街なかで、普通の電動アシスト自転車とはちょっと違う自転車を見かけることがあります。
極太のタイヤに大きなフレーム、バイクのようなサドルやハンドルを備えた自転車です。
一瞬「これ、自転車?それともバイク?」と思ってしまうような、オートバイ風の電動アシスト自転車をよく見かけるようになりました。
僕が普段取り扱っているロードバイクやクロスバイクとはまったく違うジャンルですが、見た目のインパクトはかなりのもので、個人的にも街中で見かけると、「おっ、カッコいいな」と思ってしまいます。
最近では、このようなスタイルの電動アシスト自転車を販売するメーカーも増えてきました。
そこで今回は、普通のママチャリタイプとは違う、バイクのようなデザインが魅力の電動自転車・電動ファットバイクをいくつか紹介します。
バイクみたいな電動自転車が人気になっている
電動アシスト自転車と聞くと、子ども乗せ電動アシスト自転車や、通勤・通学用のシティサイクル、スポーツタイプのe-bikeあたりを思い浮かべる人が多いと思います。
ところが最近は、こうした一般的な電動アシスト自転車とはかなり雰囲気の違うモデルも増えています。
特徴的なのが、太いタイヤ+バイクのようなフレームを組み合わせたスタイルです。
いわゆる「ファットバイク」系のデザインだったり、ヴィンテージバイクやモペットを思わせるデザインで。見た目はオートバイのような感じです。
普通の自転車にはない存在感があり、街乗り用として見るとなかなか魅力的です。
ROCKA FLAME(ロカフレーム)

東京発のアパレルブランドのROCKA FLAMEが立ち上げた電動アシスト自転車MAKAMIとFUMA。大型バイクのようなBASARA、BMX風のHAYATEなどを展開しています。
トップチューブを備えたバイクスタイルのモデルや、スクーターを思わせるデザインのモデルなどがラインナップされています。
このタイプの電動自転車は、オートバイ風なものが多い中で、ROCKA FLAMEは街乗りに馴染みやすいスクータータイプを採用しているデザインになっています。
MATE. BIKE

バイク風の電動自転車を語るなら、MATE. BIKEも外せません。
デンマーク・コペンハーゲン発の電動アシスト自転車ブランドです。
日本ではInstagramなどで、芸能人を起用してプロモーション活動をしていたので、ご存じの方も多いと思います。
折りたたみ式というところで、他の自転車と比べると、やや控えめなデザインですが、フルサスペンション、極太フラットなフレーム、大容量のバッテリーで、いかにもストリート系の方々に好まれそうなe-bikeだと思います。
シリーズとしてMATE.X、ライトモデルのMATE City、親子自転車のMATE.GOなどを展開しています。
MOVE

日本発のスタイリッシュなe-bikeというコンセプトで立ち上げられたブランド。
見た目は前述したMATE BIKEと似通っていて、ぱっと見で見間違えてしまうくらい似ています。折りたたみ式の自転車なので、構造も似ているのかなと思います。
サドル一体型ライトなど、痒いところに手が届くような日本らしい細やかな便利さが随所に見られる電動アシストバイクです。
MOVEの他、CAVET ||やMoFなどのシリーズを展開しています。

BRONX BUGGY

ファットバイクメーカーとして知られているBRONX BICYCLEが手掛ける電動アシストファットバイクのシリーズ。
ヴィンテージバイクをイメージさせるオートバイクのような見た目と、太いタイヤが特徴で、街なかで乗るのに映えるデザインが魅力の電動アシスト自転車です。
ハンドルやバッグなど、カスタマイズできるアクセサリーも充実しています。
ZEFILL EZ-Rider

「一人一人の好みに合わせたカスタマイズができるe-bike」というコンセプトで、数あるe-bikeメーカーの中でも、こだわりの強さが伝わってきます。
カスタムパーツは豊富で、シートやシートレスト、ハンドル、グリップ、ヘッドライトカバーに、ウインドシールド、柄を選択できるシートカバー・バッテリーカバー、サイドバッグなどが揃えられていて、カスタム次第では、かなりオートバイに近い雰囲気にすることもできます。
バイク好き。カスタマイズ好きにはおすすめの電動アシスト自転車だと思います。
EZ-Rider 01とEZ-Rider 02があり、EZ-Rider 01は標準サイズのフレームなのに対して、EZ-Rider 02はラージフレームを採用したモデルとなっていて、サイズ以外のスペックは基本的に同じです。
COASTCYCLES Buzzraw

シンガポール発の電動アシスト自転車で、モトクロスバイク風のBUZZRAWシリーズを展開しています。
フェンダーや荷台、タイヤなどをカスタマイズでき、用途に応じたe-bikeに仕上げることが可能です。
RideUp REVV 1

2018年アメリカで創業した電動自転車専門メーカーRideUoのラインナップの中のファットバイクモデルです。
サスペンションはフルサスかハードテイルかを選択でき、カゴやバッテリー、二台、コントローラーなどアクセサリーの類も豊富で、用途に応じたカスタマイズができる自転車です。
2023年3月現在で、日本での販売はありません。
SUPER 73

オートバイのような見た目の電動アシスト自転車の先駆け的な存在なのが、SUPER 73でしょう。
このジャンルの電動アシスト自転車のアイコン的存在でもありますね。
70年代に流行したミニバイク「カワサキ コヨーテ」をモチーフにして開発されたと言われるこの電動アシスト自転車は、デビューと同時に、世界中のヴィンテージバイク愛好家に対して強烈な印象を与え話題になりました。
バイクファンだけでなく、ストリート系の方々にもウケが良く、おしゃれな街乗り電動アシスト自転車として人気が出るようになりました。
日本でも、街で見かけるオートバイ系電動アシスト自転車の半数くらいは、このSUPER 73ですね。
パーツも充実していて、それぞれの個性を出したカスタマイズができるのも嬉しいですが、先駆けだけあって、ブランド化されてしまったのか、残念ながら価格がかなり高いですねぇ。
70万円もするのであれば、普通のオートバイを買ってしまった方が幸せになれそうでもあります。
しかしながら、価格を除けば圧倒的な魅力のある自転車なのですよね。
街なかでショップの前に立てかけてあるSuper 73を見ても「良い自転車だなぁ」と思ってしまいます。
一般サイズのSUPER73 S2、本格的な仕様のSUPER73 S2 RX MOJAVE、小型で乗りやすいSUPER73-ZGなどがあります。
バイクみたいな電動自転車を選ぶときに注意したいこと
ここまで紹介してきた自転車は、どれも非常に魅力的です。
ただし、このジャンルの電動自転車を購入するときには、見た目だけで選ばないことも大切です。
特に確認したいのが、「日本の公道を走れる仕様なのか?」という点。
海外では電動バイクのように扱われているモデルもあり、日本の道路交通法上の「電動アシスト自転車」として、そのまま公道を走れるとは限りません。
日本で電動アシスト自転車として利用する場合は、アシストの仕組みや速度、出力などが日本の基準を満たしている必要があります。
「海外で普通に自転車として販売されているから大丈夫」とは限らないので、購入前には必ず日本仕様かどうかを確認した方がいいでしょう。
自転車のつもりで購入したのに、日本の公道で乗るにはナンバーの取得や免許が必要なバイクと同じ扱いだったりすることもあるようです。
特にネットショップや海外通販で購入するときは、この点をしっかり確認しておきたいところです。
オートバイみたいな電動アシスト自転車・電動ファットバイクまとめ
日本の場合、電動アシスト自転車と言えば、ママチャリの印象が強かったこともあり、初めてSUPER 73を見たときには、ちょっとした衝撃のようなものがありました。
電動アシスト自転車でもデザイン次第で、ここまでカッコ良く、そしてカスタマイズ性も高い自転車にすることができるのだなと思いましたね。
一般的なシティサイクルではないBMXなどの競技用自転車は意外と日本の町工場的なメーカーが多く存在していて、このタイプの電動アシスト自転車のジャンルでは日本のメーカーの製品もあるのが嬉しいところですね。
また、重量が重くなりがちなファットバイクなどでは、電動アシストとの相性も良いですし、街乗りだけでなく、荒れ地などを軽快に走る楽しみも得られそうです。
実物を見ても、自転車でありながらもオートバイのような精悍さがありますし、電動アシスト機能がついてることもあり、オートバイ的な雰囲気が備わっているのも違和感が無い理由かもしれませんね。
走ってヨシ、見た目ヨシ、目的や用途に応じtカスタマイズしてヨシということで、今後も定番のジャンルとして人気がありそうですね。
願わくば、値段がもう少しお手頃になってくれれば良いんですけどね。
平均で30万円程度ですから、普通のスクーターやバイクも買えてしまう金額になるので、単純にカッコ良い電動アシスト自転車が欲しいという理由だけでは、なかなか手が出る金額ではありません。
当然このような自転車に乗る人は、一般的なシティサイクルを求めてるような人ではなく、オートバイ好きとか、お金に余裕のある方が、趣味の範疇で購入するような感じでしょうかね。
うーん、でもカッコ良い!欲しい!



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