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ICANロード用ホイールAERO Sシリーズの特徴

中華カーボンホイールメーカーの中でも頭一つ抜けた感のあるICANのロード用カーボンホイールにはシリーズ化されていて、それぞれに特徴を備えた仕様になっています。

その中で、プロ用とやレース用途を見据えたハイスペックなホイールがAERO Sシリーズというわけで、AERO Sシリーズの特徴についてまとめてみました。

ICANロード用カーボンホイールAERO Sシリーズ

ICANロード用カーボンホイールAERO Sシリーズの特徴

AERO Sシリーズの特徴

ICANのロード用カーボンホイールの中でもプロ仕様、レース用途を意識したシリーズで、最軽量で1,200g台の軽量さとハードな使用にも絶えられるような剛性を持たせた性能が特徴になっています。

同じく軽量さと剛性が特徴のFLシリーズの後継モデルであり、上位モデル的な位置づけのホールで、パーツや素材のグレードが高くなっています。

5mm刻みのリムハイトやハブのグレードなど、ライダーそれぞれの用途に応じたスペックが選択が出来るのも大きな特徴になっています。

AERO Sシリーズのランナップ

リムブレーキ用

● AERO 38 フロント:567g リア:723g ¥136,850
● AERO 40S フロント:605g リア:755g ¥73,850
● AERO 45S フロント:599g リア:766g ¥74,928
● AERO 50S フロント:620g リア:790g ¥74,928
● AERO 55S フロント:632g リア:792g ¥78,127
● AERO 86S フロント:749g リア:906g ¥79,840

● DT AERO 35 DT Swissハブ フロント:595g リア:769g ¥89,718
● DT AERO 40 DT Swissハブ フロント:625g リア:804g ¥89,718
● DT AERO 45 DT Swissハブ フロント:637g リア:770g ¥91,350
● DT AERO 50 DT Swissハブ フロント:653g リア:833g ¥92,437
● DT AERO 55 DT Swissハブ フロント:675g リア:848g ¥94,612
● DT AERO 86 DT Swissハブ フロント:803g リア:940g ¥98,400

ディスクブレーキ用

● AERO 35 ディスク フロント:608g リア:751g ¥72,020
● AERO 40 ディスク フロント:605g リア:750g ¥72,020
● AERO 45 ディスク フロント:631g リア:776g ¥73,110
● AERO 46 ディスク フロント:705g リア:855g ¥73,110
● AERO 50 ディスク フロント:645g リア:785g ¥73,656
● AERO 55 ディスク フロント:657g リア:810g ¥73,656

● DT AERO 35 ディスク Swissハブ フロント:610g リア:776g ¥93,525
● DT AERO 40 ディスク Swissハブ フロント:657g リア:793g ¥93,525
● DT 180 AERO 40 ディスク フロント:628g リア:712g ¥150,000
● DT AERO 45 ディスク Swissハブ フロント:657g リア:754g ¥95,700
● DT AERO 46 ディスク Swissハブ フロント:790g リア:890g ¥95,700
● DT AERO 50 ディスク Swissハブ フロント:688g リア:818g ¥96,788
● DT AERO 55 ディスク Swissハブ フロント:698g リア:831g ¥98,963

東レ T700/T800カーボン

ロードバイクのカーボンフレームやホイールで使用されることの多いT700と、さらに剛性の高いT800を組み合わせて軽量化されています。

ハブ

ハブは2つのグレードから選択可能

フロント:NOVATEC AS511SB リア:NOVATEC FS522SB

ストレートスポーク対応のハブで10,000円前後で販売されています。

参考 AS511SB
参考 FS522SB-11S

ICAN R01

ICANのオリジナルハブで台湾でのOEM製品で、フロントハブは18本までスポークを減らしていて軽量化されています。

価格はNOVATEC製を選択してもICAN製を選択しても同じですが、スポークの数を減らせる分、ICAN製の方が前後で50g程度軽量化されています。

DT Swissハブ

NOVATECのハブやICAN R01ハブに満足できない。もっとグレードの高いハブが良いと考える人のために、多くのロードバイク用ホイールで採用されているDT SWISS社のハブを採用したDTモデルがあるのもAEROシリーズの特徴です。

価格は通常モデルよりも15,000円程度高くなりますが、名前の通ったメーカーですし、ずっと乗り続けることを考えれば、気分の良さも含めてDT SWISSハブを採用したモデルの方が後悔が少ないのではと思います。

参考 DT2 40
参考 DT 350

Sapim CX-Rayスポーク

Aeroシリーズのスポークとして、軽量さと強さで定評のあるSapimのCX-Rayが採用されています。この点もAlphaシリーズとの違いになります。

参考 CX-Ray

25mmワイドリム

昨今のロード用ホイールで採用されることの多くなってきた25mm幅のリムになっているので、ロードバイクなどで標準的なタイヤサイズである25Cと組み合わせればリムとタイヤ幅が揃うため気流が安定し空気力学的に有利に働くようになります。

リムブレーキとディスクブレーキ対応

AERO Sシリーズはリムブレーキと、主流になりつつ有るディスクブレーキに対応したモデルがあります。

クリンチャーとチューブレスの2Way仕様

チューブを使用するクリンチャーとしても、チューブなしのチューブレスとしても使用できる2Wayのホイールです。

メンテナンスの詩安さを考えればチューブを使用しても良いでしょうし、性能や軽量化を考えればチューブレスでも良いかと思います。

多くの場合はこのレベルのスペックのホイールであればチューブレスで使用することが多くなるのではと思います。

UCI認証

ICANのホイールはUCI(Union Cycliste Internationale)によって認証および承認されているのでUCI公認のレースでも使用することができる安全性と性能になっています。

実際問題でUCI認証がどの程度偉いのかについてですが、それほど限られたものではなく、大手の名前の知れたホイールメーカーなどであれば、当たり前のように承認されているものでもあります。

そんな中でわざわざICANがUCI認証を誇らしげに掲示している理由については、世の中に多くて回る格安中華メーカーの中にはUCIの基準を満たさないものも数多くあるため、それらの有象無象の中華メーカーと差別化を図るためにも必要な条件が、UCI認証ということかと思われます。

UCI認証は「レースで使用しても安全なレベルの品質である」ということでもあるので、中華カーボンの品質に疑問を持っている人であっても安心して使用できるという考え方ができるかと思います。

ICANロード用カーボンホイールAERO Sシリーズまとめ

ICANロード用ホイールAeroシリーズは、廉価モデルのAlphaシリーズの後継モデルでもあり、Alphaシリーズで不満の多かった、軽さや剛性の不足に対するリクエストに答えたスペックを満たしたホイールで、同サイズのホイールであれば100g程度の軽量化や剛性が高められています。

一般的なイメージの格安な中華カーボンホイールの範疇から一歩踏み出して、より本格的な仕様でワンランク上のカーボンホイールが欲しいのであれば、少し予算を増やしてAeroシリーズを検討してみるのも悪くはないのではと思います。

5mm刻みのリムハイトやリムブレーキ、ディスクブレーキ、ハブのグレードの選択など、カスタマイズ感覚で、個人個人の用途に合わせたホイール選びができるはずです。

ハイスペックなカーボンホイールにも関わらず、価格は、ほとんどのモデルで10万円を超えないのは、他のメーカーではなかなかできないですよね。

一般的に10万円は本格的なホイールの入り口とも言われたりするので、大手メーカーでもハイスペックなホイールがいくつも見られるような価格帯にはなってしまいます。

しかし、アルミホイールしか手に入れられない価格帯なのでカーボンホイールは他のメーカーでは絶対に購入できません。10万円以下で、ハイスペックなカーボンホイールが欲しいと言う条件であればICANのAeroシリーズはベストチョイスのグローブになるはずです。

ICAN製品の日本での購入

Amazonか直販サイトのみで購入可能

ICANの製品は基本的に一般的なショップでの取り扱いがないので直販から購入することになります。

以前はAliexpressあたりで購入するのが普通だったと思いますが、2021年現在では、ICAN自体がAmazonにも出品しているので、関税や送料などを考えるとAmazonで購入するのが良いと思います。

また以前はICANから直販する場合は海外のICANサイトから購入する必要があり、発送も海外からでしたが、現在は日本サイトも用意されて日本国内の倉庫から発送されるように変わりました。

金額は基本的にAmazonと揃えられていますが、直販サイトの方がクーポンを利用できるなどで、国内発送商品ならAmazonよりも直販サイトの方が安く購入できます。

ICAN ホイール・フレーム クーポン

直販サイトならロゴなしも選択できる

中華カーボンは魅力的だけど「中華メーカーのロゴ入りはちょっと。。。」と考える人の気持を理解しているのか、ICANのホイールやフレームはロゴ無しも選択できます。

個人的にもデカデカとメーカーロゴが入っているのは、中華メーカーに限らずであまり好きではありません。(広告みたいで嫌なのです(笑))なので出来るなら無地を選びたかったりするので、ロゴの有り無しを選べるサービスは非常に有り難いですね。

ICANの中華カーボンホイールの購入はAmazonより直販が安い|ロードバイク・クロスバイク

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