自転車に乗る際には多くのエネルギーを必要とするので、エネルギー切れを防ぐためにも手軽にエネルギーチャージができる補給食が必要になります。自転車に乗る際の補給食と言えばスティック羊羹などが定番です。
スティック羊羹はコンビニなどでも簡単に手に入るため最も手頃な補給食ではありますが、羊羹が苦手な人もいるかと思います。そこで、羊羹に代わる補給食としてパウンドケーキをおすすめしたいと思います。
自転車でのエネルギーチャージにおすすめなのは高カロリーな食べ物
自動車で走るためにはガソリンが必要なのと同じように、自転車だって走るためにはエネルギーが必要です。
走る距離が30km程度であれば、エネルギー補給ははあまり考えなくても良いとは思いますが、ロングライドなどと呼ばれる100km以上の道のりを走行する場合、道中でエネルギー補給をしないとハンガーノックと呼ばれるガス欠状態になってしまい、ペダルを踏むことができなくなってしまったりするからです。
そんなわけで、クロスバイクやロードバイクなどの自転車に乗って、ロングライドに出かける際には、エネルギー補給するための食品である「補給食」も用意してサイクルジャージのポケットなどに入れておく必要があります。
自転車用途に適した補給食がある
一般的に補給食と言えば「スニッカーズ」や「SOYJOY」「カロリーメイト」などが思い浮かぶと思います。
しかし、自転車の場合はサイクルジャージの背中のポケットなどに補給食をいれておくと、チョコレートが体温で溶けてしまったり、喉が乾いてパサパサしたものは口の中の水分を奪われるなどの理由で、これらの補給食はあまり好まれておらず、あまり自転車様の補給食としては評価が高くありません。
「ウイダーinゼリー」や「スティック羊羹」など、するりと食べられるものの方が評価が高くなります。。
他にも自転車用に特化した補給食もあり「エナジーバー」とか「エネルギーバー」などで調べればいろいろと出て来ると思います。
それらの食品は、いわゆる行動食と呼ばれるもので、主にレースの最中にエネルギー補給するためのもので、携帯しやすく高エネルギーなのはもちろん、片手で食べやすいなどの特徴があります。
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フランスではパウンドケーキを補給食にする人もいる？
横浜市にあるフランス菓子店「パテスリー リフイユ」では、フランス修業時代の経験を活かして、サイクリスト向けの補給食として、ツール・ド・フランスに敬意を表してネーミングされた「ツール・ド・ケーキ」を販売しています。
参考 パテスリー リフイユ
フランスでは自転車の補給食にパウンドケーキを食べる
このお店のオーナーが、フランスに修行していた時に、お友達のフランス人が、自転車の補給食としてパウンドケーキを持参していたというのが「ツール・ド・ケーキ」開発の元だったそうです。
日本の場合も、補給食として和菓子である羊羹などが好まれていることを考えれば、洋菓子の本場フランスで、パウンドケーキが補給食として好まれていたとしても何ら不思議はありません。
パウンドケーキが補給食として優れいている理由
● 高カロリー
● 日持ちする
● バリエーションが豊富（アレンジができる）
● 適当な大きさにカットできる
● ドライフルーツなども入れられる
パウンドケーキは自分で焼くのも簡単ですし、適当な大きさにカットすることができるので携行するにも良い感じで、手軽にエネルギーチャージするのに適した食材なんですよね。
自転車を降りての休憩タイムなどで食べるには、丁度良いのではないかと思います。
クロスバイクやロードバイクのエネルギー補給にパウンドケーキが流行るかどうかはわかりませんが、羊羹の甘さが苦手だったりする人にとっては、パウンドケーキは非常に良い選択肢になるのではないでしょうか。
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