自転車のヘルメットを購入する際の悩みは頭のサイズと頭の形です。
僕の場合、頭のサイズが59cmほどで大きめです。
また、頭頂が平らで側頭部が張っている典型的なアジア人タイプの頭の形をしているのと絶壁という最悪の形なのでヘルメット選びでは苦労することになります。
そんなわけで小さな頃から頭の形やサイズに関しては悩みがありました。
そして、ロードバイクやクロスバイク用のヘルメットを選ぶ際にも頭の形が装着した際のフィット感に非常にシビアに関わってくるので、自転車に乗り初めてからもまた頭のサイズや形は新たな悩みになっていたのでした。
そんなヘルメットの悩みを解決してくれたのがアジアンフィットモデルのヘルメットです。
自転車ヘルメットの頭の形とサイズ
欧米人の頭の形と日本人(アジア人)の頭の形
頭の形の特徴は欧米人と日本人(アジア人)では違います。
●欧米人は頭の形が丸く、後頭部は長い
●日本人(アジア人)は側頭部が張っていて後頭部が短い
この頭の形の違いがヘルメットを着用する際のフィット感に影響してくるのです。
また、頭囲が同じでも欧米人とアジア人とで頭の形が違うので、欧米人向けのヘルメットは日本人にとっては側頭部が当たってしまうので小さく感じてしまいます。
有名ヘルメットメーカーのほとんどが欧米メーカー
ロードバイクやクロスバイクなどの自転車用ヘルメットの有名メーカーと言えばKASK(カスク)ヤGIRO(ジロ)などが挙げられますが、そのほとんど欧米メーカーです。
●メット(MET):イタリア
●カスク(KASK):イタリア
●ベル(BELL):アメリカ
●ジロ(GIRO):アメリカ
●レイザー(LAZER):ベルギー
●カーマー(Karmar):韓国
●オージーケー(OGK):日本
他にもヘルメットメーカーはあるかと思いますが ロードバイク用でカッコ良いと思えるデザインのヘルメットは基本的には欧米のメーカーだと思って間違いはないかと思います。
そんなわけでロードバイクやクロスバイク用のあのカッコ良いフォルムのヘルメットは基本的には欧米人の頭の形にフィットするようにデザインされているもので、そのヘルメットを着用すると側頭部が当たってしまったり、後頭部がスカスカで不快に思えてしまうのです。
アジアンフィットで問題解決
欧米人には欧米人用の、東洋人には東洋人用のそれぞれの頭の形に合ったヘルメットをということで、日本人(アジア人)にの頭の形にもフィットするようにデザインされたアジアンフィットモデルがあります。
一応、欧米のメーカーからもアジアンフィットモデルが販売されていますが、そこはやはり餅は餅屋と言いますかアジアのメーカーであるOGKやKarmarなどの方が選択肢が多くフィット感良いのではないかと思われます。
頭が大きく側頭部が張った僕の頭でもジャストフィットするヘルメット
頭にフィットするヘルメットがなかなか無い
冒頭にも書いたように、僕の頭は大きくて、頭頂部が平らで側頭部も張っている上に絶壁という、典型的な東洋人の頭の形をしています。
なのでヘルメットを探す際には60cm以上に対応したサイズを探すなどで、まずはサイズの問題にぶち当たります。
欧米メーカーも60cm以上のサイズにも対応していたりしますが、頭の形が違うので同じ60cmでも横幅が小さく、着用できたとしても側頭部に違和感を感じて不快になることが多いです。
頭の大きな人にとっては欧米メーカーのヘルメットを使用したいと思った時は通常モデルではなくアジアンフィットモデルしか選択肢がありません。
しかし
● 選択肢が少ない
● ジャストフィットした感じが弱い
という別の問題があります。
欧米メーカーは欧米人向けの頭の形に合わせたモデルをメインに製造しているのでアジアンフィットモデルは選択肢が少なくなります。
せっかく欧米メーカーのヘルメットのデザインが気に入っているのに選択肢が少なくなて本来欲しかったモデルを購入できずにアジアンフィットモデルの中から妥協して選ぶというのも本末転倒な気がします。
欧米メーカーのアジアンフィットモデルのヘルメットを試着した際には、さすがにフィット感は欧米モデルよりもあるのですが、なんとなく側頭部が当たってしまう感じなどは残っていたりしました。
「少し違和感があるけど、まぁこんなものかな」と思ってしまえるレベルではありますが、後述する日本メーカーのOGKのヘルメットと比べるとフィット感が弱いのです。
OGKのヘルメットを着用した時の衝撃
ヘルメットのフィット感に悩んでいるなら、アジアのメーカーであるOGKやKarmarなどのヘルメットを選択するとピッタリとフィットするというような話はよく聞いていました。
しかし僕は頑なにそれらのヘルメットを避けて欧米メーカーのヘルメットにこだわっていました。やっぱりロードバイクと言えばヨーロッパが主流になりますから、ヘルメットも格好良い欧米メーカーから選択したかったのです。
そんなある日、クロスバイクで使用できるようなカジュアルなヘルメットを探していたときに見つけた街乗りカジュアル用のヘルメットであるOGKのKOOFUに興味を持ちました。
ロードバイク用のヘルメットにありがちな派手なデザインではなく、街乗り用とでも主張しすぎない地味なカラーリングで「これならアジアメーカーでも格好良いヘルメットだな」と一目惚れに近い感じで気に入ったヘルメットでした。
そして早速、取り扱いショップまで行って試着してみたところ、そのフィット感に衝撃を受けたのです。
今までフィットするヘルメットが無いと悩んでいたのが嘘のようなジャストフィット感だったのです。
一番の問題だった側頭部が当たってしまう違和感も全く感じさせない完璧なまでのフィット感は「さすが日本人の頭の形を知り尽くした日本メーカーだ」と否が応でも納得させられるものでした。
自転車のヘルメットは基本的に乗車中はずっと着用するものですから、少しでも違和感があるとずっとそれが気になりますし着用時間に比例して不快度も大きくなってしまいます。
なのでヘルメットのフィット感は大切で、違和感の有る無しは非常に重要なので、一度でもこのフィット感を知ってしまうと他のヘルメットは着用できないなと思ってしまうほどです。
頭の形や大きさに悩んでいる人はアジアメーカーのヘルメットがおすすめ!
そんなわけで、頭の大きさや形に悩んでいる人は、是非アジアメーカーのヘルメットを選択肢として考えてみてください。
OGKやKarmarなどのアジアのメーカーのヘルメットがあれば試してみるのが良いと思います。きっとそのフィット感に驚くはずです。
ずっと拒んでいたアジアメーカーのヘルメットがまさか自分にとって最もフィットするヘルメットになるとは思ってもいませんでした。
灯台下暗し、OGKのKOOFUで知ったフィット感があまりに快適で今後のヘルメットも全てOGK製になりそうだと思えるほどなので間違いありません。
おすすめです。
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