本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

★★ セール情報 ★ ★

競技用自転車の種類や用途の種類と解説

自転車競技の種類や用途の種類と解説

自転車のレースや用途と言えば、オンロードを走るロードレース、オフロードを走るマウンテンバイク、アクロバットな技を競うBMXあたりが主流かなと思っていたのですが、2015年あたりからいろいろと細分化され、用語も増え始めたように思います。

僕の中でも、言葉として用語は聞いたことがあるものの、それが一体どんなものなのかの認識が曖昧になっていたりもしたので、こころらで再認識するために自転車の競技や用途について調べ直してみました。

ロードレース(ロードバイク)

一般公道を使用して指定しされたコースをロードバイクで走行するレース

ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャなどが代表的なロードレースで、この三大レースをグランツールなどと呼ぶ。

上記のグランツールのようにステージが複数設けられて数週間に渡って開催される大型のレースの他、ワンデーレースと呼ばれる一日で結果が確定するレースなどがある。

参考 UCI(国際自転車競技連合)
参考 JCF(日本自転車競技連盟)

ヒルクライム

ヒルクライム

ロードバイクを使用して山岳地の登坂をメインにした走行やレースを指す。

一般的に自転車では坂道は避けたいものの一つではあるものの、ロードバイクなどに乗るようになると坂道を上ることを好む人も多く、坂道を上ることを目的にロードバイクで走行することをヒルクライムと呼んだりもする。

ヒルクライムでは重力に逆らって走行することになるため、軽量なほど有利になることから、車体の軽量化が重要なポイントになる。

ただし国際自転車競技連合(UCI)の規定によりレース用の自転車の車体重量は規定を下回ってはいけないとされているため、体重の軽い小柄な選手がヒルクライムでは活躍することが多い。

ヒルクライムトレーニングの極意 50歳からでも速くなる!

ヒルクライムトレーニングの極意 50歳からでも速くなる!

村山 利男
1,654円(04/20 19:08時点)
Amazonの情報を掲載しています

タイムトライアル

定められたコースの走行時間の短さを競うロードレース。TTと省略されることがある。

空気抵抗を少なくするために、フレームが楕円状になったエアロフレームや、ブルホーンバー、うつ伏せの状態で走行できるようなDHバーなどが装備されたタイムトライアル仕様のロードバイク(TTバイク)が使用される。また空気抵抗を極力少なくするようにデザインされた独特なフォルムのヘルメットも特徴の一つ。

トライアスロンレースなどでもタイムトライアル仕様のロードバイクが使用されることが多い。

エンデュランス

エンデュランス

Enduranceの耐久という意味から、長距離走行、長時間走行などのロングライドを指す。

一般的に100km以上のロングライドやイベントを指すことが多い。
国内は100-300kmのイベントが主流だが、海外では1,000kmを超えるものもあり、数日間に渡って開催される。

代表的なエンデュランスのイベントとしては、センチュリーライドやグランフォンドがある。

センチュリーライド

100マイル(約160km)を8時間以内で走破するようなエンデュランスレースやイベントはセンチュリーライドと呼ばれる。これはハワイのホノルルで開催されるホノルル・センチュリーライドに倣ったもの。

グランフォンド

センチュリーライドに対して、山岳地をメインに走るロングライドのイベントはグランフォンドと呼ばれる。

ブルべ

エンデュランスイベントの一種で、予め設定されたコースをいくつかのチェックポイントを通過しながら制限時間内に完走することを目的としたロングライドイベント。

一般社団法人オダックス・ジャパンが日本国内では主に運営と促進活動を行っているようです。

参考 一般社団法人オダックス・ジャパン(AJ)

エンデューロ

規定時間内にどれだけ走れるかを競う耐久レースや、定められたコースでタイムを競う耐久レースをエンデューロレースなどと呼ぶ。耐久レースという意味でのエンデューロレースはロードバイクよりもマウンテンバイクで盛んな印象です。

トラックレース(トラックレーサーなど)

速さを競うレースで通常は陸上競技や自転車競技の専用のコースで行われる。競技場内のコース(トラック)を周回することからトラックレースと呼ばれる。
競輪やスプリントなど。

スプリント

個人レースで速さを競う競技。
基本的には二人で競い、250mのトラックを3周して勝敗を決める。

個人で対戦する個人スプリントや、チームで競うチームスプリントがある。

チームパシュート

4人1組になった2チームで行われる競技で4kmの走行タイムを競う。
相手を追い抜くか、走行タイムを上回ることで勝利となる。

競輪(ケイリン)

主に6人以上でレースが行われる。
トラックを6周するうち、最初の3週は先頭誘導車(ペースメーカー)が風よけのためにレースを誘導しながら50km/hまで加速し、残り3週で先頭誘導車が離脱した後にレースが本格化する。

オムニアム

トラックレースの複合種目で総合ポイントを競う。

マディソン

2人1組のペアで行われる競技。男子は50km、女子は30kmでの走行タイムを競うリレー競技。

シクロクロス(グラベルロードなど)

シクロクロスは起伏やぬかるみのあるオフロードの競技場を走る自転車競技。

起伏を設けたコースが設定され、ぬかるんだ泥水の中を走行したり、時には自転車を担ぎながら完走する。もともとはロードレーサーがオフとなる冬場のトレーニグとして始まったという歴史があるため、開催は主にロードレースのオフシーズンである冬に行われる。

使用される自転車はシクロクロスバイクなどと呼ばれ仕様としてはコンポーネントはロードバイク、タイヤはロードバイク用よりも太くブロックを備えたシクロクロス用のタイヤが使用される。

また自転車パーツメーカー大手のシマノもグラベル専用のコンポーネントであるGRXシリーズを2019年からラインナップに加えた。

グラベルロードとシクロクロスバイクの違い

グラベルロードとシクロクロスバイクの違いについて混同されやすいが、ジャンル分けとしては、UCIの規定に添ったレース仕様の自転車をシクロクロス、同様のコンセプトでオンロード、オフロードともに走行できる仕様のロードバイクをグラベルロードなどと呼んだりすることが多い。

フレームは太いタイヤに対応したり衝撃吸収性を高めたり、泥詰まりを避けられるような構造になっているなど専用の設計になっているのが特徴。

クロスカントリー(マウンテンバイク)

クロスカントリー

野山(森林、丘陵地、不整地など)を駆け巡るという意味からオフロード走行やオフロード競技を指す。

トレイルライドやダウンヒル、トレイルクライムなどもクロスカントリーに含まれる。

メーカーによってはマウンテンバイクをさらに細分化して、クロスカントリーバイクやトレイルバイクなどがジャンル分けしていて、より最適な仕様のモデルが存在する。

トレイルライド

マウンテンバイクで山道を走行することをトレイルライドと言う。

ダウンヒル

マウンテンバイクで山頂から山道を下る走行や競技を指す。

トレイルクライム

ダウンヒルの対語。
マウンテンバイクで山道を上る

BMX

BMX

自転車版のモトクロス(Bicycle Motocross)で、起伏の有るコースをジャンプを繰り返しながら走行し、タイムを競う競技。

フリースタイル

ジャンプ時に回転などのトリックを取り入れてポイントを競う。

自転車の種類やジャンル・特徴に関する記事一覧

更新日:

Copyright© ESCAPE Airと自転車ライフ , 2024 All Rights Reserved.