ロードバイクやクロスバイになどには基本的にカゴなどを取り付けることはないので、ちょっとした荷物を運ぶ必要がある時などはバックパックやメッセンジャーバッグで持ち運ぶのが基本になります。
ロードバイクやクロスバイクにカゴを付けてしまうと、たちまちスポーティーな見た目が損なわれたり、重量が増えてしまうなどで、ランドナーなど、それ用の仕様にしてしまう時以外は、カゴなどの装備は取り付けたりはしないのが普通です。
しかし重たい荷物だったりすると、肩への負担も大きくなるので「カゴがあればなぁ」と思うことも少なくはないかと思います。
そんな時に便利なアイテムがkickstaterに登場したので紹介しておきます。既にサクセスしているので、恐らく今後は自転車パーツとして購入できるようになりそうですね。
JACK The Bike Rack
参考 JACK The Bike Rack|Kickstater
工具いらずで取り付けできる
JACK The Bike Rack|Kickstaterはステンレス製のフレームからできたハンドル部分に取り付けられて前カゴ(ラック)として使用できる自転車用のパーツです。
ハンドル部分に引っ掛けて、ステムとヘッドチューブにストラップを使用して固定するもので、固定するための工具は必要なく、見た目も構造も非常にシンプルなデザインです。
特にステンレスのフレームは、下町の町工場で製造したような無骨な見た目がストリート系の自転車愛好家にも受けそうな良いデザインになっています。
どんなタイプの自転車でも取り付けできる
ロードバイクやクロスバイクはもちろん、マウンテンバイクやミニベロなどにも取付可能で、かつどのタイプの自転車でも違和感がなく、むしろスタイリッシュでオシャレな感じさえしてしまいます。
特にマウンテンバイクや、街乗り仕様のクロスバイクなどとの相性は良い感じがするので、前カゴが欲しいユーザーなどにとっては「これこれ、こういうので良いんだよ」的な素敵なアイテムのように思えます。
着脱も簡単そうなので、既にカゴを取り付けている人でも買い替えても良いなという気がします。
耐荷重量は5kg
シンプルな構造だけに、思ったほどの耐荷重量ではないようで5kg。
ちょっとした買い物くらいなら大丈夫そうですが、意外と5kgってすぐに超えてしまうような重量です。なので「5kg程度ならバックパックで良いのtでは?」といおう気がしないでも、というところです。
無理をすると、前下がりになり、前のタイヤと干渉してしまうことになるので耐荷重量は厳守したほうが良いと思われます。
スチール製なので高級感がある
強度の問題もあるかと思いますが、安価に済ませられるアルミではなくスチール製なので、見た目の高級感もあって良いと思います。
意外と高い
クラウドファンディングでも7〜8,000円程度の価格になりそうなので、そこそこの値段になっています。
その見た目からもなんとなく想像がつきますが、手作りしている感じなので、それが価格に反映されているのだろうと思います。また地味に開発に一年半ほどかっかっているようなので、その分もコストアップになっているのかもしれませんね。
JACK The Bike Rackの感想
工具無しで簡単に着脱できるというコンセプトは魅力的ですし、デザインも良いので「あ、こういうの欲しかったんだよ」と思うようなアイテムだと思います。
個人的にも、子供の野球の付き添いで自転車が必要になることがあり、その際にバットなどを運ぶ必要があったりするのですが、クロスバイクで持ち運ぶのに苦労することがあります。
そんな時にこのアイテムがあれば、必要なときだけ装着すれば良いので、間違いなく活躍してくれるだろうなと思ったりします。
問題は価格ですね。クラウドファンディングが終了した後に製品化されたとしても10000円くらいにはなるでしょうから、同様のキャリアなどと比べると割高な感じがしてしまいますね。
そもそもこのアイエムを選択する人は、普段は前カゴなんて要らないと考えている人でしょうから、その後使用しなくなる可能性も高いですし、時々しか使用しないものと考えると、贅沢な買い物になるような気がしますね。
あとはハンドルとの接合部の強度と素材が気になります。ハンドルを傷つけないように工夫がされています。ラバーっぽい素材が使用されていると思われますが、経年劣化などで、着脱の際に取れてしまいそうな形状なのが気になりますね。