クロスバイクがパンクしました
クロスバイクは一般的な自転車と比べると「タイヤが細いのでパンクしやすい」という話を聞いていたので、クロスバイクに乗り始めた当初は、「そんなに頻繁にパンクするものなのか」と過剰なまでに不安を抱えていました。
実際、28Cなどのタイヤだと、一般的な自転車のタイヤよりも細いので、タイヤの中に入る空気量も少なくなるため、一般的な自転車と同じ様な調整で滅多にタイヤに空気を入れなかったりすると、ちょっとした段差などに乗り上げた際に、衝撃を吸収しきれずに、チューブを傷めてパンクをしてしまうなんてことも起きやすくなります。
しかし、1週間に一度程度の頻度で空気をいれてあげれば、そんなに頻繁にパンクをするものではなく、一般的な自転車と比べても、同じ程度なのかなというのが僕の実感としての感想です。
なので、クロスバイクを購入した当初はパンクに怯えながら乗っていた私ですが、そこまで神経質になる必要はないと気がついてからは、パンクのことなど殆ど考えないでサイクリングを楽しむようになっていました。
そんなある日、ついに初めてクロスバイクでパンクを経験しました。
クロスバイクに乗り始めて走行距離は約3,000kmほどでした。
しかし、何か鋭利なものを踏んでのパンクではなく、いつの間にかフロントのブレーキシューがズレていて、ブレーキシューの一部がタイヤに触れていたのです。
ブレーキをするたびにブレーキシューがタイヤに直接当たるので、知らず知らずタイヤを削ってしまっているのに気づかずに、タイヤに穴が開くまで乗ってしまったのがパンクの原因でした。
要するにメンテナンス時のケアレスミスだったのですが、こんなパンクもあるんですよね。
自力でパンクを修理しよう
クロスバイクがパンクしたのはサイクリングロードで、自宅から30kmほど離れた場所でした。
実はロードバイクやクロスバイクが一般的な自転車よりもパンクを警戒しているように思えるのは、距離の問題があると思います。
クロスバイクでもサイクリングに出かければ20km~100kmくらいの距離は乗ってしまいます。ロードバイクだとさらにその倍くらいは走ったりもするわけです。
一般的な自転車のように、何も考えなくてパンクしてしまうと、どうしようのない状況になってしまうので、「パンク修理キットの携行」は必須ですし、パンク修理も自分自身で出来るようになっておいた方が良いというわけですね。
市街地であればどうにかなると思いますが、人里離れた場所だったりすると、自力でなんとか切り抜けるしかありません。
パンク修理の方法を忘れた
さて、自転車を適当な場所に移動させてからパンクの修理に取り掛かりました。
パンクしても困らないように、事前にチューブ交換の方法などは予習しておいたのですが、すっかり手順などを忘れている始末。
目の前を通り過ぎるロードバイクの方々に「助けて欲しいなぁ」と思いつつも、誰も立ち止まってくれたりはしません。
そんな時に思ったのが、自動車のようにハザードランプを点灯させたり、非常灯を焚いたりすれば、トラブルの最中の人が「何か困っている。SOSを出している」というのが分かるわけですが「自転車でもそういうものがあれば良いのにな」ということです。
自力でどうにかできなくなったけど、なかなか助けを求められない人も結構居るはずですよね。
自転車乗りの中で共通の「SOSのシグナル」があれば、きっと救われる人も居るんじゃないかと思い、考えたのがホイールに上着などを巻き付けるというものでした。
ネット検索でパンク修理方法は見つかる
今回のパンクではパンク修理キットも新しいチューブも持っていたので、誰かの助けを借りずとも、自力でどうにか出来る状況だったので、インターネットで「ロードバイクのパンク修理方法」などで検索すれば、修理方法をまとめてくれた記事や動画が見つかりますから、それらを参考に作業すれば良いと思います。
一応、僕自身も、自分が情報を忘れてしまわないように、自転車のパンク修理についての記事をまとめています。
自走できる状態にできればとりあえずOK
予行練習を除けばパンク修理が実質初めてだった僕でも、20分程度でチューブを交換してパンク修理を無事完了させることができました。
空気入れに関しては、携行性を考えて、小さなサイズのポンプしか携帯していなかったので、通常の空気圧まで空気を入れることはできませんでしたが(というか、そもそも空気圧計がない)、ある程度空気を入れて、自走できる状態になったので、とりあえずはそれで良いと思います。
段差などには気をつけなければいけませんが、途中でサイクルショップなどに立ち寄って、フロアポンプで空気をちゃんと入れれば良いわけですからね。
携行に便利な小さなポンプは昔はあまり種類がありませんでしたが、今はいろんなタイプのミニポンプがあるので一つは持っておきたいですね。
初めてのパンクでも予行練習しておけば怖くない
パンクはするよりもしない方が良いのは間違いないですが、自転車に限らずでタイヤを使用している乗り物にとってパンクは避けられないトラブルの一つです。
よほど運が悪いとかでない限りは、それほど頻繁にパンクするものではありませんが、パンクした時に自力で対処ができないと、どうしようもない状態になってしまいます。
特に、遠くまでサイクリングに出かける場合は、遠くに行けば行くほど、トラブルに対しての不安は大きくなりますから、サイクリングを楽しむためにもパンク修理を自力でできるようになっておいた方が絶対に良いでしょう。
幸い、クロスバイクやロードバイクのタイヤの修理は簡単に行えるので、予行練習をしておけば、いざという時にも焦ったりすることはないと思います。
もちろん。予行練習をしていたもパンク修理キットや交換用のチューブがなければどうしようもなくなるので、携行品として常備するのをお忘れなく。
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