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コンポーネント・パーツ レビュー

クロスバイクのアルミ製ハンドルをカーボン製に交換した効果と変化

更新日:

クロスバイクのアルミ製フラットバーハンドルをカーボン製ハンドルに交換しました。

パーツの素材の違いによる乗り心地の違いはよく耳にするところですが、カーボン製のハンドルに交換したことで、どのような変化ががあるのかに注目してみました。

クロスバイクのハンドルをアルミからカーボンに変更

クロスバイクのハンドルをアルミからカーボンに変更した結果

使用したカーボン製のストレートハンドル

クロスバイクにもともと取り付けられていたアルミ製のハンドルのまま乗り続けていましたが、さらなる乗り心地のアップを狙ってカーボン製のストレートハンドルに交換してみました。

今回手に入れたハンドルは、イタリアの自転車パーツメーカーである3T Cycling のストレートハンドルです。

3T CyclingはENVEの登場で影が少し薄くなってしまった感がありますが、イタリア・トリノを拠点とする人気のスポーツサイクルパーツブランドです。

3T Cyclingはどちらかと言えばロードバイク系のパーツメーカーなので、取り扱われているハンドルはドロップハンドルが主流となります。

そんな事情もあってか、残念ながら2020年現在のカタログからはストレートハンドルバーはラインナップから消えていますが、過去にはストレートハンドルバーの取り扱いもあったのです。

カーボンハンドルに交換する際に準備したもの

ハンドルの交換にあたって準備した物は下記の通り。

バーテープ
ステム
ソーガイド
金鋸
カーボンハンドル

バーテープ

クロスバイクはストレートハンドルなので、通常はバーテープは使用しませんが、個人的にグリップよりもバーテープの方がデザインや形状が好きなので、バーテープはハンドグリップとして使用するために用意しました。

クロスバイクにはグリップよりもバーテープがおすすめの理由については下記の記事でまとめています。

クロスバイクのグリップにはバーテープがおすすめ

ステム

ステムは必ずしも準備する必要はありませんが、一般的なクロスバイクに装備されているハンドルの中央部の径(クランプ径)は25.4mmなのに対して、ロードバイクなどで使われるドロップハンドルのクランプ径は31.8mmが標準になり、交換するハンドルによってはステムを交換しないと取り付けられない場合があるのです。

ハンドルと接合するクランプのサイズが25.4mm用のステムだと、ドロップハンドルなどで多い31.8mmクランプ径のハンドルは使用することができません。

今回僕が使用する3T Cyclingのカーボンハンドルのクランプ径は、3Tがロードバイク用のパーツをメインにしたメーカーなので、ストレートハンドルであってもドロップハンドルなどの標準的31.8mmのクランプ径になっているため、今まで使用してきたステムだと使用できなかったのです。

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クロスバイクのハンドルの一般的なクランプ径は25.4mm
一部のハンドルのクランプ径は31.8mm

クランプ径の情報については下記の記事で詳しく解説しています。

自転車のハンドルのにぎり径とクランプ径について

ソーガイドと金鋸

クロスバイクのカーボンハンドルをカットする

ストレートハンドルは購入時点ではハンドルの幅が600mmほどあるのが普通です。

それに対して完成車として販売されているクロスバイクのハンドル幅は560mcm程度に調整されています。

また、560mmでも広すぎると思うような人は、そこから更にハンドルを切り詰めたりします。

僕もハンドルを切り詰めていて、スポーティな乗り心地を求めて50cm程度のハンドル幅にしています。

カーボンハンドルは通常のパイプカッターでは切れない

アルミ製のハンドルであれば、パイプカッターを使用してカットすれば良いのですが、カーボンハンドルの場合はパイプカッターを使用できません。

パイプカッターをカーボンハンドルに使用すると、カーボン繊維がバラバラになって毛羽立ってしまって悲惨なことになるため、カーボンハンドルをカットする際には、ソーガイドと金鋸を使用してカットすることになります。

上記の写真のように、ソーガイドにハンドルを突っ込んで、金鋸でカットすることになります。

クロスバイクのハンドルの交換方法

クロスバイクのハンドルの交換方法はそれほど難しくなく、改造カスタマイズの中ではとても簡単な部類になります。

ハンドルの交換方法を簡単に説明すると
1.グリップ、ブレーキやシフトレバーなど、ハンドルに取り付けられているものを外す。
2.ステムからハンドルを取り外す。
3.外していたグリップ、ブレーキやシフトレバーをハンドルに乗り付ける
4.ブレーキとシフトの変速に問題なないかを確認

という感じの作業になるので特に難しいことはないと思います。

詳しいハンドルの交換方法は下記の記事でまとめていますので参考にしてください。

クロスバイクのハンドルを交換する方法

アルミ製ハンドルからカーボン製ハンドルに交換した結果

アルミ製のハンドルからカーボン製のハンドルに交換した結果

クロスバイクのハンドルがアルミ製からカーボン製に交換されました。

見た目の変化など

まずは見た目の変化ですが、あまりまりません。

というのも、もともと使用していたハンドルも黒で、今回使用したハンドルも黒くペイントされたハンドルだったので、カーボン柄は見えないため、アルミ製のハンドルとの見た目の差はほとんどありません。

強いて言うならメーカーが3T Cyclingになったことで、少しだけクロスバイクの格が上がった感じがすることくらいでしょうか。

重量の変化など

アルミ製のハンドルと比べてカーボン製のハンドルは軽量です。

しかし、ハンドルくらいの大きさのパーツの場合、アルミ製であったとしても、元からそれほど重たいものではないので、カーボン製のハンドルで軽量化ができるといっても微々たるものなので、期待するほどの軽量化はできません。

なので、軽量化マニアでもない限りは、軽量化を期待してハンドルをカーボンに変更するのはナンセンスということになります。

ちなみに今回のハンドルの交換での軽量化は10g程度なので、価格差を考えると軽量化の効果はかなり薄いです。

乗り心地の変化など

アルミ製のハンドルからカーボン製のハンドルに交換して、一番分かりやすい変化は乗り心地かと思います。

ハンドルを交換後にサイクリングをしてきた感想としては、自転車のパーツをアルミ製からカーボン製のパーツに換えた時に言われるように、乗り心地はマイルドになった感じです。

しかし、乗り心地の変化も期待したほど大きなものではありません。
もちろん期待していた度合いにもよりますが「あぁ、確かに路面からの振動がマイルドに変わったなぁ」と思うくらいの微々たる変化で、それを予め意識していないと気付かないかもしれません。

これは、ハンドルが小さいので、素材が変わったとしても影響も少ないからなのです。

パーツの交換をすることによる変化の度合いはパーツの大きさに比例すると思って間違いがないので、ハンドルを交換した場合はそれほど大きな変化がないのです。

それでも再びハンドルをアルミ製に戻したりすると「こんなに違いがあったんだ」と気づくくらいの違いはあると思います。

アルミ製からカーボン製にパーツを変更した時に大きな変化が得られるのは、
フレーム > フォーク > ハンドル、シートポスト > ステム
というような具合になると思います。

クロスバイクのハンドルをアルミ製からカーボン製に交換した結果のまとめ

クロスバイクやロードバイクなどのスポーツバイクに乗る人にとって、カーボンというのは一つの憧れでもありステータスでもあります。

たとえハンドルバーだけであろうと、カーボン化されると、それだけで特別な気分になれるのは間違いありません。

実際問題でその気分を味わうためだけにカーボン化するのも良いんじゃないかと思うくらいに、満足度は高いカスタマイズだと思います。

僕がカーボンハンドルに交換した当時は20,000円くらいして、あまり気軽にできるものではなかったのですが、2024年4月現在では、Amazonなどでカーボンハンドルを調べると、そこそこの品質で安い中華カーボンハンドルもたくさん見つけられるようになっていて、以前と比べるとカーボンハンドルへの交換のハードルもだいぶ低くなったように思います。

先にも書きましたが、ハンドルの交換だけであれば、細かな調整なども必要なく、比較的簡単に改造カスタマイズできて初心者でも30分程度で作業が終わるくらい簡単なので、興味のある人にはお勧めのカスタマイズになります。

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