Photo via:http://www.jr-shikoku.co.jp/
JR四国がサイクリストに対して優しいサービスを始めています。
JR四国の各サービスで、自転車の積み込みが可能になるなど、四国方面を自転車で旅したいと思った時に、非常に便利そうです。
いつか利用する事もあるかと思い、ブックマーク的にサービスをまとめておきます。
JR四国バスで輪行ができる
「観音寺エクスプレス号」と「なんごくエクスプレス号」で、自転車積込み&事前予約サービス実施中で、バスの予約時に自転車の積み込みを申し込むことで利用できる。2016年1月12日からスタートしています。
その後、「黒潮エクスプレス号」「高知徳島エクスプレス号」「高松エクスプレス広島号」吉野川エクスプレス号」が対象路線に追加されることになるようです。
詳しくは下記のプレスリリースをご参考ください。
参考 「自転車積込み&事前予約サービス」対象路線追加のお知らせ
積み込み料
黒潮エクスプレス号 (高松-高知)
300円/1台
100円/1台観音寺エクスプレス号 (観音寺-大阪)
300円/1台
100円/1台なんごくエクスプレス号(高知-松山)
300円/1台
100円/1台高知徳島エクスプレス号(高知-徳島)
300円/1台
100円/1台高松エクスプレス広島号(高松-広島)
300円/1台
100円/1台吉野川エクスプレス号 (松山-徳島)
300円/1台
100円/1台
予約可能台数
4列シート車両:2台
3列シート車両:1台
利用条件
● 解体もしくは折りたたみが可能な自転車
● 輪行袋に収納(3辺の合計が250cm以内)
● バスへの積み込みは自分で行なう
● 滅失・破損等については補償せず
● 自転車のみの予約は不可
● 減失・破損等についてはJR四国は補償しない
予約受付箇所
黒潮エクスプレス号
ジェイアール四国バス
四国高速バス
とさでん交通の予約センター及び窓口
観音寺エクスプレス号/なんごくエクスプレス号
ジェイアール四国バスの予約センター及び窓口
高知徳島エクスプレス号
ジェイアール四国バス
徳島バス
とさでん交通の予約センター及び窓口
高松エクスプレス広島号
ジェイアール四国バスの予約センター及び窓口
吉野川エクスプレス号
ジェイアール四国バス
徳島バスの予約センター及び窓口
特急電車で輪行ができる
特急 宇和海
サイクルルーム付き特急「宇和海」に自転車をそのまま積み込めるサイクリスト向けのサービスを、2016年2月25日よりスタートさせて、定期的に実施しています。
一般的には電車に自転車を積み込む場合は、輪行袋や折り畳むなどの必要がありますが、そのまま電車に自転車を積み込める、いわゆる「サイクルトレイン」と呼ばれるもので、電車から降りればすぐさま自転車に乗れる電車です。
● 車両名:特急 宇和海
● 路線:松山―宇和島
えひめ・しまなみリンリントレイン
● 車両名:しまなみ
● 路線:予讃線(松山-今治間)
● 運行日:2016年3月6日、3月13日、3月19日~3月27日の土日祝
その他
JRの電車への通常の持ち込みルール
JRの電車への自転車の持ち込み方法です。
輪行袋に入れれば自転車は無料で積み込むことができます。
列車内への自転車の持ち込みについて
Photo via:http://www.jr-shikoku.co.jp/02_information/kippu_info/kippu_sonota.shtm
輪行方法については下記の記事を参考にしてください。
しまなみ海道 瀬戸内海横断自転車道
四国には、サイクリストにとってのメッカのひとつであるしまなみ海道があります。
四国愛媛・今治と広島・尾道を結ぶ、日本で初めての海峡を横断する自転車道で全長約70kmに及びます。
日本全国はもとより、海外からも訪れるサイクリストにとって一度は訪れたいスポットです。
めざせ! しまなみ海道 サイクリング入門 (ヤエスメディアムック)
まとめ
JR四国は、大手メーカーと連携した自転車関連のサービスを展開したり、定期的にサイクルトレインを実施したり、高速バスでの自転車の積み込みを可能にしたり、何かとサイクリストに優しいサービスを実施しています。
四国は車社会で電車の利用者の少ない地方だからこそ実現出来るサービスだとは思いますが、全国のJRでも、自転車がそのまま電車に積み込めるようなサービスが展開される日が来れば良いのになと思います。
僕が過去に訪問したことのあるアメリカやドイツなどでは、電車に自転車を積み込める専用スペースが各車両に設けられていて、当たり前のように電車に自転車を積み込んでいたりするのを見て「良いなぁ」と思ったものです。
東京などの市街地やラッシュアワーに実現するのは難しいかもしれませんが、地方や利用者の少ない時間帯では、JR四国をお手本にして、是非実施を検討して欲しいところです。
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