小学生男児(5歳〜12歳)が乗るための自転車として圧倒的シェアを誇ると思われるのが、自転車あさひの製品であるDRIDE(ドライド)かと思います。
実際、僕の子供が乗っている自転車もDRIDEですし、小学校の友達が乗っている自転車や、マンションの駐輪場で見かける、小学生が乗るくらいの子供用自転車の半数以上はDRIDEと言っても過言ではないくらい乗られている自転車だと思います。
そんな人気のDRIDEですが、実は一種類だけではなく、シリーズ化されていて、特徴を分けた、四つのタイプの自転車として展開されています。
ここでは、DRIDEシリーズそれぞれの特徴について解説してみます。
自転車あさひのDRIDE(ドライド)とは?
DRIDE(ドライド)の名前の由来は「DesignのDとRide」の組み合わせからだそうで、デザインや性能の異なる自転車で、自転車の乗り方に適した性能の自転車を選べるというコンセプトで展開されています。
大人用の自転車でも、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなど、どのような乗り方をするかで全く仕様の異なる自転車でジャンル分けされていますが、それと同じコンセプトで、子供自転車でもジャンルを細分化して、最適な自転車を選べるという感じですね。
2023年6月現在で、4モデルが展開されています。
DRIDE S3(ドライドエススリー) ; スタンダードモデル
DRIDE R (ドライドアール): ロードバイク・クロスバイクモデル
DRIDE BEAT(ドライドビート): BMXモデル
DRIDE XX(ドライドダブルエックス):マウンテンバイクモデル
DRIDE S3の特徴
DRIDEのスタンダードモデル。
見た目もスポーティーで、ザ・小学生男子向け自転車という感じです。
おそらく子供が自転車に「欲しい」と思う装備が全て揃っているのがこのモデル。
我が子が乗っているDRIDEもこのS3です。
基本装備
● 6段変速
● スピードメーター
● 前カゴ
● ライト(オートライトモデルとダイナモライトの2種)
● 鍵・ベル装備
● スポーク反射板
● タイヤサイズ 20、22、24、26
タイヤはブロックタイヤで十分に太く、少々荒れた道や、乱暴な乗り方をしても衝撃を吸収してくれそうな感じですし、6段変速なら、街乗りの坂道などは余裕でクリアできると思います。
DRIDE Rの特徴
RoadのRからも想像できるように、細いタイヤで、なるべく付属品を減らしてシンプルな構成にした自転車で、言わばロードバイクやクロスバイクなどのような、軽快な走りをコンセプトにしたモデル。
基本装備
● 6段変速
● ライトはハンドルに取り付ける方式の乾電池式ライト
● ベル装備(鍵は別売)
● スポーク反射板
● タイヤサイズ 20、22、24、26
前カゴを取り付けることもできますが、せっかくのスポーティーな仕様の自転車なので、前カゴは取り付けずにシンプルな構成のままにしておいた方が良いかもしれません。
ただ、小学生低学年だと、細いタイヤは乗りづらさもあるでしょうし、遊び道具などを載せるためのカゴも欲しいところなので、モデル的には小学校高学年向けかもしれません。
自転車のデザインもそこまで小学生向けの感じがないので、高学年でサイズが合わなくなって、中学一年生くらいまで乗りたい感じの時に良い選択肢になりそうです。
あさひには、プレシジョンスポーツと呼ばれるオリジナルのクロスバイクがあるので、そのあたりのノウハウもフレームには盛り込まれているかもしれませんね。
DRIDE BEAT
BMX仕様の自転車。
フレームがBMXを意識したようなデザインになっているのが特徴。
基本装備
● 6段変速
● ライトはダイナモ式
● 鍵とベル装備
● スポーク反射板
● タイヤサイズ 24、26
フレームはBMXを意識した感じですが、スペック的には前カゴが備わっている点や、ライト装備(ダイナモ式)で、DRIDE S3シリーズと似たような感じで、DREIDE S3の廉価版的なポジションのモデルとも言えそうです。
DRIDE XX
DIRDE ダブルエックスは、マウンテンバイク仕様の自転車で、幅広のブロックタイヤや泥除けなどで、オフロード走行に適した仕様になっています。
DRIDEシリーズどれを選ぶか
DRIDEシリーズを選ぶなら、やっぱりスタンダードでオールマイティな仕様のS3が第一候補に挙げたい感じで、オフロードなどの荒地やオンロードでのスピーディーな走りなど、いずれにも適した乗り方ができる自転車だと思います。
実際問題で、小学生の自転車の乗り方は乱暴なので、ある程度太いタイヤがあった方が良いでしょうし、遊び道具などの持ち運びを考えると前カゴはあった方が良いので、、この点においてもS3が一番乗りやすい自転車になっていると思います。
さらには、ライトや鍵も装備されているので、S3を購入すれば、間違いのない選択になりそうです。
ただ、金額的に高くなってしまうので、小学生高学年だと長く乗れて良いですが、低学年だと勿体無い感じもするので、廉価版的なポジションのBEATを選択肢として考えても良いかもしれません。
デザインが気に入ればRやXXなども候補に挙げても良いと思いますが、前カゴがないのは小学生にとっては、やっぱり不便なものですし、ロードバイクやクロスバイク寄り、マウンテンバイク寄りの仕様と言っても、基本的なパーツは同じなので、大きな違いは無いだろうと思います。
はっきりした仕様のスポーツバイクが欲しいのであればGIANTあたりでもう少し本格的な自転車を検討してみた方が良いようにも思います。
また、小学生の自転車の乗り方を考えると、オンロード仕様よりはオフロード仕様の太いタイヤの方がパンクのリスクも少なくて安心だと思います。
そんなこんなを考えると、DRIDE S3一択で間違いないと思います。
2023年4月からヘルメットの着用が努力義務となりました。子供は以前から努力義務なので、ヘルメットの購入も忘れないようにしましょう。
Rongbenyuan ヘルメット こども用 自転車ヘルメット幼児 幼稚園 小学生 1歳-8歳 頭囲(46~56cm) 調節可能 ...
uvex(ウベックス) 自転車ヘルメット 子供用 丈夫なハードシェル サイズ調整可能 kids 3 ライノー/サンド 55...