クロスバイクやロードバイクのカスタムと自転車情報

ESCAPE Airと自転車ライフ

クロスバイクやロードバイクの手入れで悩んだらメンテナンスブックを買いましょう

更新日:

クロスバイクや、ロードバイクを快適に乗り続けるためには、日頃のメンテナンスは非常に重要です。

例えば、チェーンの清掃やグリスアップ、タイヤの空気圧の調整など、日々のメンテナンスをきちんと出来ているかどうかで、自転車の状態も大きく変わってきます。

メンテナンスは必要不可欠ですから、どうせやるなら、きちんとした作業を心がけたいですよね。

しかし、自転車のメンテナンスは当たり前のことと言われても、自転車初心者にとっては、どのように作業すれば良いのか、何を参考にすれば良いのか分かりません。

そんな時に、作業方法の参考になるのが、自転車のメンテナンスブックです。

自転車のメンテナンスブックって何?

クロスバイクやロードバイク・・・に限らず、ママチャリやシティサイクルだって、そうだと思うのですが、日頃のメンテナンスというのは、快適に乗り続けるためには欠かせない作業です。

どんな自転車でも、長い時間乗っていれば、オイルが切れて動きが鈍くなったり、チェーン等が汚れてきます。

ネジだって、増し締めしてあげなければ緩んで脱落することもあります。

タイヤの空気圧だって、どんどん空気が抜けて下がってきます。

タイヤの空気の入れ方などは、購入した時にショップで教えてもらえたりはしますが、オイルの注し方や、チェーンや自転車本体の清掃の方法、日頃のメンテナンスは何をすべきかとか、走行前点検や、ポジション調整など、他にもやるべきことは沢山あります。

しかし、ほとんどの人が、その作業の方法を、教えてもらうようなことはしてないと思います。

僕自身、クロスバイクのをGIANTストアで購入しましたが、タイヤの空気の入れ方は、流石に購入時に教えて貰いましたが、それ以外は全く教えて貰っていません。

結果として、街なかの自転車を見ると、ほとんど手入れされていないような自転車ばかりです。

実際問題で、多くの人が、クロスバイクはメンテナンスが重要と言われても、一体何をどのようにすればよいのか、全く分からないんじゃないかと思います。

そんな状態で、まともにメンテナンスなんて出来るわけがありません。

そこで、みなさんにおすすめしたいのが、メンテナンスブックです。

メンテナンスブックには、日頃の走行前点検の方法や、パンク修理、チェーン清掃など、すぐに必要になる情報はもちろん、それらに必要な道具や、もう少し専門的なパーツの交換や、調整方法等、クロスバイクやロードバイクに乗り続けるにあたって、知っておいて損はない情報が沢山掲載されています

ネットにも自転車の情報は溢れているけどメンテナンスブックがおすすめな理由

インターネットは情報が多いが全てが価値あるわけではない

僕がクロスバイクの改造カスタマイズや、メンテナンスをする際には、インターネットでも情報を探します。

しかし、インターネットの情報だけを鵜呑みにはせずに、必ずメンテナンスブックを必ず確認するようにしています。

情報量だけを比べれば、書籍よりもインターネットの方が遥かに多いです。

実際問題で、メンテナンスブックよりも丁寧に解説してくれている情報も多く、僕自信も、いろいろと参考にしたり、助けられることも多いです。

しかし、2018年くらいから、企業系の情報サイトが上位表示されるなど、検索結果は中身が無く、どこかのブログをコピーしてきたような記事ばかりが見つかるようになりました。

ゴミのような情報に埋もれて、有益な情報が以前に比べて見つけづらくなってしまっています。

インターネットの情報は真偽が怪しいものが多い

さらに、間違った情報も多く見つかるため、情報を鵜呑みにしていると、とんでもない間違いをしてしまうことにもなります。

インターネットの情報は、情報の真偽があいまいで、文責自体も無いような状態なので、情報の信頼性においても怪しいのが実際のところです。

その点、書籍として売られているメンテナンスブックは、プロの自転車屋さんやメカニックの方の監修が入っていたりするので、情報としては信頼できます。

僕自身が実際に何かの作業をおこなう際にも、ブログなどではなく、信頼できる情報であるメンテナンスブックの方の情報を参考にすることになるのです。

メンテナンスブックは初心者のための手引書

クロスバイクを購入した当初の僕は、自転車に関する知識は殆ど持っておらず、メンテナンスをするどころか、自転車がメンテナンスを必要とするものだとさえ知りませんでした。

そんな人間が、いくらネットで情報を探しても。情報の正しさを判断できるはずもありませんし、何から調べたら良いのかもよく解りません。

検索の上位に表示され「正しい」と思った情報ですら、信憑性は怪しいうえに、調べた人自身が基本的な道具の使い方すら知らない状態であれば、間違った整備をしてしまうことにもなります。

知識が無ければ、拾って来た情報を沢山見たとしても、活用するのは難しいものなのです。

メンテナンスブックがあれば、自転車のメンテナンスに必要な作業を、一つ一つ順を追って、丁寧に詳しく解説してくれています。

メンテアンスブックを読むことで、基本的な自転車のメンテナンスに関する知識を1から学ぶことができます。

自転車ん、基本的なメンテナンスを行ないながら、メンテナンス方法を覚えていくことができるのです。

メンテナンスブックのおかげで、最初は何にも出来なかった僕が、一人でもペダルの交換や、ワイヤーの交換、ディレーラーの調整、果てはコンポーネントの交換までも出来てしまうようになるわけですから、メンテナンスブックに大変助けられました。

もしも、インターネットだけで情報を探していたとしたら、絶対に気づくことができなかったことも沢山あります。

メンテナンスブックは複数冊持つのがおすすめ

いずれのメンテナンスブックも、基本的な情報は収録されていたりしますが、全ての情報を網羅できているわけではありません。

応用を利かせた内容になると、途端に情報が不足するようになります。

そんな時に、複数のメンテナンスブックを参照すると、情報が見つかったり、作業のヒントが見つかったりするのです。

同じ作業でも、視点が違っていたりするので、「こういうやり方もあるのか」というような気づきを得ることができます。

なので、メンテナンスブックは複数冊持つのがおすすめです。

僕が所有しているメンテナンスブックの紹介

僕自身も複数冊のメンテナンスブックを持っています。

その中から、適当なモノを選んで、紹介してみたいと思います。

スポーツバイク・メンテナンス&チューンアップ

最初に購入したのが、スポーツバイク・メンテナンス&チューンアップというタイトルのメンテナンスブックです。

ロードバイクやクロスバイク、MTBなどの、基本的なメンテナンス方法について書かれています。

クロスバイクを、オフロードバイク寄りにカスタムする方法など、メンテナンスの他に、カスタム方法なども掲載されています。

クロスバイクのカスタマイズに興味のある人にとって、非常に役立つ情報が沢山掲載されていると思います。

https://escape.poo.tokyo/sports-bicycle-maintenance-tune-up-bible/

ロードバイクメンテナンスブック シマノ編

コンポーネントをShimano 105に換装する際に購入した、ロードバイクメンテナンスブック シマノ編

シマノのロード用コンポーネントである105の事がパーツの分解レベルまで解説されているメンテナンスブックです。

シマノ105に特化したメンテナンスブックなので、105への換装の際には非常に約に立ちました。

実際問題で、このメンテナンスブックを購入していなければ、僕は自身のクロスバイクのコンポーネントを、105へ換装することは出来ていなかったと思います。

もちろん、乗車前の基本点検や、タイヤ、チューブの交換、基本メンテナンスなどの情報もちゃんと掲載されています。

このメンテナンスブックは、シマノのマニュアルをベースに解説しているので、マニュアルを参照しながら読むと、より理解が深まります。

掲載されている写真も豊富なので、ものすごく丁寧に解説してくれていて分かりやすいメンテナスブックです。

https://escape.poo.tokyo/road-bike-maintenance-book-for-shimano/

自転車のメンテナンスブックのまとめ

複数買うのがおすすめ

クロスバイクやロードバイクのメンテナンスブックを探すと、かなりの数のメンテナンスブックが見つかるります。

一体どのメンテナンスブックを選べば良いのか迷ってしまうかもしれません。

メンテナンスブックも掲載されている内容はだいたい似通っていて、基本的にはどれを選んでも同じような内容になっています。

ので、まずは直感で、気になる本を数冊選んでみるのが良いと思います。

一冊ではなく数冊というのがポイントです。

というのも、一冊だけだと欲しい情報が見つけられない場合もありますし、時として理解しづらい情報もあったりするのです。

しかし、複数のメンテナンスブックを参照すると、違った観点から作業を解説してくれていたりするので、より理解がしやすくなるというメリットがあります。

写真が多めのメンテナンスブックがおすすめ

写真が多めで、フルカラーのメンテナンスブックがおすすめです。

価格も少し高めにはなりますが、写真が多いか少ないかで、理解しやすさが全く変わってきます。

この点は、メンテナンスブック選びにおいてとても重要なポイントです。

習うより慣れろ

自転車のメンテナンスをしようと思うと、場所によっては複雑だったりして、難易度が高い場合もあります。

そのような場所は、素人にとっては「戻せなかったらどうしよう」という気持ちから敬遠してしまいがちです。

しかし、そのような場所でも、メンテナンスブックに調整方法などが詳しく解説されているので、恐る恐るでも触るようにするのが良いと思います。

一度でも調整や交換の経験があれば、出先でトラブルに見舞われても、なんだかんだで焦らずに対処できるようになります

なので、多少不安があっても、一通りのメンテナンスにチャレンジしておくと、その後の自転車ライフの充実度も大きく変わってくるはずです。

実際問題で、自転車はとても単純な構造なので、複雑そうに見えても、作業をしてみると「あ、こんなに単純なんだ」と驚くことも多いです。

まずは作業してみて、慣れていく、というのも自転車のメンテナンスにとっては、とても大切なことだと思います。

いろいろ自転車についての知識が増えるにつれ、細かい部分の情報が欲しくて、さらにメンテナンスブックを買い求め、著者によって少しずつ方法が違っていたり、おすすめの方法があったりして、その違いを比較検討するのもなかなか楽しいものです。

そうして引き出しが増えていくと、メンテナンスに掲載されていない情報でも、応用を利かせることで対処ができるようになったり、インターネットで見つけた情報が正しいかどうかの判断もできるようになってきます。

何はともあれ、快適な自転車ライフを支えるのは、日頃からきっちりとしたメンテナンスをしてこそのお話です。

メンテナンスブックを持っていないなら、どれでも良いので、是非メンテナンスブックを入手して、メンテナンス方法を勉強してみてください。

関連記事

https://escape.poo.tokyo/road-bike-maintenance-book/