自転車の補給食には羊羹がおすすめ

自転車で長距離走るにはエネルギーの補給が必要
クロスバイクやロードバイクなどで長距離を走ると、大量のエネルギーを消費します。
そのため、途中で何かを食べてエネルギーを補給しないと、いわゆる ハンガーノック(ガス欠)に陥り、体が動かなくなってしまいます。
そのため、サイクリストなどの運動向けに、道中でエネルギー補給をすることを目的とした食品があります。
羊羹は補給食として非常に優秀
補給食にはエナジーバーなど様々ありますが、その中でも多くのサイクリストが愛用しているのが 羊羹(ようかん) です。
「スポーツで羊羹?」と思うかもしれませんが、実はとても補給食向きなのです。
● 少量でも高カロリー
● 小型で持ち運びやすい
● 喉が渇いた状態でも口に残りにくい
特に最後の「喉が渇いていても食べやすい」という点は大きく、自転車などの補給食としてとても適しているのです。
コンビニで手軽に買える補給食
スティック羊羹は多くのコンビニで取り扱われており、必要な時にすぐ手に入ります。
サイクルジャージの背中ポケットにも入れやすいため、携行性にも優れています。
その中でも今回は「肉まん・あんまん」でお馴染みの「井村屋」がスポーツ向けに開発した、専用補給羊羹をご紹介します。
その名もSPORTS YO-KAN スポーツようかんです。
個人的には、補給食にも、羊羹にも興味があるので、今回は「スポーツようかん」について調べたことをまとめてみました。
井村屋 スポーツようかん

井村屋のスポーツようかんとは
「肉まん・あんまん」でお馴染みの井村屋が製造・販売する、
スポーツ用途のエネルギー補給に特化した羊羹 が「スポーツようかん」です。
運動中でも食べやすいように、
● コンパクトで携行しやすいサイズ
● 片手で開けやすい専用パッケージ
といった特徴を備えています。
それでは、実際にレビューしてみます。
井村屋 スポーツようかんを開封する
スポーツようかんパッケージ

まずは通常タイプの「スポーツようかん」を開封。
見た目は羊羹というより、スポーツドリンク系の商品に近いデザインで、ポカリスエットのような運動向けの清潔感を意識したパッケージになっています。
手のひらサイズながらずっしり感があります。
なお、井村屋「スポーツようかん」は 5本セット販売 が基本で、コンビニのスティック羊羹のように1本単位で買うことはできません。
スポーツようかん開封

箱を開けると個別包装された羊羹が綺麗に並んでいます。
個包装のスポーツようかん

箱から井村屋SPORTS YO-KAN スポーツようかんを取り出すとこんな感じの個包装になっています。
井村屋 スポーツようかん実食

スポーツようかん個包装開封
井村屋「スポーツようかん」と、上位モデルである「スポーツようかんプラス」の大きな違いは 開封方式 にあります。
通常タイプのスポーツようかんは、一般的なスティック羊羹と同じで、裏側の切れ目からフィルムをぐるりと一周むいて開封できます。
開けにくさは特にありませんが、片手で開封するのは難しいでしょう。
● 走行中に片手で食べられる「スポーツようかんプラス」
● いったん止まって両手で開ける通常の「スポーツようかん」
という使い分けになると思います。
ロードバイクに乗っている最中に補給をしたい人は、プラスのほうが向いているでしょう。
井村屋スポーツようかんの味
実際に食べてみると、通常のスティック羊羹より やや塩味が強め に感じます。
とはいえ甘さを邪魔するわけではなく、むしろ塩気のおかげで甘みが引き立ち、甘さ控えめなのに満足感がある仕上がり になっています。
甘いものに塩が入るとより甘みが引き立つと言いますが、そのせいか、甘さ控えめでありながらしっかりと甘みも感じて、美味しいと思いました。
塩分が多いのは、ミネラルを補給する目的のあるスポーツ用途の羊羹らしい特徴だと思います。
● 発汗によって失われるミネラルの補給
● 長時間運動時の塩分不足対策
ちなみに、今回購入したのはノーマルタイプのスポーツ羊羹で、一般的な羊羹と同じ「あずき味」のする羊羹です。
他には、カカオ味のスポーツようかんも存在します。
井村屋スポーツようかんのまとめ
「自転車のエネルギー補給には羊羹が良い」とサイクリスト仲間に教えてもらって以来、コンビニやスーパーで買えるスティック羊羹を食べ比べてきました。
基本的には、どれも似通った感じではあるのですが、今回食べた井村屋スポーツようかんは、その他の羊羹とは違い、甘さが控えめなのと、少し塩気があるのが大きな特徴だと思いました。
その中でも今回の 井村屋スポーツようかん は、一般的な羊羹とは少し違い、甘さ控えめ+ほどよい塩味 が大きな特徴です。
スポーツ用途を意識して、スポーツドリンクのように 糖分と塩分を同時に補給できる よう設計されているのだと感じました。補給食の中でも「食べやすさ・腹持ち・味のバランス」がよく、今までの補給食のイメージを変えてくれる秀逸な商品だと思います。
一方で難点は、販売している店舗が非常に少ないこと。
そのため、普段のサイクリングではコンビニで手に入る一般的なスティック羊羹が主な選択肢になります。
ただし、
長距離ライドやレースなど、事前に予定が決まっている場合は、ネット注文で買い置きしておくのが良いでしょう。
携帯性が高く、糖分と塩分を素早く補給できる井村屋スポーツようかんは、サイクリストにとって心強い補給食になるはずです。









