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自分で改造したクロスバイク ESCAPEをGIANTストアに持ち込んでみた結果

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自分で改造したクロスバイク ESCAPEをGIANTストアに持ち込んでみた結果

GIANTストアで購入したクロスバイクやロードバイクのフレームには生涯保証が付帯していて、シフト調整などのちょっとしたメンテナンスは無料で受けることができます。

しかし、この保証は自分でパーツを変えたりすると無効になってしまうという条件が付いています。

僕のクロスバイクはGIANTストアで購入したものの、自分で改造カスタマイズをしているため、その保証は既に無効になっていますが、それを承知でGIANTストアにシフト調整をお願いしてみた顛末をまとめてみました。

GIANTストアで購入した自転車フレームは生涯保証が付帯する

GIANTの自転車フレームは生涯保証

GIANTストアで購入した自転車のフレームには生涯保証がついています。

GIANTストアでクロスバイクやロードバイクを購入すると、GIANTストアで購入した証としてGIANTのロゴの入ったシールがフレームに貼られます。

そのシールが貼ってあれば、購入したGIANTストアに限らず、全国何処のGIANTストアに持ち込んでも、基本的なメンテナンスは無料で受けられるほか、オーバーホールなどの大掛かりなメンテナンスも通常料金から大幅に割引されるという特典が得られます

但し、規約には改造しちゃいけないというような意味の一文が書いてあります。

つまり、改造した自転車は保証外となり、上記の特典や保証は受けられなくなります。

なので、既に多くのパーツを自分で改造カスタマイズしている僕のクロスバイクのESCAPE Airは、当然のように保証の対象外となります。

それは重々承知した上で、GIANTストアの近くまで行く用事があったので、保証対象の自転車であれば無料でしてもらえるという「ライトメンテナンス」をお願いすると、どういう対応になるかを知りたいと思い、GIANTストアにクロスバイクのESCAPE Airを持ち込んでみました。

GIANTのライトメンテナンス

GIANTのライトメンテナンスとは、ショップにお願いすると3,000円程度の費用が必要になるメンテナンスです。

セーフティチェックと呼ばれるタイヤの空気圧や、ブレーキ、消耗品周りの確認など、安全に関わるような部分の基本的なチェックに加え、ネジの増し締め、変速機の調整、チェーンへの注油、ブレーキ調整などを行ってくれます。

基本的には自分自身でも簡単に出来る範囲のメンテナンスですが、自転車を全く弄らない人にとっては、いつまでも自転車を快適な状態で乗り続けるのに必要なメンテナンスをGIANTショップに持ち込むだけで無料で作業してもらえるので、非常に有り難いサービスです。

参考 GIANTのライトメンテナンス|GIANT

GIANTストアに改造したESCAEP Airのライトメンテナンスを依頼した結果

GIANTストアに改造したESCAEP Airのライトメンテナンスを依頼した結果

僕は基本的なメンテナンスは全て自分自身でおこなうので、日常ではGIANTストアに用事がありません。

GIANTストアに訪れたのは、クロスバイクを購入した後のワイヤー類の初期伸びの調整をしに来た以来です。

前回の訪問はまだESCAPE Airの改造カスタマイズに手を付ける前のことで、約1年振りのGIANTストア訪問となりました。

まず、クロスバイクのESCAEP Airを入り口付近のハンガーに引っ掛けて店内へ入り、「調整お願い出来ますか」と、他の客と談笑しているスタッフに声をかけると、僕のESCAEP Airは表口のハンガーからレジカウンター奥のメンテナンススペースへ運ばれていきました。

待つこと約5分。

メンテナンス担当のスタッフの方が僕のところへやってきて一言。

以下そのやりとりです。

スタッフ「パーツとか、ご自身で変更されたりしましたか?」
僕「してますねえ」

スタッフ「だとすると、有料での調整になってしまいます。それからワイヤー類の交換になるので、その分の料金も掛かりますがよろしいでしょうか?」
僕「ああ、じゃあ結構です。お手数お掛けしました」

それ以上もそれ以下もない、非常にあっさりとしたやりとりで終了し、カウンター奥から戻された僕のクロスバイクESCAEP Airを受取り、そのまま退店しました。

規約通りで、改造した自転車は無料でメンテナンスすることは出来ないという結果となりました。

ただし、有料であれば、メンテナンスはしてくれるということも分かりました。

どこまでの改造カスタマイズだと許されるのだろう?

クロスバイクおどこまでの改造だと許されるのだろう

当然のように「自身で改造をしている」ことを理由に、無料でのライトメンテナンスを断られたわけですが、どこまでの改造カスタマイズだと許されるのか気になりますね。

改造カスタマイズが許されそうな範囲を考える

プロの自転車整備士が改造カスタマイズを行った場合

例えば、他店でプロの自転車整備士が改造カスタマイズやメンテナンスしたものはどうなるのでしょうか?

厳密に言えばきっとNGなのでしょうが、きちんと整備された状態であれば、どこで誰が改造したものか判断出来ないと思われるので、きっとOKになってしまうような気がします。

ちなみに僕が改造しているのが何故バレたのかの理由は、シフトのワイヤーケーブルの長さ調整をしていなくて、余分にワイヤーが余っている状態になっていたからでした。

通常は必要な長さにカットするものですから、不自然にワイヤーが長くて弛んでいたりすると「おや?これは素人仕事だな」と気がついたのだと思います。

素人が改造カスタマイズを行った場合

では素人の改造カスタマイズで許されそうなの範囲はどこまででしょうか?

ペダルやサドル、グリップなど、フレーム本体に直接関係のない部分の改造は、もしかしたら許してもらえるかもしれません。

例えば、ドリングホルダーなどはGIANTストアで購入を勧められた際にスタッフの方から「ご自身で取り付けられますか?お店でも付けられますけど工賃でドリングホルダーだもう1つ買えてしまうので、ご自身でやられた方が良いかと思います」というような説明を受けたので、自分で行なっても大丈夫な範囲かと思われます。

逆に、クランクやディレイラーなどのメカ部分、それからシフターやブレーキ周りのワイヤーに触れる部分の改造やメンテナンスを自分自身で行うのは、GIANTストアで調整したモノを弄ることになるのでNGだと思われます。

逆に考えると、調整頻度が比較的高い、シフターやブレーキなどのワイヤーの交換も自分で出来ない=しちゃいけないと言えるかもしれません。

となると、改造カスタマイズまではいかなくても、変速やブレーキの調子が悪くて、自分で行うちょっとしたメンテナンスでも保証対象外になる可能性がありそうです。

さらに気になるのは、今回は断った有料のメンテナンスを承知して調整してもらったとしたら「自分で改造カスタマイズしたという過去はリセットされるか?」という点です。

おそらく改造カスタマイズしたという過去はリセットされずに、GIANTストアで購入した際に貼ってもらったシールを剥がされるか、何らかのマークをされて報奨対象外として区別されそうな気がします。

そうしないと一度無効になった生涯保証が復活してしまうことになりますからね。

とまぁ、ここまで全て想像です。

コメント欄では「ワイヤーの交換は問題ありませんよ」という意見もあったので、ワイヤーをちゃんとした長さにカットするなどして、素人っぽさが無ければ、あまり厳しく言われるものではないのかもしれません。

実際のところはどうなのかはGIANTストアに直接確認してみるのが良いと思います。

GIANTストアで購入するメリットと保証を考えてみる

GIANTストアで購入するメリットと保証

GIANTの自転車はGIANTストア以外の方が安く買える

ご存知の通り、GIANTのクロスバイクやロードバイクは「対面販売のみ」で、インターネットなどでは販売されていません。

かと言って、GIANTストアでしか販売していないわけではありません。

特に、クロスバイクの定番とも言えるGIANT ESCAPE R3などは、街の自転車屋さんや、大手自転車チェーン店のサイクルベースあさひなどでも取り扱っていて、GIANTストア以外でも購入出来るお店は多いです。

また、GIANTストアは定価販売なのに対して、量販店などで購入ではディスカウント販売されていたり、オプションを付けてもらえたり、型落ちの場合はかなり安く買えることもあります。

そんな中で、安く購入できる他店で購入せず、生涯保証を目当てにして、あえて定価販売されているGIANTストアで購入するメリットは有るのでしょうか?

GIANTストアで購入した自転車に与えられる生涯保証は得なのか?

GIANTストアで購入するメリットがあるのは、GIANTストアで購入した自転車は、基本的なメンテナンスが無料で行なえたり、オーバーホールなどのメンテナンスが通常よりもかなり安く受けられるという特典です。

通常お願いすると、3,000円程度するライトメンテナンスが何度でも無料で受けられたり、もっと本格的なメンテナンスなども、格安で受けられるので、GIANTストアのヘビーユーザーになればなるほどそのメリットは大きくなります

メリットはこのメンテナンス費用が格安になることに尽きるのですが、自分自身で改造カスタマイズしてしまった時点で保証は無効になってしまい、無料でのメンテナンスは受けられなくなってしまいます。

つまり、保証を継続させようと思うと「自転車の調子が悪くなり調整したい」と思った時や「カスタマイズしたい」と思った時は、GIANTストアにお願いするしかなく、その際にはパーツは持込み出来ないため、GIANTストアでパーツを購入し工賃を払うことになります。

ここがミソと言いますか、この保証がお得かどうかを考えさせられる部分でもあります。

参考までに、僕がGIANTのクロスバイクであるESCAPE Airを購入したGIANTストアに陳列されていた商品の販売価格は、大手のチェーンストアで販売されてる価格と比較した場合、けして安いわけではありません。

例えば、格安U字ロックの定番である「PALMY」をGIANTストアで購入したのですが、その時の値段は1,800円程度でほぼ定価でした。

しかし同じものをネットで買えば1,000円前後、その他の量販店でも1,200円前後かと思われます。

要するに、メンテナンスは無料で出来たとしても、メンテナンスの結果、パーツ類の交換が必要になったりすると、パーツ類はGIANTストアから購入する必要があり、結果的に割高になってしまう可能性があるのです。

例えば、シフト調整が必要になりGIANTストアに持ち込んで確認してもらった際に、「ワイヤーの交換が必要だ」という判断をされたとすると、確認と調整は無料だったとしても、シフトワイヤーなどはショップから購入しなくてはいけなくなります。

このあたりをどう考えるかで、GIANTストアに全てをお任せするのか、別にGIANTストアでなくても良いとするのかの分岐点になりそうです。

無料でしてもらえるライトメンテナンスを頻繁に利用して、他店や自分でメンテナンスを行う以上の差額を回収出来ればメリットは大きそうですが、ライトメンテナンスですら、ワイヤーが古くなればワイヤーの交換を求められるでしょうし、タイヤやチェーン、ブレーキシューなどの消耗品などもありますから、常に無料でメンテナンスを受けられるというわけではないと思われます。

無料というのは、当たり前の話ですが、点検や確認が無料なのであって、パーツや部品などは有料なのです。

はい、ミソの部分なんですよね。

GIANTストアからGIANT製自転車を買うメリットの恩恵が大きい人

GIANTストアの保証を使ってお得になるのは、実は無料のライトメンテナンスをする人ではなく、オーバーホール等の大掛かりなメンテナンスをお願いする人だと思います。

オーバーホールだと一回で数万円が必要ですが、その1/3くらいが割引になるので、多少パーツ類が高くても相殺出来てしまう感じもあるからです。

しかし、クロスバイクのESCAPEシリーズ程度の自転車の場合は、6万円前後という車体価格から考えると、16,000円〜のオーバーホールを受けることもはまず無いでしょう。

また、無料のライトメンテナンスは、自転車に関する知識があれば自分でも簡単にできてしまう程度のメンテナンスなので、わざわざお店に出向いてしてもらう程のものではありません。

そんなこんなを考えれば、改造カスタマイズを何度も繰り返すような人や、自分でメンテナンスできるような人は、GIANTの保証を破棄してでも、パーツや工賃の安い店を見つけて、そちらで改造したり、自分自身でメンテナンスを行うのが正しいように思われます。

僕自身、クロスバイクのESCAPE Airを購入した当初は全く自転車の知識がなく、GIANTの保証に魅力を感じました。

なので、量販店ではなくGIANTストアでクロスバイクを購入してみたのですが、今となっては全くメリットが無いものでした。

かと言って、GIANTストアで購入するメリットが無いかと言えばそうではなく、ガチガチのレース指向の自転車を、気心知れたスタッフにお任せして、自分はレースだけに集中したい人とか、メンテナンスなども全く自分でせず、あくまでノーマルで乗り続ける人、自転車いじりをしたくないけれど、いつでもバッチリな整備された自転車に乗っていたい人などにとっては、GIANTの保証を使うことで大きなメリットが得られるのだと思います。

要するに、お金で解決できることですから、メンテナンスなどに全く楽しみを見いだせないような人は、サービスを利用する価値が大きそうです。

当然と言えば当然のこと

クロスバイクのメンテナンスなど

僕は自分でクロスバイクの改造カスタマイズを繰り返してきたお陰で、自転車の知識も多少なりに得られて、多少手間の必要なメンテナンスでも自分自身で行うことができます。

なので、GIANTストアの無料メンテナンスを受けられなくても特に困ったりするようなことはありません。

ただ、自分でメンテナンス作業するためには、日頃駐輪場に保管してあるクロスバイクを、自分の部屋まで持ち込んで作業する必要があるので、それをちょっと面倒に感じていたりもするわけです。

そこでもしも、お店に持ち込んで基本的な調整は全て人任せにできるのであれば、それが一番良いな、などと考えていたりしたのでした。

そんな折、GIANTストア近くに行く用事があったので、ついでに持込んでみたというのが今回のチャレンジでした。

そして、結果は規約通りで「ユーザー自身が改造などを加えた自転車は保証が適用されない」ということになります。

実際のところ、心の中では、改造カスタマイズしたクロスバイクでも「お客さん、自分で改造してしまいましたね?しょうがないっすねー^^」などと言いながら、快く調整してくれるのを期待してたんですけどね(笑)

もしも万が一、メンテナンスがOKであったとすれば、今後のパーツ類の購入等や、次のバイクの購入もGIANTストアを利用しようと考えたかもしれませんが、残念ながら縁が無かったようです。

まぁ、世の中そんなに都合良くいくわけがないのです。

アテが外れて少し寂しい気もしますが、お店の立場に立てば、どこまで許容するかの線引をしないと無茶苦茶な要求をしてくる人も沢山いるでしょう。

そしてどちらかと言えば、改造カスタマイズばかりしている人は、僕を含め、自転車の知識が中途半端にあるために、ややこしいお客さんになる傾向が強い気もします。

なので、ビジネスとして考えた場合は、GIANTストアの対応はすごく当たり前の対応だと言えるでしょう。

仮に僕がお店のオーナーだったとしても、このような場合は当然のように有料メンテナンスにします

要するに、どこで誰がどんな弄り方をしたか分らないような自転車の保証なんてしてられませんってことですね。

以上、自分で改造カスタマイズしたクロスバイクのESCAPE AirをGIANTストアに持ち込んでみた結果でした。

結果はどうであれ、自転車のメンテナンスや改造は自分自身で行なえるようになっておいた方が良いと思います。

メンテナンスの方法などはメンテナンスブックを参照するとよくわかります。

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