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中国カーボンホイールメーカーのSUPERTEAMについてのまとめ

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カーボンホイールと言えば、ロードバイクなどのホイールのカスタマイズで最終的に辿り着く憧れのパーツだったりします。

カーボンホイールと言えば、一昔前までは20万円を超えるような高級品が多く、カーボンホイールを購入するのは、ある程度本格的にロードバイクに乗っている人が中心でした。

しかし、今では5万円を切る価格で売られているカーボンホイールがあるなど、昔では考えられないくらい安くカーボンホイールを購入できるようになりました。

その代表的なメーカーの一つが、中国のカーボンホイールメーカーの「SUPERTEAM」です。

中国の格安メーカーが登場した当初は「安かろう悪かろうでしょ」「どうせ中国製品でしょ」というような品質を疑う意見も多かったものです。

しかし、実際に使用してみた人も徐々に多くなり「全く問題ない」「価格を考えたら素晴らしいコストパフォーマンス」などプラス評価の意見も多くなり、中国製カーボンホイールメーカーはその地位を確立し、それまでカーボンホイールの市場を独占していたようなヨーロッパメーカーを脅かす存在にまでなっています。

古い情報を探ると、スポークのテンションを緩く組んでいるとか、切断してみればカーボンの厚さが不均等という情報が見つかったりもするのですが、近年はそのような情報もほとんど見ることがなくなりました。

その理由として、機械化され技術が進歩した中で、職人技に頼ることなく安定した品質の製品が作れるようになったことが挙げられるかと思います。

この点についてはカーボンホイールに限らず、中国製品は2015年あたりから一気に品質が良くなり、粗悪な製品を心配する必要はあまりなくなってきている印象です。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、SUPERTEAMもそんな中国カーボンホイールメーカーの一つです。

Amazonなどでロードバイク用のカーボンホイールを探していると、比較的安い価格でSUPERTEAMの製品が見つかるため、

「SUPERTEAMってどんなメーカーなの?」
「中国製のカーボンホイールだけど大丈夫?」
「安いけど実際に使えるの?」
「どのモデルを選べばいい?」

と気になる人も多いのではないでしょうか。

僕自身も以前からSUPERTEAMのカーボンホイールが気になっていたので、メーカーの成り立ちや製品ラインナップ、価格、UCI認証などについて調べてみました。

この記事では、SUPERTEAMがどのようなメーカーなのかを紹介しながら、現在販売されているカーボンホイールについてもまとめています。

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カーボンホイールメーカーSUPERTEAMについて

SUPERTEAMは、2015年にMR. Ye(叶金吉)氏によって設立されたカーボンホイールブランドです。

中国のカーボンホイールメーカーということで、Amazonなどで見かける格安カーボンホイールのブランドというイメージを持っている人も多いと思います。

僕も最初は「安いカーボンホイールを販売している中国メーカー」というくらいの認識だったのですが、調べてみると、SUPERTEAMにはOEM・ODMの製造を手掛ける企業を背景に持っていることが分かりました。

Xiamen Baiyexing Outdoor Products Co. 、Ltd (略称 BYX)

親会社 Xiamen Baiyexing Outdoor Products Co. 、Ltd (略称 BYX)
会社名 厦门佰业兴户外用品有限公司
住所 55号 同盛北二路, 同安区, 厦门市, 福建省, 中华人民共和国
2013年設立。
マウンテンバイクやロードバイク用のカーボンホイールのOEM/ODMメーカー。 http://www.byxbike.com/


SUPERTEAMの製造元として確認できるのが、Xiamen Baiyexing Outdoor Products Co., Ltd.(略称:BYX)という中国企業です。

BYXは2013年に設立された企業で、ロードバイクやマウンテンバイク向けのカーボンホイールなどを手掛けているOEM・ODMメーカーです。

SUPERTEAMが2015年に設立されたブランドであることを考えると、ホイールなどの自転車用品を製造してきた企業を背景に、自社ブランドとしてSUPERTEAMを展開していったと考えることができます。

中国では、自社ブランドの製品を販売するだけではなく、OEMやODMによって他社向けの製品を製造しながら製造技術やノウハウを蓄積し、その後に自社ブランドを展開する企業も数多くあります。

SUPERTEAMについても、単純に「Amazonで安いカーボンホイールを販売している会社」というだけではなく、カーボンホイールの製造を背景に持つメーカーが展開するブランドと考えた方がよさそうです。

もちろん、OEM・ODMの実績があるからといって、それだけでSUPERTEAMの製品品質を保証できるわけではありません。

カーボンホイールの場合は、使用されているカーボン素材やリムの設計、製造精度、スポークテンション、ハブなど、さまざまな要素によって製品の性能や耐久性が決まります。

そのため、SUPERTEAMのホイールを購入する場合も、「中国メーカーだから大丈夫」「OEMメーカーだから安心」と単純に判断するのではなく、個々の製品のスペックや保証内容まで確認することが大切だと思います。

では、実際にSUPERTEAMではどのようなカーボンホイールを販売しているのでしょうか。

SUPERTEAMには、比較的購入しやすい価格帯のエントリーモデルから、より高性能な上位モデルまで、いくつかのシリーズが用意されています。

SUPERTEAMの製品ラインナップ

SUPERTEAMの製品は主にカーボンホイールで、その多くがロードバイク向けのホイールです。

エントリーモデルから上位モデルまで複数のシリーズが展開されているため、「SUPERTEAM=安いカーボンホイールだけのメーカー」というわけではありません。

ロードバイク用のカーボンホイールを中心に見ると、価格や仕様の異なるシリーズが用意されており、予算や用途に応じて選べるようになっています。

ここでは、SUPERTEAMの代表的なシリーズについて、それぞれの特徴を見ていきます。

Classicシリーズ


SUPERTEAMの中でも、最もスタンダードな位置付けのカーボンホイールがClassicシリーズです。

Classicと、その上位グレードにあたるClassic Proがラインナップされています。

価格はモデルによって異なりますが、概ね300~400ドル程度のエントリークラスに位置するホイールで、日本円ではおおよそ3万円前後から購入できるモデルがあります。

リムハイト違いや仕様違いなど、豊富に種類が揃っているのが特徴で、安いカーボンホイールを探している人や、とりあえずカーボンホイールデビューしたいと考えている人にとっては、手を出しやすいような価格帯のホイールです。

有名メーカーのカーボンホイールと比較するとかなり手頃な価格なので、

「初めてカーボンホイールを使ってみたい」
「できるだけ予算を抑えてカーボンホイールを導入したい」
「高価なホイールまでは必要ないけれど、見た目をカーボンホイールにしたい」

という人にとっては、候補に入れやすいシリーズだと思います。

また、Classicシリーズにはリムハイトや仕様の異なるモデルが複数用意されているのも特徴です。

単純に「一番安いモデル」を選ぶのではなく、自分のロードバイクの仕様や走り方に合わせて選ぶことができます。

AmazonなどでSUPERTEAMのカーボンホイールを探すと、このClassicシリーズの製品を見かけることが多いと思います。

SUPERTEAM ClassicシリーズをAmazonで探す
参考 SUPERTEAM 一覧(Amazon)

カーボンホイールとしては比較的手を出しやすい価格なので、「SUPERTEAMを試してみたい」という人が最初に検討するシリーズとしては、このClassicシリーズが有力候補になるでしょう。

ただし、同じClassicシリーズでもリムハイトやブレーキ規格、タイヤへの対応などが異なる場合があるので、購入する際には価格だけでなく、自分のロードバイクに取り付けられる仕様なのかを確認しておくことが重要です。

S-All CARBON ULTRAシリーズ

「S-ALL CARBON ULTRA」は、SUPERTEAMの中でも比較的上位に位置するカーボンホイールシリーズです。

エントリークラスのClassicシリーズと比べると、価格だけでなく使用されているパーツやホイールのデザインも大きく異なります。

リムハイトは50mmに統一されており、SUPERTEAMのセラミックハブを採用。さらに、5.2mmという幅広で太いカーボンスポークが使用されています。

特に太いカーボンスポークは見た目にも大きな特徴があり、一般的な細いスポークを使用したホイールとは違って、重厚感や迫力のある独特なスタイルに仕上がっています。

性能だけでなく、ロードバイクに取り付けたときの見た目にもこだわりたい人には面白いホイールだと思います。

価格はおおむね850ドル前後となっており、Classicシリーズと比較するとかなり高くなります。

SUPERTEAMというとAmazonなどで販売されている5万円前後の格安カーボンホイールのイメージが強いですが、S-ALL CARBON ULTRAまで見てみると、SUPERTEAMにもミドル~ハイエンドクラスの製品が用意されていることが分かります。

「できるだけ安くカーボンホイールを購入したい」という人にはClassicシリーズの方が向いていますが、SUPERTEAMの中でも少し上のグレードを選びたい人や、特徴的なカーボンスポークのホイールが欲しい人なら、S-ALL CARBON ULTRAは候補になってくるでしょう。

※価格は為替レートや販売時期によって変動するため、購入前に最新価格を確認することをおすすめします。
参考 S-All CARBON ULTRAシリーズ
参考 S-ALL Carbonシリーズ

S-ALL CARBON EVOシリーズ


S-ALL CARBON EVOシリーズは、SUPERTEAMの中でもハイエンドに位置するカーボンホイールシリーズです。

Classicシリーズなどのエントリーモデルとは異なり、性能だけでなく、ハブやスポーク、リムの構造などにもこだわった仕様になっています。

EVOシリーズには大きく分けて「EVO」と上位モデルの「EVO Ⅱ」がラインナップされています。

EVOシリーズはSUPERTEAMのセラミックハブ、また、5.2mmの幅広の太いスポーク(EVOシリーズ)が採用されているので、高級感のある見た目にもなっていて、特に白スポークはカッコいいなと思います。

EVOシリーズはディスクブレーキ専用設計となっており、リムにはスポークホールのない「穴無しリム」を採用。リムテープを必要としない仕様になっています。

また、SUPERTEAM独自のセラミックハブや、5.2mm幅のカーボンスポークを採用しており、一般的なスポークを使ったホイールとは違った、独特の存在感があります。

特にカーボンスポークの存在感が大きく、ホイール単体で見てもかなり高級感のあるデザインです。個人的には、白いカーボンスポークを採用したモデルがかなりカッコいいと思います。

さらに上位モデルとなるEVO Ⅱでは、4mm幅のカーボンスポークとDT SWISS製ハブを採用しています。

DT SWISSのハブを採用していることもあり、SUPERTEAMの中でもかなり本格的な仕様になっています。

価格もEVOシリーズで1,300~1,500ドル程度と、Classicシリーズと比べるとかなり高価です。

「中国メーカーだから安い」というイメージでSUPERTEAMを見ると、この価格には少し驚くかもしれません。

しかし、ハイエンドモデルまでラインナップされていることを考えると、SUPERTEAMは単なる格安カーボンホイールメーカーではなく、エントリーモデルからハイエンドまで展開しているメーカーと考えた方が良さそうです。

カーボンホイールをできるだけ安く購入したい人ならClassicシリーズが候補になりますが、せっかくカーボンホイールに交換するなら、性能や見た目にもこだわりたいという人にはEVOシリーズが気になる存在だと思います。


参考 S-ALL CARBON EVOシリーズ

SUPERTEAMについての雑感

ここまでSUPERTEAMについて調べてみて、個人的に一番意外だったのが、「格安カーボンホイール専門のメーカーだと思っていたら、実際にはエントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広く展開していた」という点です。

AmazonなどでSUPERTEAMを検索すると、5万円前後で購入できるカーボンホイールが多く見つかるため、最初は「安さを売りにした中国メーカー」という印象を持っていました。

しかし、実際に製品ラインナップを調べてみると、Classicシリーズだけではなく、S-ALL CARBON ULTRAやS-ALL CARBON EVOといった、より高価格帯のモデルも展開されています。

特にEVOシリーズになると、カーボンスポークやセラミックハブ、さらにEVO ⅡではDT SWISS製ハブを採用するなど、かなり本格的な仕様になっています。

そう考えると、SUPERTEAMは単純に「安いカーボンホイールを販売しているメーカー」というよりも、比較的リーズナブルな価格帯からハイエンドまで、自社ブランドでカーボンホイールを展開しているメーカーと考えた方が実態に近そうです。

Amazonで購入できるモデルだけがSUPERTEAMではない

アマゾンなどでは、他のメーカーやブランドに比べてかなり安い価格のホイールばかりが並んでいるので、格安専門のカーボンホイールメーカーだと思っていました。

しかし、アマゾンで流通させているのが格安なClassicシリーズしかなかったというだけで、ミドルグレードやハイエンドのカーボンホイールも扱っていることを知りました。

Amazonで見つかる製品だけを見ていると、「SUPERTEAM=5万円前後の格安カーボンホイール」というイメージになりやすいのですが、本家の製品ラインナップまで確認すると、かなり印象が変わります。

特に高価格帯のモデルは海外の公式ショップから購入する形になるため、購入を検討する場合は、ホイール本体の価格だけでなく、送料や税金、保証・返品対応なども含めて確認しておく必要があります。

例えば上位グレードのホイール製品に関しては、本家のショップからでしか注文ができないようです。もし注文した場合は、国際発想で1週間程度で届くようなので、興味のある方は購入してみるのも良いかもしれません。
価格から2%割引のクーポンがあります。

安いカーボンホイールを探しているなら候補になる

もちろん、SUPERTEAMのホイールがすべての人におすすめできるというわけではありません。

カーボンホイールは自転車の重要なパーツなので、価格だけでなく、重量、リムハイト、ブレーキ方式、対応タイヤ、ハブ、スポーク、保証内容などを確認して、自分の用途に合ったモデルを選ぶことが大切です。

そのうえで、できるだけ予算を抑えてカーボンホイールを導入したい人にとって、SUPERTEAMはかなり気になるメーカーだと思います。

特に「いきなり20万円、30万円するホイールを買うのはちょっと……」という人にとって、5万円前後からカーボンホイールを選べるClassicシリーズは、カーボンホイールを試してみる入口として面白い存在です。

予算に余裕がある人なら、ULTRAやEVOシリーズまで含めて比較してみると、SUPERTEAMというメーカーの違った一面が見えてきます。

公式ショップではAmazonでは見かけないモデルも販売されているので、SUPERTEAMのカーボンホイールを検討しているなら、Amazonだけでなく公式サイトのラインナップも一度チェックしてみることをおすすめします。

UCI認証

SUPERTEAMのカーボンホイールについて調べていて、安心材料の一つだと感じたのが、UCI(国際自転車競技連合)の認証を取得しているモデルがあることです。

ここでいうUCI認証とは、UCIが定める競技規則に適合したホイールとして登録・承認されていることを意味します。

特にロードバイク用のホイールを選ぶ場合、単純に「カーボン製だから高性能」「軽いから良い」というだけではなく、競技で使用できる規格に適合しているかという点も重要になります。

SUPERTEAMでは、Amazonなどで販売されているClassicシリーズの中にも、「UCI承認済み」とされているモデルがあるので、SUPERTEAMのカーボンホイールを検討する際には、価格だけを見るのではなく、こうした認証の有無も確認しておくと良いでしょう。

UCI認証がある=すべての品質を保証するものではない

ただし、ここは少し注意したいところです。

UCI認証を取得しているからといって、そのホイールの品質や耐久性、乗り心地などがすべて保証されているという意味ではありません。

UCIの認証はあくまでも、UCIの定める基準に適合していることを示すものです。
購入時にはUCI認証の有無だけで判断するのではなく、重量、リムハイト、対応タイヤ、最大システム重量、ハブやスポークの仕様、保証内容なども確認することが大切です。

また、UCI公認レースで使用する場合には、大会やカテゴリーごとの規定も確認しておいた方が安心です。

とはいえ、以前の中国製自転車パーツに対して「安いけれど品質は大丈夫なの?」というイメージを持っていた人からすると、UCIの基準に適合する製品が普通に販売されているというのは、時代の変化を感じるところではあります。

SUPERTEAMに限らず、現在では中国メーカーからも、国際的な規格や認証を意識した高品質な自転車パーツが数多く登場しています。

「中国製だから安い=粗悪品」と単純に考えるのではなく、実際の仕様や認証、保証、ユーザーレビューなどを確認して製品ごとに判断するのが、現在の中国製カーボンホイール選びでは重要なのだと思います。

ポイント

  • UCI認証を取得しているSUPERTEAMのホイールがある
  • UCI公認レースで使用できる規格に適合したモデルがある
  • ただし、UCI認証だけでホイールのすべての品質が保証されるわけではない
  • 購入時は重量・対応タイヤ・最大重量・保証なども確認する
  • 「中国製だから」という理由だけで判断せず、製品ごとの仕様を確認するのがおすすめです

SUPERTEAMのホイールを購入する場合は、Amazonの商品ページだけでなく、公式サイトでUCI認証の対象モデルや最新の仕様を確認してから選ぶと安心です。

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