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サイクリスト向けマンションLUBRICANTについて考えてみた

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WEB広告で見かけた自転車好きのためのマンション「LUBRICANT」が気になったので調べてみました。

「LUBRICANT」というマンション名の通り、自転車好きのサイクリストとっては、いろいろと潤滑油になりそうな、素敵なマンションであることがわかりました。

サイクリスト向けマンションLUBRICANT

長谷工不動産のコンセプトマンションLIVWIZ

サイクリスト向けマンションのLUBRICANTは長谷工不動産のコンセプトマンションで「じぶんの好きと住むマンション」というコンセプトで、じぶんの好きなことをとことん楽しめる環境を追求しているのが特徴となっています。

自転車好きのサイクリストをターゲットにしたLUBRICANTのほかに、音楽や映像クリエイターをターゲットにしたTRACK、音楽好きをターゲットにしたPLAYなどが展開されています。

参考LiveWith
参考LUBRICANT

LUBRICANTの特徴

LUBRICANTはサイクリスト向けのマンションということで、一般的なマンションには備わっていない、サイクリストが泣いて喜ぶような設備が用意されています。

メンテナンススペース

メンテナンススペース
Photo via:>LUBRICANT
ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツサイクルに欠かせないのはメンテナンスです。

自宅室内でメンテナンスもできますが、スペースに余裕がなければ、思うようにメンテナンスできないというのが実際のところです。

メンテナンススタンドを用意して、工具やパーツなどを、意外とスペースを取りますし、広い方が断然効率が良くなるのですよね。

そんなサイクリストの抱える悩みを解決するために、LUBRICANTにはメンテナンススペースが共有スペースとして設けられています。

Parktoolの工具

メンテナンススペースには、メンテナンススタンドはもちろん、自転車用の工具まで揃えられています。

公式サイトの写真によれば、Parktoolの工具が揃えられているようですね。

Parktoolはは1963年に設立されたアメリカの会社で自転車メンテナンス用品や工具を取り扱うメーカーです。

アメリカの自転車工具メーカーの中でも歴史が長いメーカーの一つですね。

工具メーカーとしてすごく有名なわけではないですが、自転車用の工具専門メーカーとして考えれば、それほど多くのメーカーがあるわけではないので、順当な感じではあると思います。

そもそもこのマンションに住んでみようと考えるような人はガチ系な人が多いでしょうから、自身の工具は一通り揃えているでしょうから、滅多に使わない圧入工具などを自分で購入する必要がないとうのは嬉しいですね。

あとは、どちらかと言えばメンテナンススペースがあることの方が重要でしょうね。やっぱり圧入などの作業は部屋ではやりづらい作業ですからね。


参考Parktool

トレーニングルーム

トレーニングルーム
Photo via:>LUBRICANT

本格的にスポーツバイクに乗り始めると、できるだけ自転車に乗る時間を増やしたいと考えるようになります。

仕事から帰ってきた夜中や、雨の日、寒い冬ななかもそうですが、外で走行することが出来ない時や、隙間時間を見つけて自転車に乗りたいと思うと、室内で自転車に乗る手段を検討し始めます。

昔なら三本ローラーが定番でしたが、集合住宅の場合は音の問題やスペースの問題がつきまとうので、なかなか思うように乗れないというのが実際のところです。

そしてLUBRICANTはサイクリストのそんな悩みを解決すべく、トレーニングルームも共有スペースに用意されています。

ディスプレイの備わったトレーニングセットが用意され、Zwiftなどのヴァーチャルトレーニングシステムを利用することができるのです。

ちなみミノウラのローラー台が使用されているとのこと。

公式サイトの画像で確認した感じでは、ミノウラのダイレクトドライブ式トレーナー スマートターボ神楽のように見えますね。

なかなか贅沢というか、「わかってるねぇ」という感じの渋いローラー台だと思います。

ミノウラ スマートターボ神楽

ミノウラのローラー台の中ではフラッグシップとも言えるモデルで、ZwiftやKinomapなどと連携してトレーニングに使用できます。

現代のサイクリストなら、自宅に一台欲しいレベルのものかもしれません。

自転車スタンド

自転車スタンド
Photo via:>LUBRICANT
室内には自転車を保管するため、天井と床を突っ張るタイプのディスプレイスタンドが用意されているようです。

LUBRICA NTとのコラボレーションをした製品のようですが、公式サイトに掲載されているスタンドの形状から、おそらくミノウラの「バイクタワー20D」あたりなのかな、と。

こちらも購入するとそこそこの値段がしてしまうので、備え付けというのは嬉しいですね。

MINOURA(ミノウラ) バイクタワー20D シルバー

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コミュニティ

コミュニティ
Photo via:>LUBRICANT

十人が使用できるラウンジがあり、コミュニケーションできる場として利用できるようですね。

理想的には自転車談義をして新しい情報を得たり、自転車仲間が増えるなんて最高です。

ただ、まぁ私があまり社交的な性格ではないせいもあるのですが、こういう場所はあまり利用しないので、どちからと言えば、メンテナンススペースに割いて欲しかったなぁと思ったりします。

愛車をメンテナンスしつつ、コミュニケーションが取れれば、そっちの方が自然な流れで関係が築けそうな気がします。

もちろん、無いより有った方が良い場所ですし、自転車仲間を増やせる場所になりそうなのは間違いないですね。

間取り

一応、物件なので間取りについても触れておきます。

広さは25㎡なので、一人暮らしをするのであれば、広くもなく、狭くもなくという感じですね。

個人的には収納がそれほど多く無いのと、キッチンが狭いというのが気になりますが、このあたりは荷物の多さや、料理をするかどうかでも変わるので、良い悪いはないかなと思います。

個人的な感想

自宅という意識が働くと距離感の近い共有スペースは使いずらい

サイクリストにとって、なかなか魅力的な設備が整っている住居ですが、実際に住んだ状況を想像してみると、共有スペースの利用はなかなかハードルが高いような気がしますね。

例えば、1Fのエントランススペースに、メンテナンススペースやローラー台があるのですが、ガラス張りで外から丸見えなのが気になりますね。

フィットネスクラブ的な感じではあると思いますが、自宅でもあるわけですから、外の人から見られるような状況は避けたいなぁと個人的には思います。

同じ理由で女性なんかは特に厳しいような気がしますね。

メンテナンススペースも意外と狭いので、誰かが使用していたら、やっぱり気まずい気もしますし、すぐそばにトレーニングスペースもあって、どちらの人も気になってしまうのではないかと思います。

やっぱりこれは、自宅というところで、特別な心理が働くと思うんですよね。

外では社交的でも、同じマンション内では、距離感を保っていたい人も居ると思うので、そういう人たちに向きのマンションではないのだろうなと思います。

自室内で自転車が楽しめる魅力があれば…

というわけで、僕のような性格だと、メンテナンスは自室内で行うでしょうし、共有スペースはあまり使わないだろうなというのが予想できます。

なので、そういった表向きな設備の充実とかではなく、自室内でどう自転車が楽しめるかということとが充実していればより魅力的だったなぁと思いますね。

例えば、自室内への運び込みとか、ドアの開け閉めとか、狭い部屋へ持ち込むのは毎回苦労するのですよね。

メンテナンスにしても、共有スペースで作業するよりは、自室内でできるのが理想ですし、実際あまり見られたく無い部分でもあるかなと思うんです。

そう言った点では、玄関から居住スペースに進む間のキッチン前のスペースはもう少し広い方が良さそうですし、メンテナンスペースとしてバルコニーが広いとか、そういう特徴があれば、自転車ライフはより快適になりそうです。

あとは、スポーツチャンネルが無料で観られるとか、室内でローラー台を使用しても音を気にしなくて良いとかかな。

まぁ、言い出すとキリがないですが。

クラブチームでの借り上げだと良いかも

また、ホームページを見て思ったのが、クラブチームで刈り上げるような状況であれば、メンテナンスやトレーニングで隣の人に気を使うこともないでしょうし、共有スペースでマッサージ機の共有や、おしゃべりなんかも機能するように思えますね。

いわば、自転車チームの寮のようなノリであれば、とても魅力的に思えますね。

ただ、そこまでガチだと、設備的には不足しているでしょうし、食事も気を使いたいというところになるでしょうし、そう言った部分では難しい感じもしますね。

そんなわけで、どんな人が向いているのかを考えると、コミュニケーション能力が高く、社交的で、自転車乗ってるやつはみんな仲間!というような感じのライトなサイクリストだと一番しっくりきそうです。

と、ここまで書いてふと思ったのですが、いわゆるインフルエンサーと呼ばれる方々も当然のようにレビューしてたりするので、もしかして、コンセプトを決定する際にも相談したかな?なんて思っていましたね。

というのも、超陽キャラ、超社交性、思いっきりサニーサイドなコンセプトなんですよね。

かなり眩しい(笑)

なので、個人的には興味はあるものの、どちからと言えば陰キャラな私のようなタイプの人間が住むにはなかなか眩しすぎる物件だなぁというところではあります。

しかしながら、このようなとんがったコンセプトの物件が今後も増えてくれれば(できれば陰キャラ向けで)、楽しいなぁとは思います。



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