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自転車盗難防止対策はダブルロックで完璧

最強のクロスバイクやロードバイク盗難防止対策

自転車は盗難されるリスクが常にあります。

最も身近な犯罪といわれるくらいに、自転車の盗難は非常に多く、自転車に乗る人であれば誰しもが自転車盗難の被害に遭ったことがあると言っても過言ではないかもしれません。

特にクロスバイクやロードバイクといったスポーツバイクは注意が必要です。

● 高額な車体
● 盗難後にパーツ単位で売り捌きやすい
● 軽量なので持ち去りやすい

こうした理由から、スポーツバイクは盗難のターゲットになりやすいのです。

自転車盗難防止対策の基本は「施錠」

自転車盗難防止対策の基本は施錠

自転車盗難防止の第一歩は、何よりも施錠です。

「施錠に始まり、施錠に終わる」と言っても過言ではありません。

ちょっとコンビニに立ち寄る程度の短い時間でも自転車から少しでも離れるなら必ず鍵をかける、というのはロードバイクやクロスバイクに限らず、すべての自転車に共通する基本中の基本です。

少しの時間だから無施錠でも大丈夫と言う油断が盗難被害を招く

実際問題で「買い物くらいの時間は平気」と思ってしまう人もいますが、盗難される自転車の多くは無施錠が原因ですから、コンビニに立ち寄る程度のちょっとした時間でも、とにもかくにも施錠をするというが基本です。

無施錠だと盗難保険が適用されない場合もある

自転車の盗難保険もありますが「施錠していること」が条件になっていたりします。

つまりは、無施錠であれば「盗まれる方が悪い。だから保険金は支払わない。」ということでもあります。

いつ、どんな状況でも、自転車から離れる時には必ず施錠することを習慣づけましょう。
それこそが、もっとも確実で効果的な盗難防止対策です。

施錠した自転車でも盗難される

自転車を自転車泥棒から守るためには、施錠が基本ではあるのですが、「施錠をしても盗まれてしまう」という少し気になるニュース記事を発見しました。

自転車盗難、施錠と無施錠で被害同数 苫小牧(2015/9/8 北海道新聞)

以前公開されていた調査記事(現在は削除済み)によると、2015年1月〜7月に盗難被害に遭った122台のうち、施錠してあった自転車は61件でちょうど半数を占めていました。

さらに、2011年〜2014年の年間データでも同様に「盗難された自転車のうち、約半数は施錠されていた」という結果が示されています。

実際には施錠してある自転車と無施錠の自転車の分母数が全く違うので、盗難リスクは同じではないという点は注意が必要です。

施錠してある自転車の方が圧倒的に多く、無施錠の自転車の割合は少ないにもかかわらず、盗難被害の数が同じなのですから、無施錠の自転車の盗難率は非常に高いと言えます。

記事の結論としては「自転車の施錠は盗難防止対策の基本として施錠は大切だけれど、鍵は一つでは自転車盗難のリスクはまだまだ高いので、二つ以上施錠するダブルロックを励行してください。」というような内容でした。

ダブルロックで自転車の盗難防止対策

クロスバイクやロードバイクを自転車泥棒から守るにはダブルロック

自転車泥棒に対して最も効果的な防御は「施錠を習慣化すること」ですが、施錠が一つだけだと破壊や切断で簡単に持ち去られてしまうことがあります。そこで有効なのが、異なる種類の鍵を2つ以上併用するダブルロックです。

サークル錠・ワイヤー錠の現実

シティサイクルで一般的な鍵と言えば、後輪に装備してあるサークル錠だと思いますが、実はこのサークル錠は比較的簡単に開錠出来てしまう鍵としても有名で、僕が学生の頃などもマスターキーと呼ばれる鍵に細工をしたものが流通していました。

最近のサークル錠は改良されて防犯性も高くなっているようですが、クロスバイクやロードバイクでは重たくなること、見た目が悪くなってしまうことから、サークル錠はあまり使用されていません。

クロスバイクやロードバイクでは、携帯性の良さなどから、ワイヤー錠が使用されているのをよく見かけます。

しかしながら細いワイヤー錠だとワイヤーカッターがあれば簡単に切断出来るため、ほとんど防犯対策にはならないでしょう。
可能であれば、簡単に切断できない太いワイヤー錠や、U字ロックなどを使用するのが自転車盗難防止対策としては好ましいと思われます。

しかし、街中で見る多くの自転車は「手軽さ」を優先して軽量・コンパクトな鍵を使っており、結果として狙われやすい状態になっているものと思われます。

ダブルロック

そこで、少しでも自転車盗難リスクを低くするために推奨されるのが「ダブルロック」と呼ばれる鍵を二つ付ける防犯対策になります。

自転車の目立つ場所にしっかりと複数の鍵を施錠しておくことで、防御力が高まるだけでなく、自転車泥棒に対して警戒心の高さをアピールできる点で防犯効果が高くなる方法です。

● 時間稼ぎが最大の防御:泥棒は短時間で盗めるターゲットを選ぶ傾向がある。
鍵を二つにすることで工具や時間が必要になり、諦めさせることができる。

● 警戒感のアピール:複数の鍵=対策済みという視覚的メッセージが抑止効果になる。

● 異なる破壊手段に対抗:切断に強い鍵(U字・チェーン)と、工具で外しにくい鍵(太めのワイヤーやサークル錠)という異なる特徴の鍵を組み合わせることでより防御力が高まる。

ロードバイクやクロスバイクの自転車盗難対策

ロードバイクやクロスバイクの自転車盗難対策

初心者は特に盗難被害に注意

ロードバイクやクロスバイクは、一般的な自転車と比べて圧倒的に盗難リスクが高い乗り物です。

● 車体価格が高価
● バラせばパーツ単体でも売れる
● 軽量なので持ち去りやすい

このため、防犯意識はシティサイクルユーザー以上に高く、「そもそも外に長時間置かない」「自転車から離れない」というサイクリストも少なくありません。

どうしても自転車から離れなければいけない場合には、ダブルロックや地球ロックは必須と考える人も多いでしょう。それくらいに厳重な盗難対策は常識的に身についているのです。

初心者が被害に遭いやすい理由

実は、ロードバイクやクロスバイクで盗難被害に遭いやすいのは、自転車を購入したばかりの初心者です。

理由は大きく2つ。

● 新車である
ピカピカのロードバイクは泥棒からも格好のターゲットになります。もちろん売り捌く際にも新しい方が高く売れます。

● 防犯意識が甘い
シティサイクル感覚で防犯意識が甘く、「短時間だから大丈夫」と思って無施錠で自転車から離れてしまったり、簡単な施錠しかしないなどで、泥棒からすると簡単に盗めてしまうような状態に自転車を晒してしまうのです。

なので、ロードバイクやクロスバイクを購入したばかりの人は、必要以上に自転車盗難防止対策を練るくらいがちょうど良いと思います。

初心者におすすめの自転車盗難を防止する防犯習慣

ワイヤー錠などの長さのある鍵で地球ロックする

ロードバイクやクロスバイクは、自転車本体だけでなくホイールやサドルといったパーツも盗難の対象になります。

特にホイールは簡単に取り外せるため、
「気づいたらホイールだけ盗まれていた」
「逆にホイールだけ残して車体ごと盗まれた」
といった被害は決して珍しくありません。

ロードバイクやクロスバイクの盗難防止対策の場合は、自転車だけでなくホイール等も盗まれないように気をつけなければいけないのです。

地球ロックの必要性

自転車自体をしっかりと施錠していても、トラック等でやってきて自転車そのものを持ち去る可能性もあるので、持ち去り防止も踏まえた施錠をする必要があります。

そこで有効なのが、鉄柵やガードレールなど動かせないものと一緒に施錠する「地球ロック」です。

● フレームと後輪を必ず固定
● 可能であれば前輪も一緒にロック
● 「ホイールだけ施錠」は絶対NG(ホイールだけ残される可能性あり)

地球ロックに使う鍵

地球ロックには長さのある鍵が必要です。

● ワイヤー錠
軽くて柔軟性があり、1.5m以上の長さなら前後ホイール+フレーム+固定物を繋げられる。

● ダブルループワイヤー+U字ロック
ワイヤーでホイールをまとめ、U字ロックでフレームごと固定物にロックする組み合わせ。

● フォールディング錠(ブレードロック)
コンパクトに携帯でき、ある程度の長さと強度を確保できる。

いずれも一長一短がありますが、「フレーム+両ホイール+固定物」を同時に繋げられる長さがあるかどうかが最も重要です。

地球ロックする際には、できるならばホイールは前後ともに鍵を通した方が良いでしょう。

前輪、後輪とフレームを合わせて地球ロックしようと思うと、1.5メートル以上の長い鍵が必要になりますが、なかなかそのような長い鍵はないので、普通はダブルループワイヤーと呼ばれる両端が輪っかになったワイヤーとU字ロックなどを使用して地球ロックすることになります。

実際にあった盗難例

地球ロックする際に注意したいポイントは、ホイールだけを施錠するという方法です。

ロードバイクやクロスバイクの場合はホイールは取付け取り外しが簡単なので、ホイールだけ残されてメインは全て持ち去られたなんていうことも有り得ます。

実際に僕の知り合いは駅前の駐輪場に駐輪した際に、前輪だけを地球ロックしていたのですが、前輪だけを残すというやり口でロードバイクを盗難されてしまいました。

U字ロックは単体最強の盗難防止対策

自転車の盗難防止対策において「どんな鍵を使うか」は非常に重要です。

ワイヤーロックやフォールディングロックなど、軽量で扱いやすい鍵も多くありますが、自転車を盗む側の視点で考えると“最も嫌な鍵”は間違いなくU字ロックです。

他の鍵との比較

● ワイヤーロック
携帯性に優れるが、太さがあってもワイヤーカッターで切断される可能性が高い。

● フォールディングロック
携帯性と防犯性のバランスは良いが、金属部分を工具で切られるリスクが残る。

● U字ロック
厚い金属で構成されており、ワイヤーカッターではほぼ歯が立たない。破壊に時間と大きな工具が必要。

単体の鍵で最も堅牢なのはU字ロックだと言えます。

取付け位置が重要

ただし、U字ロックでも施錠の仕方によって防犯効果は大きく変わります。

● 悪い例:地面に接する位置で施錠すると、ジャッキなどを使って破壊される可能性がある。

● 良い例:フレームを支柱や柵に浮いた位置で固定すると、工具を差し込める隙間がなくなり破壊が困難になる。

地球ロックとU字ロックのダブルロックで最強の盗難対策

自転車持ち去り防止対策としての地球ロックと、鍵の破壊が難しいU字ロックを組み合わせたダブルロックだと、かなり強力な自転車盗難防止対策になると思います。

もしも自転車泥棒がこの組み合わせのダブルロックを見たならば、盗む対象から外してしまうに違いありません。

実際問題で、僕のクロスバイクは屋外保管をしていますが、この組み合わせのダブルロックをしているお陰で今でも盗難知らずです。

自転車盗難対策|U字ロックを使った効果的な自転車の施錠方法

一般的な自転車シティサイクルの盗難対策

シティサイクルでも「ダブルロック」が基本

シティサイクルやママチャリ、その一般的な自転車の場合は、後輪のサドル下にサークル錠が装備されているのが標準だと思います。

しかし、サークル錠は簡単に開けられてしまいやすい鍵だったりするので、シティサイクルの場合でもダブルロックを基本とした方が良いと思います。

おすすめの鍵

● U字ロック
破壊に非常に強く、盗難防止効果は抜群。ただし重くて持ち運びがやや不便。

● フォールディングロック
複数のプレートをつなぎ合わせた折り畳み式のロック。
コンパクトに畳めるため、通勤・通学で荷物を減らしたい人に最適です。

特にフォールディングロックは、使用しないときにはポケットやバッグに入れても邪魔にならないので、日常使いに向いています。

ブレードタイプの自転車用の鍵フォールディングロック

ブレードタイプの自転車用の鍵フォールディングロック

フォールディングロックは多関節のため、関節攻めに弱いという弱点があるようですが、普通に考えてシティサイクルをそこまで必死になって盗む理由もないわけで、基本で装備されているサークル錠とフォールディングロックのダブルロックであれば、十分な盗難対策になるのではと思います。

自転車盗難対策|自転車をダブルロックするならU字ロックと折畳み式の鍵がおすすめ!

目立つ色の自転車用の鍵で自転車泥棒にアピール

自転車の盗難防止対策の意外なポイントとして、目立つ色の鍵を付ければ効果が高くなると言われています。

目立つ色の鍵をすることで、自転車泥棒に「しっかり盗難防止対策をしていますよ」とアピールできるのです。

シティサイクルなどを狙う自転車泥棒は、ロードバイクやクロスバイクなどのように転売目的ではなく、その時の"足"として盗むことが多いでしょうから、わざわざ鍵が多く付いている自転車を盗もうという気にはならないでしょう。

シティサイクルは街なかに放置して捨てるほどあるわけですから、わざわざ鍵付きの難易度の高い自転車を盗まなくても良いわけで、目立つ色の鍵を付けるだけでも、自転車の盗難対策として効果が高くなるというわけです。

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自転車の盗難防止対策はダブルロックが最強

自転車を自転車泥棒から守る盗難対策はダブルロックが最強

どんなに厳重に施錠していたとしても、自転車を盗まれる時は盗まれてしまうので、ダブルロックやトリプルロックなどでも盗まれたという話はよく聞きます。

しかしながら確実に言えることは、施錠してある自転車と無施錠の自転車とでは盗難に遭うリスクは大きく違いますし、鍵の数が増えれば増えるほど、それに比例して盗難防止効果も高くなるはずです。

● 無施錠の自転車と比べると、施錠された自転車は盗難リスクが圧倒的に低い
● 鍵の数が増えれば増えるほど、盗難防止効果は高まる

自転車泥棒だって転売を目的にしているのであれば、効率を重視することになるので
「売っても二束三文にしかならない」
「盗むのが面倒」
「盗むのに時間が掛かる」
などの自転車は基本的に無視して盗りやすいところから盗るんじゃないかと思われます。

そんなわけで、ダブルロックにするだけでも相当に難易度が高くなり、盗難防止効果があると思われるので、現状でダブルロックをしていない方は是非複数の鍵での施錠を検討してみるのが良いと思います。

ちなみに、僕が長時間屋外保管する場合の施錠としては
● フォールディングロックとU字ロック
● 地球ロック用にダブルループタイプのワイヤー
を使用して施錠しています。

ちょっとした一手間で、盗難防止効果は大きく変わります。
「ダブルロック以上が当たり前」という意識を持つことで、盗難リスクを大幅に減らすことができるはずです。

自転車盗難対策の基本は、ダブルロックが最強!
大切な愛車を守るために、ぜひ複数の鍵を使った施錠を実践してみてください。

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