり、自転車に乗る楽しみも大きく変わります。

ビンディングペダルならではのグングンと加速する感じを一度覚えてしまうと、もう普通のペダルには戻れなくなってしまうのです。

僕のクロスバイクにもPD-M530と呼ばれるビンディングペダルが装備されています。

ただPD-M530は品番にMの文字が入っていることからも判るようにマウンテンバイク用のビンディングペダルで、ペダルの裏表にクリート受けが付いた両面タイプのSPDペダルになります。

両面タイプのSPDペダルはペダルの表裏どちらにもクリート受けがあるので非常に便利なのですが、重量が重く軽量化をしたい人にとってはどうにかしたい問題です。

また、個人的にはクロスバイクをロードバイク寄りに改造カスタマイズしていきたいこともあり、ビンディングペダルの交換を考えていました。

そこで候補に挙がったのが、片面にしかクリートのない片面SPDペダルです。

片面SPDペダルについては下記の記事で詳しくまとめていますので、興味のある方は参考にしてください。

片面SPDペダルのPD-A600

片面SPDペダル

シマノの片面SPDペダルのPD-A600はULTEGRAグレードのロードバイク用のSPDペダルでシマノのSPDペダルの中で最軽量モデルになり、重量は左右合わせて286グラムという軽量さです。

流石はULTEGRAグレードのSPDペダルですと言いたいところですが、2021年現在はTiagraグレードになっています。(涙) しかもPD-ES600という新しいペダルが上位モデルで発売され重量は282gで最軽量の地位も奪われてしまいました。

それでも、僕が今ままで使用していたシマノのPD-M530というマウンテンバイク用の両面SPDペダルで左右合わせて455グラムであることを考えると、いかに軽量なSPDペダルであるかがお分り頂けるかと思います。

最大の特徴は通常は両面にあるSPDクリートを片面だけにしている点で、これにより軽量化が実現できています。

片面SPDというところで、僕も長い間勘違いをしていましたが、SPD面ではない方がフラットになっているわけではなく、単純に片面のみのSPDペダルで、裏面は踏めないような構造になっています。

一石二鳥で片面がSPDペダルでもう片面がフラットペダルのペダルが欲しい場合はPD-A600ではなくPD-A530というモデルが該当するペダルになるので注意が必要です。

しかしながら、個人的な使用感としては、革靴など底面の硬い靴の場合は確かにSPDペダルを踏むのは無理があると思いますが、スニーカーなど底面が柔らかい靴の場合は、クリート受けの突起が少し気になる程度でSPD面でも問題無く踏めるものと思います。

PD-A600のパッケージ

シマノの最軽量片面SPDペダルPD-A600

というわけでシマノの最軽量片面SPDペダルPD-A600の開封です。
いつものシマノのパッケージですね。

マレーシアで製造

Made in malaysia

化粧箱の裏面にはPRODUCT OF MALAYSIAの文字が。
シマノにはマレーシア他アジア諸国に工場でを持っていますから、そのうちの1つの工場で作られたものというのが判ります。

PD-A600の梱包物

片面SPDペダルPD-A600

梱包物は、ペダルとSPD用のクリートと固定用のボルトです。

片面SPDペダルPD-A600対応クリート

ペダルの上の黄色い紙には重要注意事項としてクリートはシマノ製のSM-SH51かSM-SH56を使用するように書かれています。


PD-A600の本体

PD-A600の本体

シマノの片面SPDペダルのPD-A600の色はかつてのULTEGRA SLのベースカラーでもあったグロッシーグレーになっています。

しかし、シマノの最軽量片面SPDペダルPD-A600をパッケージから出した時の最初の印象は「あれ?色が薄い!?でした。

Photo via:https://amzn.to/2IoFrKn

というのも、見慣れたPD-A600の色は上記のような濃いめの青みがかったグロッシーグレーだったのですが、実際のペダルはかなり薄く青みがかったグロッシーグレーだったからでした。

カタログなどでは上記の写真よりも青みがかった濃いグレーですが、実際は淡い青みがかったシルバーと言った方が近いかもしれません。

但し、見る角度や環境によっては濃く見えることもあるので、カタログの色が間違いというわけでもない感じです。

ちなみに、この塗装は非常に剥がれやすいと評判で、クリートで擦るといとも簡単に傷ついてしまうことでも有名です。

PD-A600本体

PD-A600最大の特徴はコンパクトさで、現在使用しているPD-M530よりも一回り小さな印象です。
数字的なところで判断すると、驚くほどの小ささはないのでしょうが、ペダル全体の塊としての印象はかなり小さく思えます。

せっかくなので、僕が初めてSPDペダルを手に入れた際に使用していたPD-T700と比べるとかなりスポーティーなフォルムでコンパクトなペダルというのがお分かり頂けるのではと思います。

PD-A600の裏側を踏めるか?

PD-A600の裏側を踏めるか?

PD-A600は片面SPDペダルなので裏側はペダルとしての機能はありません。上記の写真の通りで、裏側はフラットではなくペダルの軸の部分が出っ張っていて、見るからに踏みづらそうな形状です。

PD-A600の裏側はフラットペダル?

軸とクリート受けの調整用のバネがむき出しになった状態で、ペダルとしての踏むための機能は全く無い純然たる片面ペダルになっています。

例えばスニーカーなどで乗る場合でも、裏面を踏むよりはSPD面を踏んだ方が調子が良いと言えるでしょう。

シマノ 片面SPDペダル PD-A600の側面

ペダルの厚みは自転車の印象を大きく変えてしまう要素だと個人的には感じていて、よりスポーティーな見た目にするためにはペダルの厚みが薄い方が良いと思っています。

その点で、シマノの片面SPDペダルのPD-A600は片面のみのペダルというだけあって、かなり薄く僕好みのスポーティーな印象のペダルです。

シマノ 片面SPDペダル PD-A600の大きさ

ボックス型のペダルと大きさを比較すると、かなりコンパクトです。

シマノの片面SPDペダルのPD-A600の感想

スポーティーでコンパクトなSPDペダル

シマノの片面SPDペダルのPD-A600の感想

実際にシマノの片面SPDペダルのPD-A600をクロスバイクのESCAPE Airに取り付けてみると、コンパクトでスッキリとした印象で、さすがはロードバイク用のSPDペダルの最高峰というだけあって、かなりスポーティーな見た目になったと思います。

げん

PD-M530

今まで使用してきた両面SPDペダルのPD-M500との見た目の違いです。
大きさ的にはそれほど大きく変わらないのですが、軽量化を意識されたデザインの違いはハッキリと見て取れます。

使用済みと新品という差を差し引いて考えても、ペダルの佇まいと言いますか、高級感なども全く違います。価格的に倍以上違うのも納得できる感じです。

現行品のPD-ES600だとなおさらスポーティな印象で、ロードバイクなどでも似合いそうなデザインになっています。

シマノの片面SPDペダルのPD-A600の使用感

シマノの片面SPDペダルのPD-A600

ペダルの向き

シマノの片面SPDペダルのPD-A600についてよく言われる感想として、信号待ちなどでクリートを外した際に、ペダルの向きに慣れる必要があるという点です。

実際にペダルを取り付けてみると、何もしない状態だと上記の写真のようにペダルの裏面が正面を向いてしまいます。また、SPDシューズの状態だとSPD面を踏んでいるのか裏面を踏んでいるのかが感覚的に分りづらく、走行中に確認が必要だという意見も聞いたことがあります。

実際に乗ってみると、確かに表裏の判断に関しては、上手くクリートが嵌められなかった場合などは「あれ?裏面かな?」などと確認したくなる場面もありました。これは両面SPDペダルの時には無かった感覚です。

ペダルの向きに関しては、裏面が正面を向いてしまった状態からスムーズにクリートを嵌めるためには、つま先で一旦ペダルの上部を前方向に押し倒してから嵌めるという作業が必要になり、これに慣れるまでに少しだけ練習が必要となりそうです。

SPDペダルに慣れている人の場合は、それほど苦労無く対応出来そうですが、初めてのSPDペダルがPD-A600の場合には、いくらか戸惑ってしまっても仕方がないのかなと思います。

また、このペダルを一旦前に倒してという作業があることや、表裏の判断に迷うことなどで足さぐりしてしまうことになり、なおさらペダルを傷つけてしまうようになるのだなと思いました。

クリートの付け外し

PD-M530と比べるとPD-A600のクリートの付け外しは、やや硬くてしっかりと固定されている感じがしました。

同じSPDなので基本的には同じと思うのですが、PD-A600は一応ハイグレードなロード用SPDペダルなので、剛性などが高くてロスを少なくしている可能性も考えられ、その点が付け外しの際に硬く感じてしまう原因かもしれません。

ペダル自体に固定力の強弱を調整する機構がありますが、個人的にはあまり大きく変わる印象は無いので、初めてでSPDペダルが不安な人は、基本のシングルクリートではなく、よりクリートを外しやすくなるマルチクリートに変えて使用するのが良いかもしれません。

乗り心地

個人的に期待していたのは、軽量化による乗り心地の違いでしたが、そのへんをプラッと走ったレベルでは違いが全く理解できませんでした。

恐らく、このあたりの違いは100kmほど走った際に感じられるものと思います。

ボクシングで言うところのジャブのように、あまり効いていないように感じても、それが繰り返し蓄積されてくると大きく効いてくるようになるのと同じで、百数グラムの重量差や、ベアリングなどの機構の差は、長距離走行した場合に大きな差になって出てくるものなのです。

なのでまぁ、僕のように走っても20km~30km程度の使用範囲でパーツの違いを実感するのは、実際問題でなかなか難しいことなのかもしれません。

シマノの最軽量片面SPDペダルPD-A600のまとめ

シマノの最軽量片面SPDペダルPD-A600のまとめ

PD-A600は僕が購入した当初はULTEGRAグレードでしたが、シマノのコンポーネントのラインナップが刷新されたのを切っ掛けにしてPD-A600Gとなりグレードが105に格下げになりました。さらに105グレードによりスポーティなSPDペダルとしてPD-A600を改良したようなPD-ES600というモデルが登場して、Tiagraグレードに格下げになった可愛そうなペダルでもあります。

現在ではPD-ES600の方がよりスポーティなデザインですし、平均重量も279gなのでPD-A600よりもわずかですが軽量化されているのでクロスバイクのSPDペダルとしては定番になっているかと思います。

僕自身もPD-ES600に交換しようと考えたこともありますが、僕が購入したPD-A600はあくまでもULTEGRAグレードということもあり、わざわざダウングレードするのも変な話なので、今現在もPD-A600を使用しています。

実際問題でPD-A600の販売価格も今現在(2020年3月)の販売価格でTiagraグレードのPD-A600Gが10000円前後、105グレードのPD-ES600が6500円前後という、逆転現象にもなっているのですよね。シマノ的にはきっとPD-A600Gはディスコンにする予定なのでしょうが。。。

とにもかくにも良いペダルだと思うので、クロスバイクをビンディング化(SPD化)しようと考えている人にはおすすめのペダルです。

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