クロスバイクやロードバイクでサイクリングを楽しむのサイクルコンピューターは必須でしたが、最近はスマートフォン用アプリも充実していることもあり、スマートフォンをサイクルコンピューター代わりに使用する人も多いようです。
そんなわけで、近頃は自転車のハンドルにスマートフォンを固定するためのホルダーを取り付けている人を多く見かけるようになりました。
スマートフォンは、サイクルコンピューターのように速度などを表示させることもできますし、ケイデンスなどもセンサーと連動させられたり、走行ログを記録したりするのもスマートフォンの方が圧倒的に便利です。
また、スマートフォンは、ナビゲーションとしても優秀ですし、スマートフォン用のサイクリングアプリもなかなか充実していてます。
GPSを利用して正確に走行ルートを記録したり、心拍計とも連携したりで、自転車ライフにもスマートフォンはかなり活用できるようになっています。
そんなわけで、スマートフォンをハンドルに設置したいと考えている人も多いかと思います。
僕自身、スマートフォンをハンドルに取付けてのサイクリングに興味があったので、格安なスマートフォンホルダーを手に入れて使用してみることにしました。
自転車用スマートフォンホルダー
スマートフォンホルダーをアマゾンあたりで探すとたくさん見つけられます。
いろいろなタイプがありますが、昨今の中華製品はどれもそれなり使える品質のものが多いので、あまり深く考えずに気になったものを購入すればそれなりに満足できるものが手に入るのではないかと思います。
その中から激安な中華製のスマートフォンホルダーを購入してみたわけですが、満足できる部分、不満な部分など思うことがいろいろありましたので、より良いスマートフォンホルダーを選ぶ方法やポイントに付いて考えてみました。
スマートフォンホルダーの素材選び
スマートフォンホルダーの素材の選定はとても重要です。
耐久性や見た目の高級感を考えるなら、圧倒的に金属製の方が耐久性が高く、ラグジュアリー感があります。
剛性なども金属製の方が高いので、スマートフォンをしっかりと固定させるには金属製の方が安心です。
金属製の場合は、ステンレス製やアルミ製などがあります。
特徴として、すテレンス製はサビに強いので、通勤通学用など天気に関係なく自転車に乗るような人におすすめできると思います。
アルミ製はステンレス製に比べてサビには弱いですが、軽量なので、重量を気にする人はアルミ製の方が良いでしょう。
ただし、アルミ製でもプラスチック製と比べると重量が重くなるので、軽量化を考えたいロードバイクの場合は、剛性などの部分はある程度我慢してプラスチック製を選択した方が良いかと思います。
マウント部分
マウント部分には種類がありますし、様々なタイプがあるので、スマートフォンを固定する部分よりも注意して選んだ方が良いぶぶんです。
というのも、メインのスマートフォンを固定する部分のデザインも良く、質感も良いのに、固定する部分は昔ながらの中華製品のように質感が悪くて、見た目もゴツい製品が意外と沢山あります。
なので、マウント部分のデザインを確認してスマートフォンホルダーを選ぶのが良いでしょう。
例えば、上記の写真のように、マウント部分が本体よりもゴツくて、無駄に大きなネジなどが使用されているようなものは、質感も悪いですし、無駄に重量もあったりします。
スマートフォンを固定する部分と同じようにしっかりとデザインされた感のあるマウントかどうかが見極めのポイントになると思います。
対応ハンドルサイズの情報
ハンドルに取り付けるためには、ハンドルの太さ(直径)に対応している必要があります。
シティサイクルやクロスバイクで一般的なハンドル:握り径22.2m/クランプ径25.4mm
ドロップハンドル/オーバーサイズ:握り径23.8mm/クランプ径31.8mm
自転車のハンドルの直径についての情報は下記の記事でまとめていますので参考にしてください。
スマホホルダー取付け
スマートフォンの取り付けるタイプは様々なタイプがありますが、大きく分けると下記のような感じです。
● ボックス型
● 差し込み固定型
● シリコン固定型
ボックス型
Photo via:https://amzn.to/3DxkPf2
スマートフォンホルダーで主流の方式はこの四隅を固定するボックス型です。
取り付けやすさと、固定力で選ぶならこのタイプが一番だと思います。
機種によっては、電源ボタンを押してしまったり、どこかのボタンやカメラが隠れてしまうなどの場合もあると思うので、使用している機種を確認しつつ選ぶのが良いでしょう。
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差し込み固定型
Photo via:https://amzn.to/3Utrlu9
スマートフォンを差し込んで固定する方式のスマートフォンホルダーです。
見た目的にはコンパクトになるので、ロードバイクやクロスバイクなどでシンプルに固定したい人に向いているスマートフォンホルダーだと思います。
もちろん重量も軽くなります。
また、多くのスマートフォンは本体の上部にボタン類やカメラがあるので、このタイプはそれらを覆い隠してしまうことがありません。
四隅固定式と比べて着脱がしやすいのが特徴ですが、固定する方法によっては、凸凹の激しい場所だと飛び出してしまう可能性も考えられます。
シリコン固定型
固定部にシリコンゴムを使用したタイプのスマートフォンホルダーです。
重量が軽い、安価などのメリットがありますが、振動で揺れやすい、取り付け取り外しが面倒というのもあります。
使用するスマートフォンのサイズによって固定力が変わってしまうというのもありますし、実際使用してみると揺れるので不安になったりもするので、個人的にはあまりおすすめではありません。
その他
通勤通学で雨の日も使用したい場合には、防水タイプのスマートフォンホルダーも魅力的ではありますが、取り付け取り外しが面倒だったり、機種を選ばなければいけないので、このあたりは一長一短かと思います。
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スマホホルダーまとめ
一昔前に比べて、自転車にスマートフォンホルダーを取り付けている人を多く見かけるようになってきましたね。
昔に比べてスマートフォンのバッテリーが長持ちするようになったり、日中でも視認性が良くなったりというのも要因として大きいですね。
個人的にもサイクルコンピューターはサイクルコンピューターで利点はあると思っていますが、ライトユーザーにとってはスマートフォンのアプリと周辺の計測器で十分かな、というよりもスマートフォンの方が優れているという印象さえあります。
特にナビ関係は圧倒的にスマートフォンの方が便利ですから、きままにどこかへサイクリングに行きたい場合は、スマートフォンホルダーがあれば便利だと感じることも非常に多いです。