台風の速度を表現する時に「自転車並みの速度」などと表現されることがあります。
この、自転車並みの速度とは、一体どの程度の速度を表した言葉なのでしょうか?
また、実際の自転車の速度はどの程度なのかについても調べてみました。
天気予報で想定されている自転車並の速度
実際の天気予報で「自転車並みの速度」と表現される際の台風の速度について調べてみると、だいたい時速10キロから時速20キロの範囲が自転車並みの速度と表現されるようです。
台風としては、非常にゆっくりとした速度で、自転車並の速度という表現と共に、「ノロノロ」や「遅い」などの表現がされることが多いようです。
実際の自転車の速度
では、実際の自転車の速度はどの程度かについて、実際に私自身が自転車にサイクルコンピューターを取り付けて走行した際の速度のイメージからまとめてみると下記のような感じになります。
ただし、自転車は。別称「ふんだらモーター」とも言われる通り、自力で踏まないと進まない乗り物ですから、乗る人の体力などによっても大きく左右されます。
また、MAXスピードはどの自転車においても大差が出てこないものと思われますので、あくまで一般的な体力の人が、あまり苦しく無い程度で走れる速度の目安で考えてみました。
一般自転車の速度
いわゆるシティサイクルと呼ばれるもので、中高生などが多く乗っている自転車でもあります。
おそらく、台風情報で「自転車並み」と呼ばれる自転車とは、一般自転車のことだと思われます。
時速10km〜15km
電動アシスト自転車の速度
電動アシスト自転車は動力を使用するため、一般自転車よりもスピードは出やすくなります。
時速15km〜20km
クロスバイクの速度
クロスバイクは一般自転車よりも、速度が出やすい設計になっているので、当然速度も速くなります。
時速20km〜25km
ロードバイクの速度
ロードバイクはさらに速度が出やすい設計になっているので、一般的な自転車と比較するとかなり速く走ることができます。
時速25km〜30km
そのたの〇〇並みの速度の目安
自転車並みの他にも「〇〇並みの速度」と表現されることがあるので、その代表的な例えと速度の目安を調べてみました。
徒歩並み
大人の歩くスピードは時速4km程度だと言われています。
自動車並み
自動車並みの速度は、法定最高速度である時速60kmや高速道路の方て最高速度である時速100kmあたりが、自動車並みの速度として例えられることが多いです。
新幹線並み
速い乗り物の代表的な存在である新幹線もよく例えられる乗り物のです。
一昔前は時速120km程度が新幹線並みの速度の感覚だったと思いますが、今は時速200km~280kmあたりが目安になる感じです。
飛行機並み
飛行機も速さを表すのに使用される乗り物ですが、時速1,00kmあたりが目安となります。
台風の自転車並みの速度の速さまとめ
台風の情報で言われる「自転車並の速さ」の基準は、おそらく一般的なシティサイクルで出せる速度を基準にしているような感じで、だいたい時速10kmから20kmあたりで使用される表現のようです。
特に、時速15kmあたりだと「自転車並みの速度」と呼ばれることが多いように思いますね。