子供の送迎用の自転車の後ろに装備していたチャイルドシートが不要になったので取り外ししました。
子供が保育園や幼稚園に通っている時は必須装備でしたが、子供もすでに小学校の高学年になったこともあり、取り外すことにしました。
「もう使用することもないな」と思いつつもずっとそのままにしていたのですよね(笑)。でも、そんな人って多いと思います。
せっかくなので、自転車のチャイルドシートを取り外して、代わりに後ろカゴを装備することにしました。
チャイルドシートのメーカーによっては、取り外し方法が多少違うとは思いますが、基本的にはどれも同じような方法で取り外せると思うので、その方法をまとめておきます。
自転車のチャイルドシートを取り外す方法
子供が保育時代からずっとお世話になってきたチャイルドシート。
装備したままでも特に困ることはなく、不要になった後もずっとそのままにしておいたのですが、いつまでもそのままにしておくよりは、後ろカゴに交換した方が便利だということで、自身でチャイルドシートの取り外しと、後ろカゴの取り付けを行いました。
では、さっそく取り外していきたいと思います。
自転車用チャイルドシートの固定方法はメーカーによって多少異なりますが、多くの場合は、自転車の荷台にネジで固定しています。
なので、まずはネジを探す必要があります。
多くの場合、座席シートの下などに隠されて見えないようになっています。このネジさえ見つかれば作業は半分終わったようなものです。
OGKのチャイルドシートの場合、座席に敷かれているシートカバーのクッションを剥がすと、ネジが4本確認できます。
これらのネジは一般的な普通のプラスネジなので、太めのプラスドライバーがあれば回すことができます。
特に気を付けることもなく、順番に外していけば良いだけです。
ちなみに僕が使用したドライバーはPB SWISS TOOLSのドライバーセットです。
世界的に有名なメーカーなので、品質の高さはもちろんですが、カッコ良いロールカバーに入ったドライバーセットでとても気に入っています。
もちろん精度も高いのでネジをナメてしまうことも少ないですし、使い勝手も良いドライバーです。
「工具は良いものを使用する」というのが私のモットーでもあります。
ということで、ネジを外せば一気にチャイルドシートの取り外し完了です!早っ(笑)
ネジを4本外せば自転車のチャイルドシートの取り外しはできると思いますが、安全対策のためにネジを外して「カチャン」と外れてしまわないように、安全対策でチャイルドシートをベルトなどで自転車本体に固定している場合もあります。
OGKのチャイルドシートの場合も、ストラップを使用してシートポストに固定されていましたが、こちらはバックルを外すだけで簡単に解除できました。
というわけで、開始5分もかからずにチャイルドシートの取り外しが完了。
こんなに簡単ならもっと早くに取り外しておけば良かったと思いました(笑)
後ろカゴを取り付けない人は、汚れを拭き取って、これにて作業終了って感じです。
自転車に後ろカゴを取り付ける方法
自転車用のチャイルドシートを取り外したあとは、後ろカゴを取り付けます。
ママチャリの醍醐味と言いますか、後ろカゴを装備するだけで、荷物の積載量が飛躍的にアップします。
日頃の買い物なども前カゴだと入りきらないことも多いですし、後ろカゴに載せた方が安定もするってことで、個人的には必須装備だと思います。
今回取り付けるのはOGKのリアバスケット(RB-052)。
30リットルのちょっと大きめの後ろカゴです。
もっと小さいサイズの後ろカゴもありますが、大は小を兼ねるですし、わざわざ荷台を殺してカゴを取り付けるわけですから、大きい後ろカゴの方が圧倒的に便利なので、せっかく後ろカゴを取り付けるのであれば、大きい後カゴがおすすめです。
後ろカゴを自転車の荷台にセットします。
付属品は、固定用のプレート2本とネジが4本です。
プレートを荷台の下にセットして、上からネジをねじ込んで後ろカゴを固定します。
こちらのネジも普通のプラスネジなので、普通のプラスドライバーがあれば作業ができます。
特に難しいことはありませんが、気をつけたいポイントが一つ。
後ろカゴをサドルに近づけすぎない
です。
後ろカゴをサドルに近づけて設置すると、自転車に乗った時に背中にカゴが当たってしまいます。なので、なるべく後ろに下げてから固定するようにしましょう。
ネジを緩く仮止めして、この時点で一度自転車に乗ってみると、どんな感じかが確認できると思います。
金具の取り付け。
金具は凹の形になっているので、凹の形になるように、凹んだ側が上側になるようにして、荷台の下に設置してネジで止めていきます。
金具とカゴで荷台を挟む状態にしてカゴを固定します。
ネジにはスプリングワッシャーと普通のワッシャーが二つ付いた状態で入っています。金具と連結させる際には、ワッシャーは取り外さず、そのままの状態で連結させます。
ネジを全て締めたら、最後は緩みがないかを対角締めで確認して作業終了です。
対角締めとは、ネジやボルトを対角線上に徐々に締め付けていく方法で、ネジの緩みを防ぐ効果があります。
無事にチャイルドシートから、後ろカゴに交換できました。
自転車のチャイルドシートを外して後ろカゴに交換する作業まとめ
子供が小さい頃は必須だった自転車のチャイルドシートでしたが、必要がなくなった後も特に困ることがないことや「取り外しが大変そうだ」というイメージもあったため、何年もそのままで乗り続けていましたが、いざチャイルドシートの取り外しを行ってみると、とても簡単な作業で、5分程度で取り外しができました。
こんなに簡単に取り外しができるのであれば、もっと早くに取り外ししておけば良かったなと思いました。
後ろカゴについてもチャイルドシートと同じ方法で固定するので、特に難しい作業はなく、こちらも5分程度で取り付け完了。
わずか10分程度でチャイルドシートから後ろカゴに交換することができました。
メーカーによって、取り付け・取り外し方法は異なるとは思いますが、いずれも特殊工具が必要とか、複雑な取り付け方法になっているとかではなく、どこにでもあるドライバーだけで簡単に作業ができるものがほとんどだと思いますので、チャイルドシートが不要になっても装備したままの自転車に乗っているなら、是非、取り外しにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。