自転車のこといろいろ 雑学

自転車レースのヘルメットはKASKはOKだけどカスクは使用不可な理由

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KASKとカスク

僕は自転車のイベントやロードレースには参加したことは無いですし、今の所は、それらのイベントに参加する予定もありません。

それでもまぁ、気になるイベントなどはチェックしたりして、観戦だけでも出来たら楽しいなと思ったりするわけですが、募集要項や参加規則を覗いていると、気になる記述を見つけることがあります。

例えば、自転車レースではヘルメットの着用が義務付けられていることがほとんどですが、なんとその参加規則のヘルメットの項目で「カスクの使用が禁止」されているのです。

自転車レースで使用するヘルメットで「カスク」の使用が禁止!?

ヘルメットでカスクが禁止
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道路交通法的にはグローブもヘルメットも着用の義務はありませんが、自転車イベントやロードレースなどでは、安全のためグローブやヘルメットの着用が義務づけられている場合がほとんどです。

そんなわけで、募集要項や参加規則の中には必ず「グローブとヘルメットの着用を義務付けます」という一文を見つけることができるのですが、その後に続く言葉に「えええ?」と思ってしまった僕なのです。

「えええ?」と思ってしまったのは「ヘルメット(カスク不可)」という一文。

実際に下記のような文言が様々なレースの募集要項や規則で見られます。

試走・レースでコースを走行する場合は、必ずヘルメット(カスクは不可)及び、手袋を着用してください。
引用元:http://www.cyclepark.jp/rule/

僕が「えええ?」と思ってしまったのには理由がありまして、ヘルメットで「カスク」と言えば、プロロードレースチームも採用する有名な「自転車用ヘルメットのメーカー」です。

ツールドフランスを連覇したクリス・フルームだってカスクのヘルメット着用しているのに「そのカスクが不可ってどういうこと???」ってな感じなのです。

何か大人の事情でもあるのでしょうか?

世界的な自転車用ヘルメットメーカーのKASK(カスク)

世界的ヘルメットブランドのKASK(カスク)
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ここで世界的なヘルメットメーカーのKASK(カスク)をご存知無い方のために、KASK(カスク)を紹介しておきます。

参考 KASK

KASKはイタリアのスポーツ用メルメットメーカーで、2004年創業ながら、その品質の高さを認められて、自転車レースの世界でもプロロードレースチームでも採用されるなど、自転車用ヘルメットのトップメーカーです。

デザイン的にもなかなかカッコ良いヘルメットが多く、KASKのヘルメットの中の一つであるmojitoなどは、俗に言う「キノコ頭」にもなりにくいヘルメットとしても評価が高かったりします。

KASKのヘルメットは値段が高くて、自転車初心者などではおいそれとは手が出しづらいのですが、あれこれ安いメーカーを探しても、結局は一番良い製品に行き着くのが自転車用品ですから「ヘルメット選びに迷ったらKASKを買っておけば間違いない!」的な、超一流のスポーツ用のヘルメットメーカーです。

もちろん、日本自転車競技連盟(JCF)でも公認/推奨ヘルメットとして登録されています。

それがどうしてレースでの使用が不可なのでしょう?

KASK(カスク)のヘルメット

KASK(カスク) MOJITO 3 GRY M ヘルメット 52-58cm グレー

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自転車レースではKASKのヘルメットは良いけどカスクは禁止!

自転車レースでヘルメットのKASK
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少し「ナゾナゾ」みたいになってしまいますが、自転車レースでは「KASKのヘルメットは良いけどカスクは禁止」なのです。

ん? よく解りませんよね?

ちょっと穿った物の見方をしてしまう僕は、初めてこの事実を知った時は「大会のスポンサーの関係かな?」などということを考えてしまいました。

「スポンサーの競合メーカーなので、大人の事情で排除されているのかな?」などと考えたのです。

せっかく高いヘルメットを買っても、そんな大人な理由で排除されてレースで使えないなんて、そんな大会は嫌ですよね。

そんなわけで、カスクの使用が禁止されている本当の理由が気になったので、とある大会運営部に「どうしてカスクが駄目なんでしょう?」と質問してみました。

簡易ヘルメットのカスク

カスクのヘルメット
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「どうしてカスクが駄目なんでしょう?」と、問い合わせてみた結果、驚きの答えが返ってきました。

その答えがこちら。

革製やウレタン素材で出来た簡易ヘルメットのことを「カスク」と呼びます。

「カスク」はヘルメットのような高い安全性が無いため、自転車レースでの使用を禁止しています。

「カスク」は頭部を保護するためのヘッドギアのようなもので、一昔前は自転車レースなどでも使用されていました。

ヘルメットにはちょっと抵抗有るけど「カスクなら帽子みたいでファッション性もあるし・・・」というところで、以前は自転車レースなどでも着用している方も多かったようです。

ところがそのカスクを被っていても死亡事故などが起きたりしたことから「カスクには十分な安全性が無い」という判断がされました。

そのため、JCFの公認は取れないのはもちろんのこと、一般的に行なわれている自転車イベントやロードレースなどへの参加する際も「カスク」では不可とするところがほとんどになっているようです。

なるほど。

ちなみにこちらの「カスク」は「casque」と書くようです。

当然、ヘルメットメーカーの「KASK」とは全くの関係ありません。

カスクとKASKでは文字が全く違うので、海外ではおそらく発音も全く違うと思われ、カスクとKASKを混同する人は居ないのでしょうが、日本語の場合はカタカナになってしまって混乱を招いているというわけです。

ややこしいですね。

「カスク」の存在を知らなかったというのは僕だけではないようで、世間的にも同じように勘違いしている人が沢山居るようです。

不安に思ってイベントの運営本部に問い合わせする人多いのでしょう、コウノトリチャレンジライドでは、多数の問い合わせがあったため、大会概要を多くの人に分かりやすく変更するなどしているようです。

上記に「ヘルメット(カスク不可)」とありますが、正しくは・・・
「ヘルメット(カスク:casqueのような安全性の弱い簡易ヘルメットは不可)
と補足説明をさせて頂きます。
ご説明に不備がございまして誠に申し訳ございませんでした。
カスク(KASK)というヘルメットメーカーがあることから
説明不足で困惑されたかと思います・・・
この件につきましてお問い合わせよりご指摘を頂戴し有難うございました。
引用元:http://www.geo-ride.com/blog/2014/07/post-49.html

他にも書き方はそれぞれですが「カスク casqueのような安全性の低いものは不可」とか「革製、ウレタン性の簡易ヘルメットのカスク」などと解りやすく記載しているところもありました。

カスクの安全性は低い

実際問題で、僕自身もこの「カスク」を見つけた時は、ヘルメットよりも手軽で良さそうな気もして買おうかどうか検討したこともあります。

しかし安全性に関しては帽子と同じレベルと考えた方が良いかと思います。

全く何も被らないよりはマシでしょうが、安全性を計算されて設計されたヘルメットとは安全性が異なります。

イベントやレースだけでなく、日常公道を走る際にも、自転車で走行中に点灯してアスファルトに頭を叩きつけられた時に頭を守れるような安全性hありません。

やはり、きちんとしたヘルメットを被っていた方が良さそうですね。

というわけで、KASKとカスクの違いを理解していただけたでしょうか?

これで安心してKASKのヘルメットで自転車イベントやロードレースにも出場できますね!

KASK(カスク)のヘルメット

KASK(カスク) ヘルメット MOJITO X RED/WHT S サイズ:48-56cm

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