ロードバイクやクロスバイクのフロントに取付けられるバッグを探していたんですが、なかなか理想的なフロントバッグが見つからず悩んでいたところで、自転車用アクセサリーメーカーのLEZYNEのHARD BAR CADDYを見つけました。
LEZYNEはフロアポンプやライトなどで有名なメーカーなので、自転車用のバッグは盲点でしたが、見た目、サイズ的にばっちりだったのでチェックしてみました。
LEZYNEのフロントバッグHARD BAR CADDY
HARD BAR CADDY 基本情報
● 重量 : 143g
● サイズ : 26 x 13 x 13cm
● 容量 : 2.2L
● 固定方法 : ハンドル2個所 ヘッドチューブ1個所
● 色 : 黒
● 素材 : EVA
● 価格 : ¥7,304(税込)
HARD BAR CADDY 特徴
LEZYNEのフロントバッグHARD BAR CADDYの特徴は巨大なカプセルのような丸みを帯びたフォルムのフロントバッグです。
自転車にマッチするデザインで、個人的には「こんなフロントバッグを探していたんだ!」と思うような理想的なバッグに思えます。
自転車アクセサリーメーカーならではの工夫がされているのも特徴で、フロント部分には反射材を兼ねたループが用意されていて、ちょっとした小物やライトなどのアクセサリーをぶら下げる事もできるようになっています。
小物などが収納できないなどはありがちな問題ですが、このようのあループが備わっていれば容量が足りない場合に重宝しそうです。
理想的なフロントバッグが少ない
個人的にも自転車用のフロントバッグを探していて、いくつか購入したことがありますが、どれもこれも理想のフロントバッグとは程遠いものばかりでした。
例えば、上記の写真は、グランジというメーカーのフロントバッグです。LEZYNEのフロントバッグHARD BAR CADDYと同じベルクロで固定するタイプです。
パッと見た感じで言えばサイズ的にもLEZYNEのフロントバッグHARD BAR CADDYとあまり大差が無いように思います。
HARD BAR CADDYなら型崩れしなさそう
しかし、実際に使用してみると、いろいろと問題が出てきます。
ポリエステルの生地なので、重さのあるモノを入れるとバッグ自体が変形して垂れ下がってしまい、折角の円筒形の形が崩れてしまうという問題があるのです。
変形して垂れ下がってしまうので、フロントバッグを装着した自転車の見た目は著しく悪く見えてしまうので、この問題を解決する方法があれば良いのに、残念ながら多くのフロントバッグは形を保てないものばかりなのです。
しかも、形が歪むと、ただでさえ開閉しづらいファスナーがますます滑らなくなってしまうという悪循環。
しかし、LEZYNEのフロントバッグHARD BAR CADDYは、しっかりと形を保った状態で使用できそうな感じです。
HARD BAR CADDYは着脱が簡単で容量も丁度良い
僕は日頃必要なパンク修理キットなどはツールボトルに入れて、ボトルケージに挿しているので、基本的にはフロントバッグは必要ないのですが、夏などは水分補給のためにボトルケージにはドリンクを挿しておきたいと思うことも多いです。
しかし、バックパックなどを背負うのも邪魔くさいのですよね。財布や携帯などもバッグパックから取り出すのは結構面倒です。
もう少し身軽にサイクリングがしたいと考えると、LEZYNEのフロントバッグHARD BAR CADDYくらいのサイズのフロントバッグが理想的なサイズで、パンク修理キットやスマートフォン、ライトなどの必需品を収納できて、便利に活用できそうです。
ベルクロ式なので、フロントバッグが必要のない時には、簡単に取り外すこともできますし、用途に応じて取り付け取り外しができるというも魅力的な部分かなと思います。