様々なカラーパーツの組み合わせをして、自分のセンスでオシャレな自転車を組み上げる「Cocci Pedale(コッチペダーレ)」という自転車に注目してみました。
オシャレなシングルスピードの自転車
Photo via:https://amzn.to/2mjzGpT
日頃は多段式の変速機で快適なサイクリングを楽しんでいる私ですが、時としてシンプルな「シングルスピードの自転車」に憧れたりします。
シングルスピードの自転車って「シンプルでなんだかオシャレよね〜」と思ったりするんです。
ロサンゼルスに行った歳にもよく見かけましたし、シングルスピードタイプのシンプルなシルエットは、都会の街並みにとてもマッチしてカッコ良いのです。
さて、シングルスピードと言えば、代名詞的な存在である「ピスト」が有名です。
必要最低限のパーツだけのシンプルな構造はとてもスタイリッシュで、都会のオシャレさんご用達自転車とも言えるかもしれません。
私自身は、オシャレさんとはほど遠いですが、そんな私でも、シングルスピードの自転車を「オシャレに乗ってみたい」と思ったりすることもあるくらい魅力的な自転車です。
オシャレなオリジナル自転車プロジェクト
オシャレな自転車乗りは「自分の自転車も特別な存在としてオシャレにしたい」と考えるのはごく自然なことで、そんなオシャレさんの心を「グッ」と掴んだ、オシャレさんによるオシャレさんのためのオシャレさんな自転車のプロジェクトが有りました。
プロジェクトは既に終了してはいますが「世界に一台だけのオリジナル自転車を作りましょう!」という呼びかけのもと、プロジェクトのWebページから「オリジナルカラーの自転車をオーダーできる」というものです。
アイディアに対して出資を募るクラウドファンディングの日本版であるREADY FOR?にエントリーして2015年1月29日に見事にサクセスしたプロジェクトです。
参考 世界に一台だけ、あなたのオリジナル自転車を作りましょう!|READY FOR?
自分だけのオリジナルカラーの自転車が作れる!
そのプロジェクトはそのまま継続され、今ではcoccipedale(コッチペダーレ)のホームページで展開されています。
自転車のフレームやサドル、ハンドルなどあらゆるパーツに対して、自分が好きな色を選択して、自分だけのオリジナルカラーの自転車をオーダーできるというものです。
素直に「すげえ!」「カッコいい!」と思ってしまいます。
だって、注文が入ったらパーツを全て塗装してから組み上げるという、なんとも手間のかかることをやってるんですからスゴいじゃないですか。
私なら、面倒で絶対に企画が立った時点で潰してしまうでしょう。
おまけに、そんな手間を掛けて自転車を組んでもらうことになるのに、価格は52,000円〜と随分リーズナブルなのです。
流石にパーツのグレードは価格相応のものになるとは思いますが、完全カラーオーダーができるこのプロジェクトは、オシャレさんの心を鷲掴みするような素敵なサービスなのです。
コッチペダーレのお店は神奈川にありますが、Webページからの注文が出来るのも有り難いポイントです。
納期は注文の込み具合にもよるでしょうが、僕が確認した時点では2週間程度の納期でした。
WEBページからの注文だと「ちゃんとイメージ通りになるかどうか不安」という人を安心させるため,WEBサイトには自由にパーツを組み換えできる「シュミレーション機能」が備わっています。
Cocci Pedale(コッチペダーレ)の情報
株式会社コッチ
〒259-1304 神奈川県秦野市堀山下410
参考 Cocci Pedale公式サイト
参考 facebook
オシャレなシングルスピードの自転車をシュミレートしてみた
早速、Cocci Pedale(コッチペダーレ)のWEBページのシュミレーション機能を使って、オシャレなシングルスピードの自転車を作ってみたのが、上の画像の自転車です。
「赤いフレームをベースにして、黒をメインの構成」で考えてみました。
「もっと遊んで個性バリバリのカラフルなデザインにしてみれば良いのに」と思うかもしれませんが、自転車をカスタムする際の鉄則として、色は3色までに留めるというのがあります。
色を沢山使い過ぎると、ゴチャゴチャしたまとまりのない自転車になってしまうのですよね。
オシャレでスタイリッシュにしたければ、基本の色は二色、アクセントカラーを一色にしておいた方が無難です。
カラーコーディネートの基本
このようなカスタム自転車を選ぶ場合、色の選択を間違うと、たちまち安っぽく見えてしまいます。
失敗しない鉄板のポイントをまとめると下記のようになります。
メインカラー2色 ワンポイント1色
上にも書きましたが、カラーコーディネート的には色を増やすとゴチャゴチャまとまらない印象になってしまいます。
なので、メインカラーを二色決め、残りの一色をアクセントカラーとして、全部で3色以内でまとめると、まとめやすくなるのです。
実は、僕が日頃乗っているクロスバイクもそのルールに従い、白と黒の2色をメインカラーにして、赤のアクセントカラーで構成しています。
タイヤやチェーンは黒を選ぶ
タイヤとチェーンの色の選択方法にもポイントがあります。
カラータイヤも色々と出回っている昨今ではありますが、タイヤはどうしても汚れる運命にあるので、黒を選んでおいた方が無難です。
カラータイヤは汚れると、たちまち見窄らしくなってしまうという致命的な欠点があります。
チェーンも同じで、色の付いたカラーチェーンがありますが、カラーチェーンは一見オシャレに見えますが、チェーンも汚れやすいパーツなので、すぐに黒く汚れてしまうことになり、見た目が汚く見えてしまうようになります。
なので、タイヤもチェーンも、やはり黒が無難というわけです。
クランクは黒を選ぶ
自転車の顔とも言えるのがクランクです。
自転車の印象を決める大きなパーツでもあるので、クランクの色選びは慎重にしたいところです。
メインパーツの色の選択を間違うと、オモチャっぽい印象になってしまうので注意が必要です
ワイヤー類は黒を選ぶ
ブレーキのアウターワイヤーなども黒を選ぶのが無難です。
アウターワイヤーは意外と目立つパーツなので、黒以外の色にしてしまうと無駄に主張が強くなってしまう可能性があります。
総合的なコーディネート
自転車のカラーコーディネートの基本は、一般的なパーツではあまり冒険せず、黒にした方が無難です。
これらのパーツをカラーパーツにしてしまうと、バランスを取るのが難しく、どことなく安っぽい印象になってしまうはずです。
とは言いつつも、最終的には個人の好みなので、思うがままに好きな色でコーディネートするのが、Cocci Pedale(コッチペダーレ)などの自転車カスタムサービスの醍醐味でもあるかと思います。
思いっきり奇抜なカラーで勝負するのも、それはそれでアリだと思います。
何はともあれ、Cocci Pedale(コッチペダーレ)は、より自転車に乗るのを楽しくしてくれそうで、サブの自転車として注文してみても良いかなと思わせてくれる素敵なサービスだと思います。
興味のある方は是非シュミレーションしてみてください。