MISSON WORKSHOP(ミッションワークショップ)というバッグメーカーのバックパックのR2 Arkiv Field Packの購入レポートです。
クロスバイクやロードバイクなどに乗る際には、ママチャリのようにカゴの装備はありませんし、ハンドルに買い物袋をぶら下げるなどもできません。
なので、荷物の持ち運びには「バックパック」や「メッセンジャーバッグ」を使用するのが一般的で、いろいろなバッグを検討している人もいるかと思います。
僕自身いろいろな自転車用のバッグを使用してきました。
その中でデザインや使い勝手など、一つ頭の抜けたブランドだと感じたのがミッションワークショップというアメリカのバッグメーカーの製品でした。
僕が購入した当初は、まだ日本に代理店もなく、マイナーなブランドでしたが、今では有名になり、ミッションワークショップのバッグの購入を検討している人もきっと多いかと思います。
そこで、購入検討の参考になればと思い、使用レポも含めて、MISSON WORKSHOPのバックパック「R2 Arkiv Field Pack」の紹介をしたいと思います。
MISSON WORKSHOP (ミッションワークショップ)
MISSON WORKSHOP (ミッションワークショップ)は、アメリカのバッグメーカーで、創業者はメッセンジャーバッグなどで有名なCHROME (クローム)のメンバーが独立してサンフランシスコで立ち上げたバッグブランドです。
そんなバックグランドがあるせいか、ミッションワークショプの定番製品である「メッセンジャーバッグ」の基本的なデザインには、CHROME (クローム)の製品と似たところが多々見受けられます。
今ではメッセンジャーバッグだけでなく「トラベルバッグ」や「アパレル製品」も手掛けるようになっていますが、当初はメッセンジャーバッグが主力の製品で完全に自転車乗りのためのバッグメーカーという印象でした。
洗練された都会的なデザインだけでなく、自転車乗りの視点で作られたメッセンジャーバッグやバックパックは、実際に使用してみると、大変機能的で使い勝手が非常に良いと感じます。
数年前までは、自転車に乗っている時にしか見かけることのなかったミッションワークショップのバッグですが、最近では電車で見かけることもあり、有名なバッグメーカーの仲間入りを果たした感じがする今日この頃です。
MISSON WORKSHOPのバッグパックR2 Arkiv Field Pack
Arkivシステム
MISSON WORKSHOPのバッグパックである「R2 Arkiv Field Pack」は、MISSON WORKSHOPのラインナップの中の1つの大きなカテゴリである、バックパックのシリーズの中のメインの製品です。
「Arkiv」と呼ばれる独自のシステムで、いくつものバッグをジョイント出来るようになっていて、小さなバッグを追加して容量を増やしてオリジナルカスタムのバッグを組めるようになっています。
「Arkiv」がどんなシステムなのかは上記の公式動画を見てもらえるとよく解ると思いますが、要するに親カメの上に子カメが、子カメの上に孫カメが・・・という具合に、どんどんとバッグを追加できるシステムなのです。
子バッグをあらかじめいくつか揃えておくと、その日その時の用途や、荷物の量に応じて、バッグを組み合わせて容量を調整することができるという優れ物です。
バッグ類は持ち運ぶ荷物の量に応じて使い分けるのが基本かと思いますので、こうして容量を気軽に変更できれば、1つのバッグをあらゆる用途で使い回すことができる驚きのシステムと言えるでしょう。
Arkiv Field Pack
僕が購入したMISSON WORKSHOPのバッグは「Arkiv Field Packシリーズ」の20Lタイプのもの。
これに「Arkiv Folio」と呼ばれる、小型バッグを追加購入して使用しています。
なかなか便利なArkivシステムですが、実際には一度バッグの組み合わせが決まってしまえば、そんなに頻繁に容量を変更することは無いかと思います。
僕の場合も、最初こそ子バッグを取付けたり取り外したりしていましたが、そのうち面倒になって付けっ放しの状態で使用するようになりました。
子バッグを取付けた状態です。
いろいろなカラーがあるので、あえて違うカラーのものを組み合わせるのも、コーディネート的には良いと思います。
ちなみに子バッグをを取り付けた状態の容量は、25L程度になります。
バッグの背面
MISSIONWORKSHOP Arkiv Field Packの背面です。
背中と接触する面はメッシュ生地になっていて、通気性を良くしてムレを少なくする工夫がされています。
ただし、自転車に乗っていれば確実に汗をかいてしまいますから、気休め程度の効果だと思った方が良いかもしれません。
どうしても背中に汗をかくのが嫌な場合は、deuter(ドイター)の「Race Air」という、背中とバッグが密着しない構造になったバックパックが対処法としてはかなり完璧で快適です。
アメリカ製のカジュアルバッグ
MISSION WORK SHOP Arkiv Field Packは、帆布のような厚手の布で、少しゴワゴワとした生地です。
フォーマルではなく、アウトドア系のワイルドなイメージのバックパックで、いかにもMade in USAな質感がカッコ良いです。
スーツ等のフォーマルな服装には似合わないと思いますが、カジュアルな服装にはちょうど良い感じで似合うと思います。
収納力
20Lのバッグでマチ(厚み)が、あまり見かけることがないデザインになっているので、一般的なリュックサックなどと比べると、大きな物は入れづらいかもしれません。
厚みが無いデザインは、都会的なシルエットでカッコ良いですし、パンパンに荷物を詰めても野暮ったくならず、シルエットも崩れないのが魅力だと思います。
あまり収納できないと言っても、自転車通勤などで必要なバスタオルや着替え、財布程度であれば余裕で収納できる容量です。
ロールトップ方式でさらに容量アップ
バッグの蓋部分は、ロールトップ方式になっているため、多少の中身の増減にも柔軟に対応できるようになっています。
基本の容量は20リットルですが、ロールトップを上手に活用すれば、30リットルくらいは収納できる力があると思います。
ロールトップ方式ではない一般的なリュックのように、トップを折り曲げて使用することも出来ますが、個人的にはロールアップの見た目が好きなので、ロールアップにして使用することの方が多いです。
防水仕様 ウォータープルーフ
MISSIONWORKSHOP Arkiv Field Packは、ウォータープルーフ(防水仕様)を謳っているだけあって、撥水性が高い生地が使用されています。
雨が降っても中身まで水が染み込まないので、急な雨に降られても安心な仕様になっています。
例えば、ファスナー部分が全てシールド加工がされていてますし、バッグの中身には、水を通さないようにビニール生地が使用されていて、容易に水が浸入しないようになっているのです。
バッグの内側は、防水仕様の生地になっているので、雨に降られてバッグが濡れてしまっても、バッグの仲間で水が染み込まないようになっています。
ノートパソコン用のスペースは、バッグの内側に設けられたスペースに収納できるようになっているので、大雨に降られてしまっても安心です。
大きさ
リュックのサイズ的には、アメリカ製だけに日本人からすると少し大きめな感じです。
MISSIONWORKSHOP Arkiv Field Packの幅や高さを考えると、一般的なリュックサックの30Lサイズくらいの大きさになると思います。
なので、日本人であれば、身長が170cm以上か、ガッチリとした体型の人の方が似合うと思います。
以上、MISSIONWORKSHOP Arkiv Field Packの購入レビューでした。
MISSIONWORKSHOPの製品は、画期的で格好良いバッグばかりなので、今後も注目していきたいブランドです。
僕は他にもMISSIONWORKSHOPのメッセンジャーバッグであるRUMMYも持っています。
RUMMYについては下記の記事でレビューしています。
メッセンジャーバッグに興味のある人は参考にしてください。
自転車バッグ・収納グッズに関する記事一覧
メッセンジャーバッグ・バッグパックに関連する記事
https://escape.poo.tokyo/all-about-bicycle-bag/messengerbag/"