自転車は子供から大人まで乗れる便利な移動手段ですが、運転するのに免許やテストが無いため、交通安全を考えるのであれば、自転車に乗る人それぞれが交通ルールを把握して守りながら乗るということが大切になります。
我が家でも子供が公道デビューする際には、1年くらいは一緒に走って、街の中にある危険ポイントやルールについて説明しながら練習をしたものです。
「赤信号は守る」レベルのルールであれば全く問題ないのですが、左側通行や併走などのルールになると途端に難しくなるので、ルールを教えたり説明するのに苦労をしたものです。
そんなわけで「何か良い教材があれば」と思っていたのですが、子供たちの中で一世を風靡した「うんこドリル」とトヨタがコラボレーションした「うんこ交通安全ドリル(自転車編)」
がルールを覚えるのに良さげな教材だと思ったので紹介しておきます。
うんこ交通安全ドリル(自転車編)
うんこ交通安全ドリル(自転車編)は、うんこトリルの出版元である文響社とトヨタ・モビリティ基金が協業して、小学生の交通安全のための取り組みとして自転車の交通安全を楽しく学べることを目的としたもので、2021年4月6日に発表された「うんこ交通安全ドリル」の冊子とオンラインゲームに次ぐ第二弾。
参考 うんこ交通安全
参考 うんこ交通安全ドリル(自転車編)
うんこ交通安全ドリル(自転車編)の概要
ブリジストンサイクルも協力し、小学生の交通事故死傷者のうち、歩行中の事故に次いで多い、自転車乗用中の事故を減らすことが目的に制作されたもので、自転車乗用時の基本的なルールや危険なポイントなどについて、うんこを交えたクイズ形式で構成されています。
交通安全の話になると、堅苦しくなってしまいがちで、子供たちの耳に大切な情報が届きづらいという問題がありますが、うんこドリルのキャラクターを使用することで楽しく自転車の交通ルールなどについて学べるような教材になっています。
うんこ交通安全ドリル(自転車編) スライド
スライド形式のうんこ交通安全ドリルで、クイズ形式で危険ポイントや注意点について学べる教材で、基本的なポイントについて楽しみながら学べるようになっています。
オンラインゲーム
スライドで基本的なルールなどを学んだ後は、オンラインゲームにチャレンジして、より深い理解ができるようになっています。
全30問のうち10問がランダムで出題されるようになっていて300点を獲得するとうんこを獲得できるというゲーム感覚で遊べる教材です。
楽しいからルールが頭に入りやすい
勉強やルールを覚える話になると、堅苦しい感じになってしまい、その瞬間に子供たちの目が死んでしまうということもありがちだと思いますが、うんこドリルであれば、キラキラと目が輝き、楽しみながらルールや危険ポイントについて学ぶことが出来るため、頭にも入りやすく理解が早まるだろうなと思います。
何に関してもそうですが、楽しみながらできること、興味を持てることが、何かを学ぶにはとても大切なことだと思います。
このような教材が無料で利用できるようにしてくれている、文響社やトヨタの取り組みは本当有り難いなと思いますね。
ちなみに個人的な印象ですが、自転車のルールを守っていないのは、子供ではなくて大人がほとんどだと思います。大人は子供たちにとっての手本(教材)でもあるので、まずは大人からしっかりとルールを守って、交通安全を意識した自転車の乗り方をしたいものです。