クロスバイクを購入したばかりなのに、ロードバイクが欲しくなってロードバイクを購入してしまう人がいます。
一部の特別な自転車好きな人だけではなく、意外と多くの人がクロスバイクを購入したすぐ後に、ロードバイクを購入してしまうのです。
何故そのようなことになってしまうのでしょうか?
実は、クロスバイクかロードバイクのどちらかを購入しようかと検討し、クロスバイクを購入してみたものの「本当に欲しかったのはクロスバイクではなくロードバイクだった」ということに気がついてしまい、我慢しきれずにロードバイクを購入するというのが大きな理由です。
クロスバイクでも、普通の自転車に比べれば、驚くほど軽快でスピードも出ます。
クロスバイクの値段もシティサイクルなどと比較すれば数倍の価格です。
なので、スポーツバイクを楽しむ目的としてはクロスバイクでも十分なはずなのに、どうしてクロスバイクを購入したすぐ後に、新たにロードバイクを購入する人が多いのでしょうか?
それは、クロスバイクを購入した後すぐにロードバイクが欲しくなるという「ロードバイク欲しい病」のせいなのです。
クロスバイクを購入した後すぐにロードバイクが欲しくなる
ロードバイク欲しい病
クロスバイクを購入した後、すぐにロードバイクが欲しくなる症状を「ロードバイク欲しい病」と呼んだりします。
その名の通りで、ロードバイクがどうしても欲しくなってしまう症状を伴う病気です。
クロスバイクを購入した人の多くが、クロスバイク購入後、数週間〜数ヶ月でこのロードバイク欲しい病にかかってしまうと言われます。
ロードバイク欲しい病にかかってしまうと、クロスバイクを購入した自分の選択を後悔するようになるとともに、四六時中ロードバイクのことばかりを考えるようになってしまいます。
なんとか我慢しようと思っても、クロスバイクに乗るたびに症状はどんどん悪化してしまい、気がつくと新しくロードバイクを購入する計画を立てていたり、ロードバイク目当てにサイクルショップに足を運んだりするようになり、最終的にはロードバイクを購入してしまうという恐ろしい症状です。
何故、クロスバイクを購入するとロードバイクが欲しくなってしまうのでしょうか?
スポーツ自転車が何なのかを理解するとロードバイクが欲しくなる
ロードバイクを諦めてクロスバイクを買った人は要注意
クロスバイクに乗っている人の多くは、ロードバイクなどの本格的なスポーツバイクにも興味があると思います。
むしろ、クロスバイクを購入する切っ掛けはロードバイクに興味があったからかもしれません。
僕自身もロードバイクほしい病になった一人ですが、僕もロードバイクに興味を持ったことがクロスバイクを購入した切っ掛けでした。
スポーツバイクが欲しいと思い始めた当初は、予算を三万円くらいで考えていて、Amazonなどのネットショップで販売されている一見ロードバイクのように見える自転車を購入しようと考えたりしていました。
ところがロードバイクについていろいろ調べてみると「数万円という価格で売られている自転車は、見た目だけはロードバイクのように見える自転車で、中身はロードバイクと呼べるようなスペックは備わっていない」ということを知りました。
インターネットで販売されているような数万円で購入できる自転車はロードバイクとは似て非なる自転車なのです。
要するに「ロードバイクのようなもの」なのです。
ロードバイクとして必要最低限の性能が備わった自転車を購入しようと思うと、最低10万円からというのが相場です。
その現実を知り、Amazonなどで販売されているロードバイクのように見える自転車を購入するのは諦めました。
それまでの僕の中での自転車と言えば、「量販店で1万円程度で買うモノ」だったので、いくらロードバイクに興味を持ったからと言ってそんな大枚をはたいてまで欲しいと思うものではなかったですし、買うこともできませんでした。「自転車に10万円?バカらしい」というのが一般的な感覚で、僕自身も同じように考えていました。
それでもスポーツ自転車を諦めきれずにいた僕は、ロードバイクと性能のよく似たクロスバイクの存在を知ります。
クロスバイクもロードバイクと同様にスピードが出て、軽快に走れる自転車です。
それにも関わらず、価格はロードバイクよりもかなり安く、5万円程度からでも購入できるのです。
「クロスバイクなら手が届く」
僕の気持ちはクロスバイクを購入する方向で固まっていきました。
クロスバイクも最低5万円からという感じなので、自転車で考えれば、けして安いとは言えない価格ではありますが、全く手が出なかったロードバイクに比べれば、クロスバイクはなんとか出せる金額です。
そして、僕にとっての最初のスポーツ自転車はクロスバイクになりました。
このように、本来はロードバイクを買いたかったけれど、価格や家庭の事情など、何らかの理由でロードバイクを諦めてクロスバイクを購入したような人などは、ロードバイク欲しい病を発症しやすくなります。
ロードバイク欲しい病はクロスバイクとロードバイクの性能の違いを理解できるようになるのが原因
スポーツ自転車に興味を持った人が抱く素朴な疑問は、クロスバイクとロードバイクの違いです。
多くの初心者にとって、クロスバイクとロードバイクの違いを理解するのは非常に難しいものです。
「クロスバイクとロードバイクの違い?ハンドルの形が違うからに決まってるじゃん」という感じが関の山かと思います。
もっと言うのであれば、自転車初心者にとっては、シティサイクルとロードバイクの違いすらよく理解できていないと思います。
そして一般的な経済感覚で考えれば、いくらスポーツ自転車に興味があるからと言って、自転車に数十万円も払おうとは思えません。
「所詮は自転車なんだからプロ仕様の自転車でなくてもスポーツ自転車は楽しめるでしょ。だったらクロスバイクで良い。自転車ごときに10万円なんて絶対に出せない」というような気持ちから、ロードバイクではなくクロスバイクを購入してしまう人もきっと多いと思います。
しかし、クロスバイクに乗ってるうちに「スポーツ自転車とは何か?」を少しずつ理解するようになります。
普通の自転車とは全く違う乗り物であることに気がつくのです。
クロスバイクとロードバイクの違いも理解できるようになり、クロスバイクの限界を知るようになるのです。
そうすると、もうロードバイクのことばかりが気になります。
日々のサイクリングの中でロードバイクの加速の速さに驚かされたり、弾丸のように走り去るロードバイクを見ながら、いろいろな疑問を感じるようになります。
「どうしてあんなに速く走れるんだろう?」
「どうして自転車で数百kmの長距離を走れるんだろう?」
「もしかして走りの違いは体力ではなく自転車の違いなのかも?」
そんな疑問を感じるようになると
「僕が欲しかったのはクロスバイクではなくロードバイクだったんだ」
「もっと速くもっと遠くまで走るためにはクロスバイクよりもロードバイクじゃなきゃだめなんだ」
というような答えにたどり着くのです。
クロスバイクに乗り始めるとスポーツ自転車のことが理解できるようになり、「もっと速く、もっと遠くへ」と欲が出るようになります。
そうして自分が本当に欲しかったのは「クロスバイクではなくロードバイクだった」ことに気付かされるのです。
「もっと速く走りたい」
「もっと遠くまで自転車で行ってみたい」
そんなことばかり考えるようになり、明けても暮れてもロードバイクのことばかりを考えるようになります。
もうロードバイクを購入せずにはいられなくなってしまうのです。
ロードバイク欲しい病になってしまった人の行動
ほとんどの人がロードバイクを購入する
ロードバイク欲しい病にかかってしまうと、四六時中ロードバイクのことばかりを考えるようになります。
いろいろなメーカーのロードバイクを調べたり、自転車仲間に相談してみるようになります。
プロショップで実際にロードバイクを見たり、相談しているうちにどんどん気持ちはロードバイクを購入する方向で固まっていきます。
そして最終的には多くの人が新しくロードバイクを購入することになるのです。
しかも、クロスバイクを購入した時点と比べるとスポーツ自転車に関する知識も増えていて、コンポーネントのグレードの違いなどについても理解できるようになっていたりするので「フレームはカーボンが良い」「コンポーネントは105以上が良い」などと、欲求はエスカレートしていきます。
そして「どうせ買うなら」という気持ちに後押しされて、クロスバイクを購入した当初は絶対に検討もしなかった「ちょっと良いグレード」のロードバイクを購入してしまうのです。
結果、20万円〜30万円ものロードバイクを選択することになります。
最初に買ったクロスバイクの扱い
ロードバイク欲しい病との闘いに負けてしまってロードバイクを購入してしまった場合、最初に購入したクロスバイクはどうなってしまうのでしょうか?
売り払う
ロードバイクを購入して早々にクロスバイクを売り払ってしまう人もいるようです。
普通に考えれば自転車は一台あれば十分ですし、同じような自転車は二台も必要ありませんし、置き場所だって困りますから、売り払ってしまうというのは理にかなった行動です。
そしてあまり走行していない新しい状態であれば、GIANT(ジャイアント)やBianchi(ビアンキ)、TREK(トレック)などの人気メーカーのクロスバイクだと、意外と良い価格が付いたりするので、それを新しいロードバイクの購入資金にすることも出来ます。
ロードバイクとクロスバイクの二台持ち
僕個人の意見としては、たとえロードバイクを買ったとしても、クロスバイクとの二台持ちがおすすめです。
何故ならば、クロスバイクとロードバイクでは自転車の性能や用途がはっきりと違います。
二台持ちしたとしても、どちらか一方しか乗らなくなるなんてことはあまりないと言えるからです。
もしも乗らなくなることがあるならば、クロスバイクもロードバイクも乗らなくなった時くらいでしょう。
クロスバイクはご近所やちょっとしたサイクリングに出かける時には非常に便利ですし、本格的にガチな感じで走りたい時には、クロスバイクよりもロードバイクの方が断然良いのです。
実際にロードバイクに乗ってみると気が付きますが、本格的になればなるほど乗る前の準備(服装などの事前準備)が多くなり気軽な乗り物ではなくなります。
要するに、ロードバイクとクロスバイクとでは用途が異なる自転車なので、ロードバイクとクロスバイクを二台持ちすると、用途に応じて乗り分けることができるのです。
また、ロードバイクのパーツ類を交換した際には、余ったパーツをクロスバイクにお下がりで流用することもできるので、クロスバイクとロードバイクの二台持ちというのは、実は非常に理にかなった選択なのです。
なので自転車の保管場所の問題さえなければ、ロードバイクとクロスバイクの二台持ちが断然おすすめです。
最適なロードバイクを選択するための重要なポイントはクロスバイクを購入することでもある
最初にロードバイクを購入しても失敗する
ロードバイクはクロスバイク以上に高級な自転車です。
そして用途によって使用も細かく分類されています。
もともとロードレース用の自転車なので、必要な性能を強化するために、不必要な性能は犠牲にたり、性能の一部を強調した性能にするなどでエッジを効かせていたりするのです。
例えば、坂道を登るヒルクライム仕様と、長距離を走るエンデューロ仕様やトライアスロン仕様などでは少しずつ仕様が異なります。
なので、自分の乗り方に適した自転車を選ぶことになります。
もちろん、趣味で乗るのであれば、デザインや見た目だけで選ぶのも良いとは思います。
そうすると、スポーツ自転車に詳しくない人がいきなりロードバイクを購入しようと思っても、自分にとって、どのようなロードバイクが相応しいのかの判断ができません。
自転車屋さんに相談しようにも、正確にそれを伝えられないので、自転車屋さんは「初心者に無難なロードバイク」をおすすめしてくることになります。
しかし、最初にクロスバイクを購入しておくと、スポーツ自転車に関する知識も増え、自分がスポーツ自転車に乗って何をしたいのかが明確になった上でロードバイクが欲しいと思っているので、用途や目的を自転車屋さんにも明確に伝えられるようになるので、自分が本当に欲しいスペックの自転車を購入できるようになります。
要するに、ロードバイクを失敗なく購入するための最も重要なポイントは、スポーツ自転車に関する知識を増やし、自分がどのようにロードバイクに乗りたいのかを明確にすることなのです。
そのために最も近道なのが、実は「クロスバイクをロードバイクよりも先に購入すること」なのです。
クロスバイクに乗りながら、自分がどのように自転車に乗りたいのかを考えたり、必要なスペックや自転車の知識を増やしていくのです。
ロードバイクを先に購入しても「もっと性能の高いロードバイク欲しい病」になる
クロスバイクを先に買わずに、最初からロードバイクを購入してしまった方が良かったと思うかもしれませんが、クロスバイクを先に購入するのが正解だと僕は思います。
というのも、スポーツ自転車の価値が分ってくると、30万円を超えるようなロードバイクでも高いとは思わなくなります。
スペック相応の価格だと思えるようになるのです。
しかし、初めてのスポーツ自転車を購入する段階では、スポーツ自転車の性能について理解するのは難しいため、そこまで思い切った買い物を出来る人は少ないのです。
なので、最初にロードバイクを購入する場合、多くの人が最低限のスペックを備えたロードバイクの一つの目安である、10万円程度のロードバイクを購入するのです。
しかし10万円レベルのロードバイクに搭載されているコンポーネントは、廉価エントリーモデルのSORAあたりですし、フレームもカーボンフレームではなくアルミフレームだったりします。
そうすると、本格的にロードバイクに乗りたいと思った時には「物足りない性能」に感じてしまうようになります。
つまり、最初にクロスバイクではなくロードバイクを購入したとしても、結局はもっと良い性能のロードバイクが欲しくなってしまうのです。
しかも、最初にロードバイクを購入してしまうと、用途の被るロードバイクを二台持つことになります。
そうすると、古いロードバイクは売り払って処分してしまうか、練習用などにするしかありません。
結局のところ、最初にクロスバイクを購入しても、ロードバイクを購入しても、いずれにしても(もっと性能の高い)ロードバイク欲しい病になってしまうのです。
それであれば、最初にクロスバイクを購入したほうが出費も抑えられますし、新たにロードバイクを購入しても、用途の違う自転車を二台持ちで使い分けることができるので、無駄が少ないです。
スポーツ自転車のことを理解すればこそ、もっと性能の高いロードバイクが欲しくなる
クロスバイクではなく、ロードバイクを先に買ったとしても、結局は同じようにロードバイク欲しい病になってしまうのです。
それは、初めてスポーツ自転車を購入する時には、自転車の性能についての知識が乏しいだけでなく、自分自身がどんな自転車の乗り方をするのかをきちんと理解できていないことに原因があります。
自転車の乗り方や、利用方法はひとそれぞれに違うものですし、実際にスポーツ自転車に乗り始めてから判ることも沢山あります。
なのでクロスバイクやロードバイクに乗り始めると、徐々に自転車の性能ことや、自分自身がどのような自転車を求めているのかが理解できるようになってきます。
そうすると、自分の求める自転車の用途に適した、もっと上のグレードの自転車が欲しくなってしまうのです。
そうであれば、最初から「ハイエンドモデルのロードバイク」を購入すれば良さそうにも思えますが、実際問題でスポーツ自転車がどんなものか知らない状態で、いきなり数十万円もする自転車を購入するのは、非常に勇気が必要です。
仮に思い切って購入したしても、本格的なハイスペックなロードバイクに乗るのは意外と準備することが多いです。
それなりの服装や、ビンディングシューズなどの装備が必要になってきますから、乗り始めまでの準備が増えて気軽に乗れるようなものではなく「よし!今日は思い切り自転車に乗るぞ」というような意気込みがなければ面倒に感じてしまうものでもあります。
そうすると「もっと気軽に乗れる自転車が欲しい」と考えるようになります。
今度は逆にクロスバイクが欲しくなる「クロスバイク欲しい病」になってしまうのです。
そもそも、必要な自転車やスペックは、用途や乗り方によって変わってくるものなので、そこを自分自身で理解できていないうちは、どうしたって正しい選択ができないのです。
そしてそれを理解するための最適解は、入門用のクロスバイクを購入して、しばらく乗ってみることだったりするのです。
自分の用途に適した最高のロードバイクを手に入れるために必要なステップ
クロスバイク購入→ロードバイク購入の流れは正しい
クロスバイクを購入したすぐ後に、ロードバイクが欲しくなり、ロードバイクを購入してしまうという行動パターンは、誰もが通る立派なサイクリストへになるための階段とも言えるでしょう。
自転車メーカーの立場で考えれば、高単価のロードバイクへ誘導するための撒き餌的な存在としてクロスバイクのポジションがあるわけですから、クロスバイクを購入してロードバイクへステップアップしていくというのは、ある意味正当なステップを踏んでいるとも言えると思います。
まずはクロスバイクで自分がどのようにスポーツ自転車と付き合っていくかを知り、自分が本当に欲しいスポーツ自転車が一体何なのかを明確に理解できるようになるために必要なステップなのです。
新しいロードバイクが買えないならクロスバイクを改造すれば良い
クロスバイクを購入した後に、自分が欲しいと思うスポーツ自転車とは何なのかを理解して、それで本当にロードバイクが欲しいと思うのであれば、あれこれ考えるよりも、さっさとロードバイクを購入してしまった方が確実に幸せになれると思います。
とは言いつつも、クロスバイクを購入した後にすぐロードバイクを購入し直せるような人ばかりであはりません。
ロードバイクに憧れながら、も金銭的な事情や家庭の事情など様々な理由で新しくロードバイクを購入するのを諦めてクロスバイクを乗り続ける人も少なくないでしょう。
そんな方々におすすめしたいのが、クロスバイクの改造カスタマイズです。
クロスバイクも改造カスタマイズすることで、ロードバイク用のコンポーネントやホイールを装備でき、ロードバイクと比べても遜色のない性能の自転車にアップグレードさせていくことができます。
もちろん、どんなに改造カスタマイズをしたとしても、クロスバイクがロードバイクになることはありませんが、ロードバイクのような走行性能に近づけていくことはできますし、少なからずロードバイクが欲しいという欲求を満たしてくれる一つの解決策にもなると思います。
クロスバイクを改造カスタマイズをすることで、よりスポーツ自転車についての理解も深くなりますから、個人的にはクロスバイクの改造カスタマイズはとてもおすすめしたいことの一つです。
ホイールやペダルなどは簡単に交換でき、改造カスタマイズした効果も実感しやすいパーツなので、気になる人はまずホイールやペダルから始めてみるのが良いかもしれません。
ホイールの場合は、クロスバイクの価格と同じくらいのホイールを基準に検討すれば、フレーム等々のスペックとバランスがとれたホイールが選択できると思いますし、純正のホイールと比べるとまるで別の自転車になったかのうように走行性能が変わるので、十分もとが取れるくらいに楽しめるはずです。
もし、クロスバイク用のホイールを検討するのであればシマノのRS-500かRS700あたりが定番になるので検討してみると良いでしょう。
クロスバイクの購入はロードバイクの購入で失敗しない唯一の方法
クロスバイクからロードバイクへのステップアップは、自分の用途に最適なロードバイクを購入するための最適解であり、ロードバイク選びを失敗しないための唯一の方法と言っても過言ではありません。
ロードバイクの購入に失敗しないガイドなどは、インターネットでも多くの情報が見つかりますが、結局の所は人それぞれにロードバイクに乗るシチュエーションや求めている性能も異なるので、特定の車種を挙げて「おすすめ!」などと紹介するのは無理があるのです。
百聞は一見にしかずと言うように、沢山の情報を集めるよりも、まずは入門モデルでも良いのでスポーツ自転車として最低限の性能をもったクロスバイクに乗ってみて、方向性を探るというのが、ロードバイク選びでの一番正しい方法だと思います。
なので、最初にクロスバイクを購入して、ロードバイクが欲しくなってしまった人は正しいサイクリストへの階段を登っていると思って、安心して次のステップに進んでいけば良いと思います。