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ロサンゼルス・ダウンタウンの自転車事情 2019|アメリカ・カリフォルニア州

アメリカ カリフォルニア州 ロサンゼルスのダウンタウンの自転車事情 2019

アメリカのカリフォルニア州のロサンゼルスの中心部にあるダウンタウンエリアの自転車事情についてまとめています。

2018年に続いて2019年にもロサンゼルスのダウンタウンエリアに訪れたので、自転車事情に注目しつつ、ロサンゼルスのダウンタウンエリアを散策してみました。

ロサンゼルスのダウンタウンエリア

ロサンゼルスのダウンタウンエリア

ロサンゼルスのダウンタウンエリアはロサンゼルスの都心部で、同じロサンゼルスのハリウッドなどとはまた違った雰囲気で、高層ビルやオフィスビルなどが乱立する大都会でもあります。

その傍らでスキッド・ロウと呼ばれる貧民街などがあったり、犯罪多発都市として非常に治安が悪いというような印象もありますが、実際に住んでいる人の話などを聞けば、夜中に一人で出歩かない、暗い道を歩かない、行ってはいけないと言われるような場所には行かないなど、海外旅行の常識さえ守れば、特に大きな問題に巻き込まれたりするようなことも無いようです。

実際に僕が訪れた時にも、警察もよく巡回していましたし、明るい通りであれば、夜中になっても女性一人で歩く姿が見られました。24時間営業のお店もそれなりにありますし、それほど危険という印象は全くありませんでした。

移動手段は基本的には自動車社会なのでタクシーやUBERを利用するのが便利ですが、地下鉄もそれなりに充実していて、サンタモニカやハリウッドなど主要な場所には地下鉄一本で行けるなど、自動車以外の交通網もそれなりに整備されているため、移動手段に困ることもありませんでした。

そんなロサンゼルスのダウンタウンエリアを散策しつつ自転車事情について観察してきました。

ロサンゼルスのダウンタウンエリアの自転車事情 基本

基本は自動車社会でも自転車の利用者も多い

基本は自動車社会でも自転車の利用者も多い

アメリカは極端な自動車社会で、その中でもロサンゼルスは全米屈指の自動車の多い街としても知られています。なのでロサンゼルスに居住している人たちの基本的な移動手段は自動車ということになります。

では自転車に乗っている人は少ないかと言うとそうでもなく、意外と自転車に乗っている人も多く、東京で見かけるのと同じレベルで自転車に乗っている人を見かけることができました。

昨年ダウンタウンエリアを訪れた時には自転車は少ない印象でしたが、それはたまたまだったようで、今回散策した範囲では多くの人が自転車に乗っていました。

自転車に乗っている人も様々で、日常の足として乗っているような人、通勤で利用しているような人、それから日本でも増えてきたUBERの配達をしているような人、メッセンジャーなども見かけることができました。公園などではBMXなどを楽しむ人も見かけることができました。

いろいろな種類の自転車がある

いろいろな種類の自転車がある

アメリカのロサンゼルスのダウンタウンエリアでは様々な種類の自転車を見かけました。

基本的にはマウンテンバイクが多い印象でしたが、シングルギアのシンプルな自転車だったり、ロードバイクやBMX、ビーチクルーザーなど多様な自転車をそこいらで見かけることができます。

逆に日本の定番であるシティサイクルやママチャリはほとんど見かけませんでした。

駐輪スペースと施錠方法

鉄柵に地球ロックが基本

駐輪スペースと施錠方法

街のあちこちにはガードレールのような鉄柵があります。そのガードレールのようなものに自転車が地球ロックされています。

最初はガードレールを勝手に使用しているものと思っていましたが、同様の鉄柵が駐輪場にも設置されていることから、これらの鉄柵は自転車を駐輪するために設置されているもののようです。

アメリカのロサンゼルスでは自転車をそのまま駐輪するということはないようで、必ずこうした鉄柵に地球ロックして駐輪されているようで、公園などでも鉄柵が設置されていました。

施錠する鍵がゴツい

施錠する鍵がゴツい

地球ロックをするのが基本なだけでなく、施錠している鍵が日本で見かける鍵よりも随分とゴツいのも印象的でした。

施錠する鍵がゴツい

多く見かけたのはU字ロックですが、クリプトナイトなどの防犯性能の高くてゴツいものが多かったですし、チェーンタイプの鍵もヤワなチェーンカッターでは切断できないレベルの太いチェーンでした。

油断すると盗まれるというのは日本でも同じですが、施錠に対する意識の高さから考えると、かなり警戒しておかないとロサンゼルスでは盗難被害に遭ってしまいそうですね。

ヘルメット

ヘルメット

カリフォルニア州で自転車に乗る場合のヘルメットの装着は17歳以下には義務付けられているようですが、大人の場合は努力義務といったところでヘルメットを着用しなくても自転車に乗れるようです。

安全意識の高い人はヘルメットを着用していますが、今回のロサンゼルスでの滞在の際に見かけた範囲ではヘルメットを装着している人は少なく、日本で見かけるのと同じ程度の装着率でした。

参考 California Bicycle Helmet Law

ロサンゼルスのダウンタウンエリアの自転車事情 シェアサイクル

METRO SHARE BIKES

メトロのシェアサイクル

ロサンゼルスはシェアサイクルも多く設置されています。代表的なのは公共機関でもあるメトロのシェアサイクルで2018年に訪れた時にもいろいろな場所で見かけることができました。

自転車は必ずステーションと呼ばれる自転車置場に戻す必要がありますが、歩いて回れる範囲でもいくつものステーションを見つけることができたので、非常に利便性が高いと思います。少なくとも東京のシェアサイクルとは比較にならないレベルでステーションが整備されている感じでした。

参考 METRO SHARE BIKES

参考 アメリカのバイクシェアの自転車はTREK製だった

JUMP BIKES

JUMPのシェアサイクル

2018年の時には見ることがなかった赤い自転車が特徴のシェアサイクル。ダウンチューブには大きくJUMPのロゴがプリントされています。

この自転車はサンフランシスコを中心に展開しているJUMP BIKESと呼ばれるサービスでUBERが買収したことでも有名です。サービスの特徴として好きな場所に乗り捨て出来るというメリットがあります。

参考 JUMP BIKES

乗り捨て型シェアサイクル

乗り捨て型ということもあって、ステーションとは違う場所に乗り捨てられている赤いJUMPの自転車を見かけることも多かったです。

このような乗り捨て型のシェアサイクルは非常に高い利便性がある裏返しとして利用者のマナーも問われることになり、中国などでは社会問題にもなっています。もちろんアメリカでも例外では無いようで、規制が強化される動きがあるようです。

ちなみにMETRO BIKESでもJUMP BIKESでも電動自転車で、アプリをダウンロードしてクレジットカードを登録すれば観光客でも利用できるようです。

電動スクーター

シェアライドBIRD

カリフォルニア州のシェアライドで急成長したのはシェアサイクルの他に電動スクーターがあります。キックボードのような乗り物で、ロサゼルスのダウンタウンエリアでもかなりの数を見かけることができました。

電動スクーター

BIRDとLimeというサービスが有名ですが、他にもいくつかのサービスを見かけました。そして利用者もかなり多いようでシェアサイクルを利用している人よりも圧倒的に多かったです。

参考 Bird
参考 Lime

社会問題化

社会問題

電動スクーターもシェアサイクルと同様に乗り捨てなどが社会問題化しているようです。実際にロサンゼルスのダウンタウンエリアを歩いてみると、いたる所に乗り捨てられた電動スクーターが放置されていました。

それなりにスピードが出るのと、本来走ってはいけない歩道などを走る人も多く、交通事故などの問題も少なからずあるようです。

電動スクーターの社会問題

またシェアサイクルと比べると倒れやすいため、ステーションに駐輪しているものでも将棋倒しになっていることも多く、街の景観を著しく損ねているのも残念な感じでした。

中国でも同様でしたが、こうしたシェアライド系のサービスはルールやマナーを守ってみんなが利用すればかなり画期的で便利なサービスになるのは間違いないですが、あまりに酷いと無い方が良いかなと思ってしまいますね。

ロサンゼルスのダウンタウンエリアの自転車事情 道路環境

ロサンゼルスのダウンタウンエリアの自転車事情 道路環境

ロサンゼルスの自転車が走る道路環境は日本に比べると随分整備されている印象でした。

ロサンゼルスでは自転車は歩道と車道のどちらでも走れるようですが、車道を走る場合でも自動車と自転車の走行区分がしっかりと分けられている場所が非常に多いです。なので、交通量は非常に多いですが、自転車でも快適に車道を走ることができます。

自転車の通行区分は多くの場合、上記の写真のようにグリーンの塗装がされています。未塗装の部分も少なからずありますが、徐々に塗装されていくのではないかと思われます。

自転車レーン

自転車レーンが整備されているのが当たり前の状況です。

自転車レーン

自転車レーンは幅広く整備されているので、バスなどの大型車が近くを通ったとしても非常に安全に走行することができます。

交差点付近の自転車レーン

交差点付近の自転車レーンの中には車道の中央近くを走るような自転車レーンも存在します。こうすることで巻き込み事故などが防げるようになるのではないかと思います。

また、自転車レーンを車道の端に設けないことで、車道に駐車している自動車が邪魔にならないなどのメリットがあると感じました。

土地に余裕があるということも大きいでしょうが、最初から自転車を考慮した都市開発がされているというのが日本との大きな違いだなと感じました。

アメリカ ロサンゼルスのダウンタウンエリアの自転車事情まとめ

アメリカ ロサンゼルスのダウンタウンエリアの自転車事情まとめ

完全な自動車社会の中でありながら、しっかりと自転車の走行スペースは確保されていたり、シェアサイクルなど自転車での移動手段もしっかりと活用されていたりして、アメリカ、ロサンゼルスのダウンタウンエリアの自転車環境は非常に整備されていて、自転車に乗れる恵まれた環境のように思えました。

自動車などの交通量は多いですし、運転も荒い気がしますが、しっかりと整備された自転車レーンを見れば、日本で狭い車道を自動車に幅寄せされながら走るよりもよっぽど快適で安全に自転車に乗ることが出来ると感じました。

また自転車の交通マナーに関しても、時折無謀な運転をしている人を見かけたりはするものの、比較的守られている印象だったので、自転車であろうと、交通ルール違反はしっかりと罰則があるのではないかと思います。

海外に行って自転車事情を観察するたびに思うことですが、日本の自転車事情は本当に良くないですね。

こんな感じロサンゼルスのダウンタウンエリアの自転車事情に注目しつつ散策してみましたが、わずか一年でもシェアサイクルなどの面では大きく環境が変わっている部分もあったりして、その変化の速さに驚かされました。

ロサンゼルスは冬の間の雨季を除けば基本的に雨がほとんど降らないのと、気温も極端に暑くなったり寒くなったりはしないため、自転車に乗るには非常に心地よい環境です。

また、交通ルールも厳しく取り締まられているせいか、基本的にはルールは守られているようですし、交通マナーも良いように思えました。

このようなことからロサンゼルスの自転車を取り巻く環境は、自転車愛好家にとっては非常に恵まれているように感じました。

ロサンゼルスのダウンタウンエリアにはウォルト・ディズニー・コンサートホールやオルベラストリート、L.A.ライブ、グランドセントラルマーケット、リトルトーキョーなどの観光スポットなどがあり、ハリウッドとはまた違った楽しみ方ができる街でもあるのですが、シェアサイクルを利用すれば、要所を一日で巡ることもできそうなので、次回ロサンゼルスに行く機会があれば、是非シェアサイクルの利用にもチャレンジしてみたいと思います。

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ベランダの自転車

余談ですが興味深かったのは、アパートが日本に比べて非常に広いと言われるアメリカで、しかも土足で生活しているにもかかわらず、上記の写真のようにベランダで自転車を保管している人も多く見かけました。

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