本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

★★ セール情報 ★★

自転車のこといろいろ 雑学

自転車用語の基礎知識(専門用語やスラングなど)

更新日:

自転車用語の基礎知識

自転車関連でよく出て来る俗語や言い回しをまとめてみました。自転車に関わらなければ一生知る事もないかもしれませんが、自転車に関わるなら必須かもしれない言葉をまとめています。

お気づきの点や何か追加したい用語などありましたらコメント欄に投稿いただければ幸いです。

自転車用語の基礎知識 あ行

脚が売り切れる

体力的な限界で脚が動かなくなった状態。スパートを掛けたくても掛けられなくなった状態などを言う。

E-スルーアクスル

ディスクブレーキ仕様の自転車ではよく採用される。
クイックリリースに比べて剛性が高いとされる。

インストール

パーツや部品などを自転車のフレームに組み込むこと。
自転車に限らず、自動車やバイク、カメラなど機械モノにアクセサリーやパーツを組み込む際に使う事が多い。

エアロダイナミクス

空気力学。

エルゴノミック

人間工学。
人間の作業動作や特性の法則を知り,それによく合致するような機械設備や環境条件の設計。

乙女ギア

乙女が使うような軽いギアのこと。ヒルクライムなどで大きなギアを使うと楽に登れるため軟弱とされるため乙女のようだという揶揄。一般的な目安はスプロケットの大きいギア(ロー側)が30T以上のものを指すようです。

オートトリム

フロントのチェーンとディレイラーの接触を防ぐ機能。

自転車用語の基礎知識 か行

カーボンラミネート

アルミにカーボンをラミネートしたもの。ラミネートとは複数の材料を貼り合わせて積層させる加工のこと。

キノコになる

ヘルメットを被った時にシルエットがキノコのようになる様を揶揄した言い方。

自転車のヘルメットが似合わない!キノコ頭になりたくない人へ

QR仕様

クイックリリース(Quick Release)

激坂

激しい上り坂。勾配がきつい上り坂。

コンポーネント

構成要素。部品。略称はコンポ。
クランクセット、BB、シフトレバー、Fディレーラー、Rディレーラー、ブレーキ、ブレーキレバー、ハブ、スプロケット、ヘッドパーツ、シートピラー、ペダルなどを含めた、自転車部品のことで、シマノが呼び始めたことから、主に日本で呼ばれている。海外ではグループセットなどの呼び方が一般的。

シマノのサイトでは「一つ一つのコンポーネント」とあるので、全体のことをコンポーネントと呼ぶ他に、部品、あるいは、ブレーキ部分、シフト部分、クランク部分などもコンポーネントと呼ぶようです。

コンポジット

複数のものを合成あるいは組み合わせたもの。
カーボン/アルミコンポジットホイールセットとはカーボンとアルミを併用したホイールセットのこと。ちなみにフルカーボンとは全てカーボン製のホイールセットのこと。

自転車用語の基礎知識 さ行

サイコン

サイクルコンピューターの略。
サイクルコンピューターとは、自転車に取付けることで、速度や走行距離などを表示してくれる自転車版スピードメーター+αなアイテムです。消費カロリーやロガー、心拍計、ペダル回転数など細かな情報も計測できるものもあります。

サイクルコンピューターの最新事情|ロードバイク・クロスバイク

ジャックナイフ

MTBの技の一つで、後輪を浮かせて、前輪だけで自転車を立てる技。
ロードバイクやクロスバイクでジャックナイフという言葉が使われる場合は技ではなく、急ブレーキをかけると後輪が浮いてしまうことがありそれをジャックナイフと言ったりする。

ストップアンドゴー

停止と発進を繰り返すこと。街乗りなど信号が多い場所などを走る場合に使われることが多い。または単純に街乗りの意味。

スネークバイト

ホイールの外周であるリムの断面はU字になっているため、段差などに勢いよく突っ込んだ際に衝撃を吸収しきれずにリム打ちした際にチューブには蛇に咬まれたように平行に2カ所の穴が開くことからスネークバイト(蛇が噛む)と呼ばれる。

自転車用語の基礎知識 た行

立ちゴケ

自転車から転倒してしまうこと。主にビンディングペダル装着時にクリートが外れずに転倒してしまうことを指す。

ダンシング

立ち漕ぎ。身体を左右に振りながらダンスするように自転車を漕ぐことから。反対語はシッティング。

ツーキニスト

通勤とサイクリストから生まれた造語で、自転車で通勤する人。

自転車ツーキニストの作法 (SB新書)

自転車ツーキニストの作法 (SB新書)

疋田 智
770円(12/03 11:59時点)
発売日: 2010/10/15
Amazonの情報を掲載しています

デュアルピボット

多くのロードバイクなどで採用されているキャリパーブレーキ。
軽い操作力で十分な制動力が得られる。

ドライブトレイン

主に自動車で使われる用語で、エンジンで生み出した動力をタイヤに伝える為の機構のこと。自転車の場合は、クランク、チェーンリング、チェーン、スプロケット、BB、シフター、Fディレレーラー、Rディレーラーを指す。

自転車用語の基礎知識 な行

23C

タイヤの幅のサイズを現す。にじゅうさんしーと読む。
23c=およそ23mm幅のタイヤの意味でCの前の数字が小さくなればなるほどタイヤが細くなる。ロードバイクは23C~25C、クロスバイクは28Cあたりが標準サイズですが年々太くなっている傾向にあります。

自転車用語の基礎知識 は行

バーコン

バーエンドコントローラーの略。バーエンドに取り付けるシフトレバーのこと。

抜重

ばつじゅう。体重を移動させる事。
例えば、段差がある際に、前輪が乗り上げる際は、後方に体重を移して、前輪にかかる負荷を軽くするなどの行為。抜重行為。反対語は加重。

ハンガーノック

長時間に渡るスポーツ時に、極度の低血糖状態になること。マラソンや水泳等でも使われる用語。いわゆるガス欠状態。自転車の場合もロングライドに出かけた際にエネルギー切れが原因で足が動かなくなる状態をハンガーノックと言う。

ピチピチ

サイクリングウェア(レーサーパンツなど)を着た人の格好がピチピチなことからサイクリングウェアを来た人の例え。ピチピチな方々。

ヒルクライム

坂を登ること。登坂競技。主にロードバイクで走行する。
対義語として、ダウンヒル。要するに坂を下ることで、マウンテンバイクの競技などを指す。

貧脚

レース等に出ても遅い人。速く走れない人。自虐的に使う事が多い。
反対語は豪脚。

ブルベ

フランス語で認定の意味。レースや競技ではなく、規定の距離を規定時間内に走るなどの基準をクリアすると認定される自転車の楽しみ方の一つ。
詳しくは一般社団法人オダックス・ジャパンのサイトで解説されています。

ホローテック II

シマノの105以上のコンポーネントに採用されているシマノが開発した中空構造のクランクアームのこと。軽量かつ高剛性のため、ペダリング時のパワーロスが少ないと言われている。

ポタリング

自転車で自由にブラブラする行為。自転車版の散歩。自転車に乗って目的地の飲食店まで行く食べ歩きなど。

自転車用語の基礎知識 ま行

もがく

必死になって自転車を漕ぐ様子。レースなどでゴール前などでラストスパートするような時にもがくという表現がよく使われます。

自転車用語の基礎知識 や行

自転車用語の基礎知識 ら行

リム打ち

空気圧が低いなどが原因で段差等があった時にタイヤだけでは衝撃を吸収しきれず、ホイールの外周部分(リム)を打ってしまうこと。多くの場合はリム打ちするとタイヤ内のチューブに穴が空いてパンクする。

ルック車

見た目はロードバイクやMTB風の自転車であるものの、安物フレームやパーツなどで組まれた粗悪な自転車。見た目だけの自転車を指す。自転車メーカーのLOOKとは関係ない。

ローディー

ロードバイク乗りの俗称。MTBやクロスバイク乗りなども含めた自転車乗りの俗称はサイクリスト。
ロードバイクは舗装された道路しか走れないのを揶揄してローディーと読んだとされる説もあるため、年輩の方などではローディーと呼ばれるのを嫌う人もいるようです。

ローラー

自転車用の練習器具の一つで属に3本ローラーなどと呼ばれる。実際に乗っているかのような感覚で練習することができる練習機材。またはそれを使用した練習。

自転車用語の基礎知識 わ行

ワイドフランジハブ

スポークの取付用としてハブからつば状にはみ出した部分をフランジと呼ぶ。
フランジ幅の広いハブでホイールの横剛性が高くなる。
駆動側と非駆動側両方のスポーク張力を均一化してパワー伝達効率が高くなる。

ロープロファイル設計

MTBなどで採用されているRディレーラーのアームが小さくなったタイプ。

自転車関連用語を用いた例文

毎週激坂を探してヒルクライム出かけるローディーの知人は、先週出場したブルベでハンガーノックになってしまい大変な思いをしたらしいです。おまけに足が売り切れてしまってどうしようもなかったらしいです。

そんな知人が新しく買ったサイコンにはケイデンスや心拍数が表示されるそうで練習にも熱が入ると喜んでいます。それらの数値からダンシングしたり、もがいたりする時の負荷を知ることも出来るのだとか。

その知人はヒルクライムだけでなくトライアスロンにも出場する予定で、次は新しいバーコンが欲しいらしいです。僕から見れば恐ろしいほどの豪脚ですが、そんな知人も仲間の間では貧脚なんだそうで、30Tの乙女ギアでも登れない坂も多いとか。

ご近所をポタリングするくらいしかできない僕からすれば、まったく想像も出来ない世界です。一応僕のクロスバイクのタイヤも23Cにして少しは速くなってはいますが、市街地をメインで走るのでストップ&ゴーや段差の多いですし、ビンディングシューズも立ちゴケも怖いので、あまり本格的に乗れていないのが最近の動きです。

最近思うのは23Cだと少し細すぎる感じもするので、リム打ちしてスネークバイトでパンクしてしまう前に25Cくらいをインストールしても良いと思ったりしている今日この頃です。

そもそも、僕の場合ツーキニストですからピチピチになることもありませんし、ロード寄りにカスタムすると不便な事も多いです。実際問題でルック車でも全く問題ないレベルなので、無理をしてロードバイクのような本格的な走りをしなくても良いということに気が付いたので最近はゆっくり走ることを基準にしています。

その方が絶対に安全ですからね。つい先日も坂道を下っていたら逆走の自転車が居てあわててブレーキを掛けてジャックナイフになってしまって冷や汗をかいたところでした。

というような感じで、自転車に乗らない人からすると意味不明な文章になってしまいますが、これがすんなり理解出来るようになれば、あなたも立派なサイクリストになっている証拠かもしれません。

関連記事

クロスバイクとロードバイクの違いとは

クロスバイクとロードバイクのポジションの違いについて

クロスバイクやロードバイクに体重制限はあるのか?

自転車ロードレースの喘息薬のサルブタモールとは|ドーピング問題

自転車にハマればハマるほど自転車がどんどん気軽な乗り物ではなくなっていく件



-自転車のこといろいろ, 雑学
-

Copyright© ESCAPE Airと自転車ライフ , 2024 All Rights Reserved.