クロスバイクを購入する際の一つの予算のラインとなるのが10万円というわけで、10万円以下で購入できるクロスバイクについてまとめてみました。
ここ数年は毎年のように値上げされているので、10万円で購入できるクロスバイクも少なくなってきた感がありますが、まだまだ魅力的なクロスバイクも多いのが救いです。
2023年12月現在の情報です。価格はほとんどが税込み価格です。
GIANT ジャイアント
ESCAPE RXシリーズ
Photo via:https://www.giant.co.jp/
ESCAPE RX 2 DISC LTD
¥91,300
参考 ESCAPE RX 2 DISC
GIANTのクロスバイクの中ではロードバイク寄りな仕様で、よりスポーティな走りができるクロスバイクのセカンドモデルで、ディスクブレーキが採用されています。
ESCAPE RX 3 LTD
¥73,700
参考 ESCAPE RX DISC
ロードバイク寄りのスポーティーな走りができるRXシリーズの廉価モデル。
GRAVIER
Photo via:https://www.giant.co.jp/
Disc¥83,600 / ¥71,500
参考 GRAVIER
シクロクロス的にオフロードでもスポーティに走れるように太いタイヤを備えたクロスバイクです。
DISCブレーキモデルとキャリパーブレーキモデルの二つ。
用途と価格差を考えるとDISCブレーキがおすすめです。
CROSTAR
Photo via:https://www.giant.co.jp/
¥79,200
参考 CROSTAR
ESCAPE R3との比較で悩むのがCROSTARですが、より街乗りに適したカジュアルな感じのクロスバイクです。
ESCAPE R3
Photo via:https://www.giant.co.jp/
ESCAPE R3 ¥66,000
ESCAPE R3 LTD ¥59,400
ESCAPE R3 MS LTD ¥56,100
参考 ESCAPE R3
定番中の定番のクロスバイク。
限定版としてスタンドが付属したLTD、マイクロシフト社のパーツを使用したMSがあります。
ESCAPE R DISC
ESCAPE R DISC LTD ¥69,300
ESCAPE R DISC MS LTD ¥66,000
参考 ESCAPE R DISC
定番のESCAPE R3のディスクブレーキ仕様モデル。
通常版のShimano仕様車と廉価版のマイクロシフト仕様のMSがあります。
ESCAPE R DROP
¥93,500
参考 ESCAPE R DROP
クロスバイクにドロップハンドルを装備させた、禁断モデル。
ESCAPE R4
¥59,400
参考 ESCAPE R4
ESCAPE R3の性能を踏襲しつつ、パーツにはマイクロシフト社の製品を採用した廉価モデル。
GIANT社のクロスバイクと言えば、少し前までは定番モデルのESCAPE R3とスポーティなESAPE RXシリーズだけだったのですが、今現在はそこにCROSTAR、ディスクブレーキモデルなどが加わり、なかなか複雑な展開になってきています。
個人的に選ぶとするならば安定のESCAPE R3一択です。
クロスバイクのおすすめカスタマイズはホイールの交換で、ホイールをそれなりのグレードのホイールに換えるだけで上位モデルと同じくらいのスペックにはなりそうです。
30,000円程度のホイールに換えるだけでも見違えるくらいに性能アップするはずです。
Cannondale キャノンデール
BAD BOYシリーズ
Photo via:https://www.cannondale.com/ja-JP/japan
BAD BOY 3
¥110,000
参考 Bad Boy 3
片側フォークの人気シリーズ。
上位モデルには Bad Boy1、Bad Boy2があります。
年々値上がりして税込11万円になってしまいましたが、税抜きだと10万円ってことで、とりあえず掲載しておきます。
QUICKシリーズ
Photo via:https://www.cannondale.com/ja-JP/japan
QUICK 3
¥99,990
参考 Quick 3
なんとしても10万円を切りたかったと思われる、この価格。
キャノンデールの定番クロスバイクでもあります。
QUICK 4
¥88,000
参考 QUICK 4
QUICK 5
¥79,200
参考 QUICK 5
キャノンデールと言えば、代表的なモデルである片側フロントフォークのBAD BOYシリーズが圧倒的に有名ですが、少し変則的な自転車でもありますね。
Specialized スペシャライズド
SIRRUS 2.0
¥88,000
参考 SIRRUS 2.0
スペシャライズドの代表的なクロスバイクシリーズ。
上位モデルにはフラットバーロードタイプのSIRRUS 5.0、SIRRUS 4.0、SIRRUS 3.0などがあり、末尾の数字が大きくなるほどグレードが高くなります。
なかなか高価なクロスバイクという印象ですが、SIRRUS 2.0は意外と安く、比較的入手しやすい価格ですね。
個人的には最も好みの自転車のデザインで、よりカッコ良いクロスバイクに乗りたい場合は候補として考えてみると良いかもしれないですね。
Bianchi ビアンキ
Romaシリーズ
C・Sport 2 DISC
Photo via:https://www.japan.bianchi.com/bike-detail?id=34
¥99,000
参考 C・Sport 2 DISC
C・Sport 1
Photo via:https://www.japan.bianchi.com/bike-detail?id=35
¥93,500
参考 C・Sport 1
C・Sport 2
¥99,000
参考 C・Sport 1
ビアンキを代表するクロスバイクと言えばROMAシリーズでしたが、相次ぐ値上げの末、10万円を大きく超えてしまうようになってしまったので、リストから外してしまいました。
ビアンキと言えばチェレステカラーと呼ばれるグリーンのフレームが人気のメーカーで、クロスバイクもメインはチェレステカラーになっています。
2022年モデルからVブレーキ仕様のクロスバイクが消え、全てディスクブレーキ仕様になりました。
ロードバイク寄りのC-SPROTS1とマウンテンバイク寄りのC-SPORTS2が現在の10万円以下で購入できるクロスバイクのラインナップです。
CANYON キャニオン
Roadlite 5
¥10,9000
参考 Roadlite 5
10万円を超えてしまっていますが、スペックやデザインなどはやっぱり魅力的なので紹介しておきたい一台です。
以前は10万円を超えない価格でカッコ良いクロスバイクがいくつかありましたが、為替の関係もあって、いずれも10万円を大きく超えてしまっているという状況。
イチオシしたいくらいのカッコ良いクロスバイクなのですが、残念。
TREK トレック
Dual Sportシリーズ
Photo via:https://www.trekbikes.com/jp/
オフロードも走ることを想定した設計のクロスバイクで太いタイヤが特徴です。
Dual Sport 2
¥85,800
参考 Dual Sport 2
Dual Sport 3
¥96,800
参考 Dual Sport 3
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FXシリーズ
Photo via:https://www.trekbikes.com/jp/
FX 1 Disc
¥74,690
参考 FX 1 Disc
FX 2 Disc
¥88,990
参考 FX 2 Disc
TREKもマウンテンバイクがメインのメーカーということもあってか、ディスクブレーキが基本になっていますね。
FELT フェルト
Versa Speedシリーズ
Photo via:https://www.riteway-jp.com/
Versa Speed 40
¥99.000
参考 Versa Speed 40
Versa Speed 50
¥84,700
参考 Versa Speed 50
Verzaシリーズは基本的にスペックは同じですがディスクブレーキかVブレーキかの違いがあります。
GT
TRANSEO
Photo via:https://www.riteway-jp.com/
TRANSEO COMP V2
74,800円
参考 TRANSEO COMP V2
TRANSEO SPORT V2
68,200円
参考 TRANSEO SPORT V2
GTもクロスバイクもメインのディスクブレーキ化されています。
GIOS ジオス
CANTAREシリーズ
Photo via:http://www.job-cycles.com/gios/
CANTARE 24 ¥93,500 参考 CANTARE 24
24 AMPIO
Photo via:http://www.job-cycles.com/gios/
¥108,900
参考 AMPIO
上位モデルはAMPIO TIAGRA
MISTRALシリーズ
Photo via:http://www.job-cycles.com/gios/
MISTRAL DISC HYDRAULIC
¥82,500
参考 MISTRAL DISC HYDRAULIC
MISTRAL DISC HYDRAULIC SHIMANO WHEEL
¥90,200
参考 MISTRAL DISC HYDRAULIC SHIMANO WHEEL
MISTRAL DISC MECHANICAL
¥75,900
参考 MISTRAL DISC MECHANICAL
MISTRAL CHROMOLY
¥82,500
参考 MISTRAL CHROMOLY
MISTRAL
¥69,300
参考 MISTRAL
GIOSは人気クロスバイクのミストラルシリーズを軸にコンポーネントのグレードを分けて横展開している感じです。
COLNAGO
EPOCA
Photo via:https://www.colnago.co.jp/
¥83,600
参考 EPOCA
PORTA
Photo via:ttps://www.colnago.co.jp/2021/product/PORTA.html
¥94,600
参考 POLTA
高級なロードバイクメーカーと知られるコルナゴなので全くノーマークでしたが、クロスバイクのスペックを見ると価格の割に軽量だったりデザインも良かったりで、ESCAPEシリーズ一択だった僕の気持ちを大きく揺るがしました。
今買うならGIANTのESCAPEではなくコルナゴのEPOCAを選択してしまうかもしれません。
MERIDA
CROSSWAYシリーズ
Photo via:http://www.merida.jp/
CROSSWAY 300-MD
¥92,400
参考 CROSSWAY 300-MD
CROSSWAY 200-MD
¥86,900
参考 CROSSWAY 200-MD
CROSSWAY 110-R
¥79,200
参考 CROSSWAY 110-R
CROSSWAY 100-R
¥79,200
参考 CROSSWAY 100-R
GIANTのライバル企業とも言えるMERIDAのクロスバイク。
数年前からするとかなり根上がってしまった感じです。
FUJI
FEATHER シリーズ
Photo via:https://www.fujibikes.jp/products/feather-cx-flat/
FEATHER CX FLAT
¥99,000
参考 FEATHER CX FLAT
RAIZシリーズ
RAIZ DISC
¥82,500
参考 RAIZ DISC
RAIZ
¥73,700
参考 RAIZ
シングルスピードのバイクメーカーとして知られるFUJIのクロスバイクもなかなか素晴らしいスペックと低価格でとても魅力的です。
NEVADA
Photo via:https://www.fujibikes.jp/products/nevada27-5-1-9/
¥80,300
参考 NEVADA
シクロクロス仕様に近いクロスバイクで、フロントサスペンションと小さなフロントギアが特徴です。
Lfiestyleシリーズ
Photo via:https://www.fujibikes.jp/products/ballad/
BALLAD ¥89,100
参考 BALLAD
STROLL ¥79,200
参考 STROLL
FUJIらしいシンプルなデザインのクロスバイク。
街乗りお洒落自転車派にはかなり理想的な自転車かと思います。
あさひ
プレシジョン スポーツ
¥45,000
参考プレシジョンスポーツ
最後は、自転車販売大手の「あさひ」が手がけるクロスバイク。
スペック的にも本格的なスポーツバイクのメーカーのクロスバイクと比べてもあまり見劣りしない感じですが、価格はとてもリーズナブルなので、お気軽にスポーツバイクデビューを考えるなら、候補に挙げたい一台です。
10万円以下のクロスバイクのまとめ
ディスクブレーキ化
ここ数年で急激にロードバイクもディスクブレーキ化が進んでいますが、クロスバイクも例外ではなく、多くのメーカーの主力モデルでディスクブレーキ化が進んでいますね。
むしろディスクブレーキでないモデルが下位モデル的な扱いもされている感じもあり、今後はクロスバイクもディスクブレーキが主流になりそうです。
ディスクブレーキになると改造カスタマイズのハードルが高くなるので、個人的には従来までのVブレーキモデルの方が弄りやすいなと思うのですが、これも時代の流れと諦めるしかないのかもしれません。
GIANT ESCAPE R3一択時代の終わり?
最安モデルで検討する場合にはやはりダントツでGIANT ESCAPE R3の素晴らしさが際立ちますが、同じスポーティーなモデルであるESCAPE RX 3の立ち位置が微妙になった感じもあり、RXシリーズは今後はディスクブレーキ化して差別化する可能性もありますね。
コルナゴのEPOCAやFUJIのROUBAIX AURAあたりは個人的に非常に気になります。もしも今クロスバイクを買うならこの2つのモデルかGIANT ESCAPER3、そしてFORMAで悩みそうです。