自転車を趣味にする人は、カメラと筋トレも趣味にしている可能性が高い。
もしくは、カメラを趣味にする人は、筋トレや自転車を趣味にするとハマる。
もちろん、筋トレを趣味にしている人は、カメラや自転車を趣味にするとハマる。
というように感じています。
「カメラ」と「筋トレ」と「自転車」の3つの趣味の親和性について書いてみました。
カメラ(写真)と筋トレと自転車と趣味のおはなし
カメラ(写真)と筋トレと自転車は親和性の高い趣味
カメラ(写真)と筋トレと自転車が趣味。
あんまり関係が無さそうな3つの趣味ですが、よくよく考えてみれば、意外と関係していて非常に親和性が良いのです。
なので、最初はいずれか単独で始めたはずの趣味が、いろいろ追求していくうちに、気が付くと、カメラ(写真)と筋トレと自転車の3つの趣味を同時に実践してた、なんて人が多いのです。
つまりは、カメラ(写真)を趣味にしている人には筋トレと自転車好きが多く、筋トレを趣味にしている人には写真と自転車が好きな人が多く、自転車を趣味にしている人にはカメラ(写真)と筋トレ好きな人が多いのです。
古くからある諺「風が吹けば桶屋が儲かる」ように「自転車が流行ればカメラ屋が儲かる」なんていう、ちょっと不思議なおはなしですが、如何にしてこの3つの趣味が絡み合うのかを解説してみます。
カメラ(写真)が趣味のAさんの場合
自転車趣味と同じくカメラの趣味も奥が深い
カメラ(写真)好きなAさんは、日頃から何処へ行くにもカメラを持ち歩き「パシャ」「パシャ」とお気に入りの景色や瞬間を記録しています。
良い写真を撮るためには、少々の遠回りや、来た道を引き返すなんてことも楽しみの一つとして厭うことがありません。
カメラ(写真)を趣味にすると、絶好の被写体を見つけるには足で探すのが一番なので、日頃から沢山の距離を歩くようになります。
また、カメラ(写真)も自転車と似ているところがあり、行き着く所はハイエンドな機種だったりしますし「ホイール沼」ならぬ「レンズ沼」というものがあり、ハマってしまうとなかなか抜け出す事ができない奥の深い世界だったりするのです。
本格的な一眼カメラを扱うようになってくると、趣味と言えどもプロ同様に三脚や交換レンズなどを持ち運ぶのは当たり前になります。
カメラ趣味は体力が基本
カメラ(写真)を趣味にすると、重たい機材を持ち運び、さらにはひたすら歩き続けるわけなので、体力勝負な側面もあったりします。
「重たいなぁ」「しんどいなぁ」と思うようになってしまうと、たちまち趣味に対する情熱は意気消沈してしまうので、そうならないように日頃からの体力作りも大切になってきます。
そうしてジョギングを始めてみたり、ジムに通い始めたりして、体力作りに精を出すようになるのです。
そんなこんなでジムに通い始めたAさんですが、ある日、ジム仲間であるBさんが、ジムまで自転車で来ているところに遭遇。
「ジムに来るまでの間に丁度良いウォーミングアップになって良いんですよ」なんて笑うBさんを見て「自転車も体力作りに良いかもな・・・」と気が付きました。
さらには「自転車に乗れば、移動も速くて遠くに行けるし、運動にもなるしで一石二鳥だな」なんてことに気が付いたりもします。
そうして「クロスバイクで気ままにサイクリングをしながら、気に入った景色を求めて遠出してみるのも悪くはないな」などと自転車に乗った自分の姿をイメージするようになります。
「うんうん、考えれば考えるほど自転車は良さそうだぞ」そんなことを考えながらAさんはサイクルショップに向かうのでした。
それもこれも全て、趣味であるカメラ(写真)を、もっともっと楽しむためなのです。
筋トレが趣味のBさんの場合
筋トレが好きでボディメイキングが趣味のBさん。
やることなす事すべてを運動・エクササイズと考えるほどで、ジム以外でもダンベルを使った筋トレは欠かしません。
部屋の掃除ですら運動と考えます。
落ちた物を拾う動作ですらどこの筋肉を動かしているのかを常に意識しながら拾い上げる始末。
そんな体力自慢のBさんですが、大好きなのはウェートトレーニングで、下半身のトレーニングは苦手です。
筋トレ好きな人たちに有りがちな、逞しい上半身に比べて貧相で細い脚を揶揄したチキンレッグがコンプレックスでもあり、その克服が課題でもありました。
かと言って、上半身のトレーニングに比べて下半身のトレーニングは地味だし、辛いしで、あまり気乗りがしないため、なかなか思うようにトレーニングは進みません。
そんな時に、どうにか下半身を強化する方法は無いかと考えて、目をつけたのが自転車でした。
自転車を教えてくれたのは仕事仲間のCさんでした。
Cさんの自転車趣味は有名で、Cさんの乗っている自転車は、いわゆる高級自転車などと言われるロードバイク。
自転車なのに60万円ほどしたそうです。
そんなCさんの脚は見事に筋肉が発達していて、カッチカチのコッチコチ。
もしも自転車に乗り始めれば、きっとCさんのように、趣味として楽しみながら下半身を鍛えることができるかもしれないと思い、ロードバイクに興味を持つようになりました。
そしてBさんにとって自転車がさらに魅力的に思えたのは、自転車に乗ると体幹が鍛えられるということ。
体幹は、いわゆるインナーマッスルと呼ばれるもので、胴体の中心にある筋肉で、姿勢を維持したりするために必要な筋肉です。
スポーツ選手などは非常に重要視する筋肉で、自転車競技選手にとっても大切な筋肉なのです。
日頃から筋トレやスポーツを行なっている人ほど「体幹」という言葉には反応するもので、ロードバイクが体幹トレーニングに良いと知るやいなや、サイクルショップに直行してロードバイクを即行で購入。
その後は、ジムに通うのにも自転車を利用して、せっせせっせとペダルを踏み、下半身を鍛えるのでした。
すっかり自転車の魅力にハマってしまったBさんは、より効率的にトレーニングをしたいと考えて、自転車に乗っている時には積極的に傾斜のきつい道を探すなど、坂道を登ることにも興味を持ち始めたようです。
今ではすっかりCさんよりもストイックに自転車に乗る毎日です。
そんなBさんですが、サイクル仲間達と山に登った際に、仲間の一人が愛車との記念撮影や、記念碑の前に愛車を置いて到達の証拠を記録したりする姿を見て「自分自身でも写真を撮って走行記録を残していきたいな」と考えるようになり、カメラにも興味を持つようになりました。
到達した場所で写真を記録して行くと「次はどこへ行こうかな」などとモチベーションのアップに繋がったり、トレーニング記録やコースを思い出すのにも便利なので、写真も積極的に撮るようになったりするのです。
それもこれも全て大好きな筋トレをもっともっと楽しむためなのです。
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自転車が趣味のCさんの場合
自転車が趣味のCさんは、ロードバイクで遠出をしたり、クロスバイクでポタリングを楽しんだり、日々充実した自転車ライフを送っています。
しかし会社勤めのCさんがゆっくりと自転車に乗れるのは週末だけ。
平日は夜も遅いので自転車に乗る時間もあまりありません。
そんなCさんは、自転車に乗らない平日でもトレーニング出来れば、きっともっと速くなれるはずなどと日頃から考えています。
自転車に乗るためのトレーニングはひたすら自転車に乗るのが一番良いですから、Cさんは室内でも自転車に乗ることができる三本ローラーの購入も考えたりしました。
しかし、賃貸マンションに住んでいるため自宅に三本ローラーを持込めるほど部屋に余裕があるわけでもなく諦めざるを得ませんでした。
三本ローラーとまではいかなくても、ちょっとした空き時間を使って日課としてトレーニングが行なえればそれで良いので、手軽にできるダンベルやステッパーから初めてみようかと考えたりもしています。
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平日に地道なトレーニングを積んで体力を付けて、週末には「いざ本番!」とばかりに思う存分自転車に乗る。
そんなことができれば、もっともっと充実した自転車ライフが送れそうです。
そしてCさんもまた、遠出した先で到達の記念として写真を記録したり、ポタリングしながら素敵な景色を撮影したりしながら自転車と写真の趣味を両立させている一人です。
もともとはスマートフォンで撮影をしていましたが、もっと写真が上手になりたいと思う向上心は自転車と一緒です。
良い写真を撮る為にはそれなりのカメラが必要だというわけで、ミラーレス一眼を購入しました。
ミラーレス一眼なら、軽くて値段も手頃で持ち運びも楽そうだったのが決め手でした。
ロードバイクに乗る際には、なるべく身軽にしたいこともあり、必要最低限の荷物しか持たないことも多いので、写真の撮影はもっぱらスマートフォンになってしまいますが、ゆっくりのんびりのポタリングの場合には、愛機をバッグに入れて、行く先々で気ままにシャッターを切っています。
それもこれも全て大好きな自転車をもっともっと楽しむためなのです。
僕の場合のカメラと筋トレと自転車
カメラと筋トレと自転車の話が「風が吹けば桶屋が儲かる」的なこじつけであるのは重々承知ではあります。
重々承知ではありますが、我が家には、カメラ、ダンベル、自転車の三種の神器が揃っているというのもまた事実であります。
実際問題で僕の場合だと、もともと筋トレが好きだったこともあり、何か身体に良い事をしようと考えると、まず始めるのはダンベルなどのウェイトトレーニングでした。
ところが年齢とともに脂肪がつきやすくなってきてしまったため、ウェイトトレーニングだけでは脂肪を燃焼しきれなくなってしまったのか、お腹周りの贅肉が気になり始めたので「もっと脂肪を燃焼出来る運動をしたい」と考えるようになりました。
脂肪を燃焼するための運動と言えばジョギングです。
しかし、ジョギングは苦手なので、過去に何度もチャレンジしたことがありますが長続きさせることができませんでした。
そこで辿り着いたのが自転車でした。
上の記事でも書きましたが、自転車ならジョギングが苦手な僕でも長時間乗っていられるのです。
そして愛車のクロスバイクに乗るようになったことを切っ掛けにして、今まで行ったことのない場所へ行くようになると、いろいろと写真を撮ってみたいという欲求も出てくるようになりました。
僕の場合、自転車購入前には、情報収集の為にいろいろな自転車ブログを見ていて、それらのブログに掲載されている素敵な自転車写真に影響されたこともあり、僕も自転車に乗って出かけたら風景の中に自転車を入れて撮影するということに憧れたりしていたのでした。
最初の頃はスマートフォンやコンデジで撮影をしていましたが、そのうちに「もっとちゃんとした写真を撮りたい」という気持ちが大きくなってきたことから、コンデジではない新しいカメラを購入して記録するようになりました。
残念ながらカメラは良くなっても、肝心の腕前が無いために素敵な写真はあまり撮れていませんが、自転車に乗っていなければカメラを買うこともなかっただろうと思うと、自転車とカメラ、そして筋トレはとっても親和性の高い趣味なんだなと思うのです。
以上、写真と自転車と筋トレの趣味の親和性について書いてみました。
趣味は多ければ多いほど世界が広がっていくので、今後もこの3つの趣味を中心にいろいろな分野の趣味にチャレンジしていければと思います。