デンマークの自転車ブランドMATE. BIKE。
発売当初はインスタグラムやツイッター、ニュース記事などで見かけることも多く、その見た目のインパクトから、自転車界隈でも話題になりました。
最近は街なかで見かけることも多くなったバイクのような見た目の自転車の先駆け的存在でもあります。
個人的にも「ゴツくてカッコ良いなぁ」と、見た目に惹かれるものがあったので、MATE.BIKEについて調べたことをまとめました。
MATE.BIKEはデンマーク、コペンハーゲンの自転車ブランド
MATE.BIKEはデンマークのコペンハーゲンで2016年に立ち上げられた自転車ブランドで、折りたたみ電動自転車としてクラウドファンディングindigogoで出資を募り、最終的に7億円を集めてサクセスし、さらに二年後の2018年に発表したMATE. Xで、再びクラウドファンディングで出資を募り、19億円を集めてサクセスしています。
ヨーロッパから参加したクラウドファンディングの中で最も大きな金額を集めたプロジェクトだったようです。
参考 MATE X: The coolest foldable eBike EVER
MATE. BIKE
参考 MATE.Bike
ストリート系のデザインの折りたたみ自転車
MATE.BIKEは、見ての通り無骨でワイルドなデザインの自転車で、太いタイヤにゴツいフレームは、ストリート系の方々に好まれそうなデザインです。
いわゆるファットバイクに分類される自転車になると思いますが、こんなゴツい見た目にも関わらず折りたたみ&電動自転車というギャップが受けたのかもしれません。
前後にサスペンションを備えたフルサスタイプで、昨今、街なかで見かけることの多くなったバイクのような見た目の自転車の先駆け的な存在でもあります。
ラインナップ
MATE X
MATE.BIKEの定番モデルであるMATE Xは、極太タイヤの強烈なインパクトで他の自転車にはない特別な存在感があります。
購入を考えるなら間違いなくMATE Xですね。
ちなみに、EU仕様は時速25kmまでの電動アシスト、アメリカ仕様は時速32kmまでの電動アシストがあるようですが、日本仕様の「MATE X 250」の電動アシストは日本の道路交通法の範囲の時速24kmまでになっています。
MATE City / MATE ICON
MATE Xよりも細いタイヤを採用したモデルで、一般的なフォールディングバイク(折りたたみ自転車)に近い印象です。
軽量かつ、少し細めのフレームになるので、女性向きのモデルのように思います。
日本での展開もクラウドファンディングから
2020年の春にクラウドファンディングのCAMPFIREで日本向けで展開し、1億8,000万円を集めてサクセスしています。
クラウドファンディングは5月に終了して1年ほど経った2021年3月から出荷が開始されたようです。
ちなみにこのクラウドファンディングの主催は、現在日本でメインで展開しているMATE BIKE JAPANではなく、本国のMATE BIKEでした。
参考 「MATE X」今話題の高性能な上、お買い得な折りたたみ電動自転車を日本で公開!| CAMPFIRE
MATE.BIKE TOKYO
住所:東京都渋谷区東3-25-7
営業時間:11:00〜19:00
電話番号:03-6277-3987
参考 MATE. BIKE TOKYO
「MATE.BIKE TOKYO」を恵比寿にオープンしています。
日本での展開はとにかくオシャレ&クールさが全面に
ヨーロッパの本家のサイトでもイメージはストリート系のワイルドな印象が濃いMATE.BIKEですが、日本での展開はさらにそれが強調されていて、のっけから窪塚洋介氏がアンバサダーに就任したり、Instagramなどでインフルエンサーが投稿したり、LEONやGQ、TimeOut、FashonSnapなどオシャレさんがチェックしていそうなメディアでの記事が一斉に掲載されるなど、オシャレ&クールを全面に押し出したプロモーションが行われていました。
実際、見た目のインパクトが強くてカッコ良い自転車なので、日頃ロードバイクやクロスバイクばかり見ている僕からしても「欲しい」と思ってしまう自転車です。
Monclerともコラボレーション
Photo via:https://mate-bike.jp/moncler-genius
ダウンジャケットなどで有名なアパレル系ブランドのモンクレールとのコラボレーションも果たすなど、単なる自転車ブランドではとどまらない感じが素敵です。
MATE Xのカッコ良さは下記のメディアの記事が参考になるのでリンクをはっておきます。
自転車系のメディアがほんとんどないのも特徴ですね。
個人的には乗ってレビューしてみたい!
MATE X関連の記事一覧
価格は税抜30万円
MATE Xの価格は税抜30万円。
自転車の価格と考えればちょっと高い気もしますが、電動アシスト機能付きで、このゴツいフレームとカッコ良いデザインなので、これを高いと思うかどうかはもう価値観次第というところになると思います。
使用されているコンポーネントは車体価格を考えるとスペック的にはちょっと物足りない感じもしますが、この手の自転車を好む人にはパーツのグレードはそれほど重要ではないでしょうね。
また、同様のファットバイク系の電動自転車でも20万円近くはするのが当たり前なので、相場からするとやや高い感じはするものの、けしてバカ高いというレベルではありません。
例えば、オートバイを意識したようなSUPER73という自転車があるんですが、税抜35万円程度だったりするので、この手のバイクのような自転車の相場とも言えるかもしれません。
参考 SUPER73-SG1
本国価格だと20万円程度になりますが、輸入の送料や関税などなど諸々の経費を考えれば、こちらも妥当な価格という感じです。
クラウドファンディングのCampfireでの価格は定価の半額に近い価格で販売されていたことを思うと、15万円程度でこの自転車が買えるのであれば、かなりお買い得だったのは間違いないでしょうね。
僕自身はクラウドファンディングが展開されていたことを知っていたら、買っていた可能性が非常に高いです。(残念)