子供用自転車のペダルの外し方を解説しています。子供の自転車の練習にはペダルを外してからストライダーのような乗り方をしてバランスのとり方を覚えると、スムーズに補助輪なしで乗れるようになると思います。
子供用自転車のペダルの取り外し方
子供の自転車のペダルの外し方の解説です。
固く締め付けてあったりして外しづらいことがあるかもしれませんが、作業自体はとても簡単に行なえます。
ペダルレンチを用意する
ペダルを外すためにはペダルレンチが必要です。
ペダルレンチはレンチの仲間ですが、普通のレンチとの違いはその薄さです。
薄くないとペダル固定部分にレンチを差し込めない場合があるのがペダルレンチは薄い理由です。
いろいろな種類のペダルレンチがありますが、持ち手がラバー加工されているものの方が、体重をかけやすいのでおすすめです。
ペダルの軸のサイズは15が主流なので、ペダルレンチのサイズは15のものを選択しましょう。大人用でも子ども用でもサイズは変わりません。
ちなみに僕の使っているのはBIKEHANDというメーカーのペダルレンチです。あまり使用する機会も無いと思いますから安いペダルレンチで十分だと思います。
ペダルを取り外す際の注意
自転車のペダルを取り外す際に絶対に忘れてはいけないのは、右のペダルであっても、左のペダルであっても、ペダルを緩める時はペダルレンチがペダルの上を通過する時には後輪の方向に回転させることになります。
つまり、自転車の頭を右に向けた時に手前にくるペダル(乗車時に右)は正ネジで反時計回りにペダルレンチを回すことで緩み、逆に自転車の頭を左向けた時に手前にくるペダル(乗車時に左)は時計回りで緩む逆ネジになっているので注意が必要です。
また、ペダルは意外と固く締め付けられていたり固着していることも多いので、外すのに力が必要な場合があります。また、ペダルが動くので上手く固定できなくて苦労することもあるかもしれませんが、頑張って外しましょう。
ペダルが固着して固い場合は、ペダルレンチに思いっきり体重を掛けられれば大抵の場合は緩んでくれると思います。しかし思い切り体重を掛けた瞬間にペダルが外れたりすると怪我をしてしまうことにもなりかねないので、怪我をしそうなチェーンリングなどには必ずウェスなどの布を掛けたり、軍手をして作業を行うようにしましょう。
ペダルが外れた状態
無事にペダルが外れました。
ペダルを取り外す作業は5分も掛からないと思いますので子供のためにも是非トライしてみてください。きっと工具を使うお父さんの姿はカッコ良く子供の目に映るはずです。
外したペダルは保管しておく
外したペダルは遠く無い将来ですぐに必要になるので大切に保管しておきましょう。
取付ける際にもネジの向きに注意して取付けましょう。
まとめ
補助輪無しで自転車に乗れるようになるか否かのスピード感は個人差もあります。なかなか乗れるようにならないと思っても、焦らずに気長に見守ってあげるのが良いでしょう。あまりスパルタに教え込んでも上手になるものではありません。
逆に全く乗れなくても、ちょっとしたタイミングでコツをつかむと、一気に乗れるようになるのが自転車です。
そんなわけで自転車に上手に乗れるようになるために必要なのは、とにもかくにも練習です。そして子供が頑張って練習するのは自転車を怖いものだとは思わず楽しいものだと思って練習をするかどうかです。
親としては子供の気持ちを盛り上げつつあるべく障害が無いようにサポートしてあげるのが良いのだと思います。
その他、子供が補助輪無しで自転車に乗れるようになるためのポイントについて下記の記事でまとめていますので参考にしてください。
ちなみに大人用の自転車のペダルの外し方も基本的には同じですが大人用の自転車のペダルの外し方は下記の記事で解説しています。