クロスバイクの改造やロードバイク自転車

ESCAPE Airと自転車ライフ

カスタマイズ考 自転車メンテ・改造

クロスバイクを改造カスタマイズする前にしって置きたいポイント

投稿日:

クロスバイクを改造カスタマイズする際の考え方とポイント

クロスバイクの改造カスタマイズは自転車を趣味とする上で、自転車に乗ること以上に楽しいものだと僕は思っています。

自分の好きなパーツを買い集め、一つ一つ手作業でパーツを交換して、パーツの違いや調整の違いで乗り心地が大きく変わるなんてことを経験すると、自転車の奥深い世界にどっぷりとハマってしまった感じです。

クロスバイクに乗り始めた当初は、まさか自分が自転車に乗ること以上に改造カスタマイズが楽しいと感じるようになるとは思ってもみませんでしたが、改造カスタマイズは僕の自転車ライフにとって今では欠かせないものになっています。

あくまで素人の自転車趣味の一環でしかありませんが、それでも自転車の改造カスタマイズをおこなうことで「こうすればまとまりがよくなる」とか「無駄や後悔がすくなくなる」などの、改造カスタマイズをする際のポイントのようなものがなんとなく自分自身の中ではっきりしてきました。

そこで、これからクロスバイクの改造カスタマイズをやってみようと考えている方のお役に立てればと、僕自身の改造カスタマイズの考えについてまとめてみたいと思います。

クロスバイクの改造カスタマイズのポイント

クロスバイクの改造カスタマイズのポイント

フレームとのバランスが大切

ロードバイクの性能の大部分を決めると言っても過言ではないコンポーネントにはいくつかのグレードがあります。

例えばシマノのロードバイク用のグレードで言えば

● DURA−ACE デュラエース
● ULTEGRA アルテグラ
● 105 イチマルゴ
● Tiagra ティアグラ
● SORA ソラ
● Claris クラリス
● Tourney ターニー

と言った具合でグレードが分かれていて、その性能はグレードごとに大きく違っています。

せっかく改造カスタマイズするんだから「一番上のグレードのDURA-ACEをちょうだい」と言えればそれ以上はないですから、後から「もっと上のグレードにしておけばよかった」などと後悔することもないと思います。

それに、ロードバイクに乗ってレースなどに出るようになると、周りの人はほとんどDURA-ACEだったりしますから、性能を追い求めれば必然的にDURA-ACE一択になるものと思われます。

じゃあクロスバイクも性能アップを求めて改造カスタマイズするならDURA-ACEにしてしまえば良いかと言えば、それはちょっと違うかなぁと個人的には思ったりします。

フレームとのバランスが悪いと感じてしまうからです。

例えばクロスバイクの定番モデルであるGIANT社のESCAPE R3の価格は税込みで6万円程度です。これはフレームだけではなくホイールやタイヤ、コンポーネントまで全部揃った完成車の価格で非常にリーズナブルです。

しかしDURA-ACEはパーツだけで20万円程度もするのです。もちろんホイールは含みません。それを考えると、どう考えてもクロスバイク本体と価格のバランスが取れません。価格だけではなくフレームとパーツの性能の差も大きくなるので、総合的なバランスが非常に悪くなるんじゃないかと思うのです。

それは軽自動車にポルシェのV8エンジンを積むようなもので、パーツとフレームとのバランスが悪くなり、結局はパーツ本来の性能を活かしきれない非常に勿体ない組み合わせになってしまいます。

ロードバイクであれば「一番良いやつ!」という感覚でカスタマイズしていくのは正統なカスタマイズだと思いますが、クロスバイクの改造カスタマイズの場合は「ほどほど」というのがで大切だと思うのです。

そんなわけで僕自身はクロスバイクのフレームに背伸びしすぎない範囲のグレードとして105を選択しました。

もちろん、どうカスタマイズするかは人それぞれ自由な部分なので、クロスバイクにDURA-ACEのコンポーネントもなかなか素敵だと思います。僕自身、お金に余裕があるならそうしたいなぁという気持ちもあります。

DURA-ACEにすれば街ですれ違うロードバイクに対して強烈なアピールを出来るなどの優越感も味わえるでしょうから、予算に余裕のある人であればどんどんやっちゃうのもアリでしょう。

しかし、そうでもない限りは、適当なところで線引をしてしまった方が最終的なまとまりやバランスは良くなるんじゃないかと思います。

● ハイエンドのパーツにこだわる必要はない
● 格安パーツで楽しめるのもクロスバイクの改造カスタマイズの良いところ

メリハリも大切

パーツ選びはクロスバイクの価格とのバランスを考えるというのが大切ですが、改造カスタマイズすることで得られる効果の大きいホイールやタイヤなどはある程度思い切った選択をしても良いと思います。

例えばホイールだと1万円程度のものでも純正のホイールと比べれば十分なグレードアップが出来るとは思いますが、もうひと踏ん張りして3万円〜6万円程度のものを選択したほうが満足度は高くなると思います。

ホイール選びの際の価格は車体価格と同じ程度というのが一つの基準ですね。

タイヤの性能も価格に比例するところがあり、評判の良いタイヤはそれなりの価格になってしまいますが、走行に直接影響する部分でもあるので、あまりケチったりはしない方が良いと思います。

また、乗り心地を重視した場合には、価格が高くてもハンドルやシートポストをカーボンにするというのも無駄にならない改造カスタマイズになるでしょう。

● ホイールやタイヤなどはそれなりにこだわろう
● 自分が優先したい性能アップのためならこだわるのは悪くない

評判の良いタイヤの代名詞的な存在のコンチネンタルグランプリ4000S

コンセプトが大切

自転車のコンポーネントには先に挙げたロードバイク用のものもあれば、その対極にあるマウンテンバイク用のものもあります。

それぞれに用途に特化したパーツなので、どのパーツを選ぶかで自転車の方向性が変わってきます。

そのあたりの方向性が曖昧になってロードバイク用のパーツとマウンテンバイク用のパーツが混在してしまっては、どっちつかずな自転車になってしまうかもしれません。(クロスバイクのコンセプト自体がロードバイクとマウンテンバイクを混在させた自転車というお話もありますが。。。)

個人的な考えとしては、ロードバイク寄りならロードバイク用で統一、マウンテンバイク寄りならマウンテンバイク用で統一した方が、その他のパーツを選ぶ時にも方向性がハッキリして選びやすくなるでしょうし、全体的なまとまりも良くなるように思います。

なのでクロスバイクを改造カスタマイズする際には、ロードバイク寄りにしたいのか、マウンテンバイク寄りにしたいのかを決めてからパーツ選びを始めるのが良いと思います。

ジャンルの選択の他には、軽量化なども改造カスタマイズをおこなう上で人気のコンセプトの一つですね。

僕の場合、最初の段階ではそのあたりが曖昧だったため、ロードバイク用のパーツとマウンテンバイク用のパーツが混在していました。そのため後からロードバイク寄りにコンセプトが固まって来た時にはマウンテンバイク用のパーツは全て取り替えました。

クロスバイクの改造カスタマイズは回り道も楽しみの一つなので、それも良いと言えば良いんですけど、無駄な出費は避けたいというところでは、最初からコンセプトが決まっていれば避けられたかなと思います。

ちなみに軽量化については本気でやろうと思うととんでもなくお金がかかるので見送っています。

● ロードバイク寄りかマウンテンバイク寄りか?
● 軽量化

トータルコーディネートを意識する

パーツを選ぶ時は色やメーカーは極力揃えた方が全体的なまとまりが良くなってきます

例えばコンポーネントはシマノの同グレード、ハンドルバーとステムとシートポストなどは同じメーカーで揃えるといった具合です。

自転車のパーツにはほぼメーカーのロゴなどが入っていますから、メーカーやグレードが揃っていないと全体的にバラバラな印象になってしまうのです。

このあたりがきちんと統一されている自転車は見た目もカッコよくなりますし、オーナーの拘りをうかがうことができます。

パーツの色に関しては基本的に黒で統一するのが良いと思います。
パーツを黒にするとフレームの色とパーツの色のコントラストが最大になるので、全体的な見た目が引き締まり、カッコ良さにも繋がります。タイヤの色とパーツの色も合わせた方が良いというところでもパーツが黒の方が都合が良くなります。

ファッションで言えば、ベルトと靴の色を揃えるとまとまるように、自転車の場合だとパーツとタイヤの色を合わせることで全体的にまとまりが出るようになるのです。

ハイエンドなロードバイクなども全てパーツは黒になっているのはそのような理由があるんじゃないかなぁ。DURA-ACEも9100シリーズでようやく黒になりましたしね^^

● メーカーを揃える
● 色を揃える(タイヤと合わせる)

クロスバイクを改造カスタマイズする際の考え方とポイントまとめ

クロスバイクを改造カスタマイズする際の考え方とポイントまとめ

自転車の改造カスタマイズをロードバイクで考えた場合、行き着く先は自然とハイエンドなパーツに集約されていくものと思います。

例えばハイエンドモデルのフレームを購入した場合は

● コンポーネント:DURA-ACESUPER RECORD
● ハンドル、ステム、シートポスト:3TENVE
● ホイール:MAVIC Cosmic ProENVE

と言った具合にパーツ類も選択肢が決まってきます。

ハイエンドモデルのフレームを購入したのであれば、その他のパーツもハイエンドモデルにしなければ勿体ないわけです。

なので、最初からハイエンドモデルで揃えてしまえば、後は予算と好みの問題だけで最終形態は必然的に出てくるものだったりします。

しかしクロスバイクの場合は、もともとの車体価格が安いということもあり、ハイエンドパーツにこだわる必要もなく、好きなパーツや興味のあるパーツをどんどん試すということも出来てしまうのです。

価格の安さには失敗を気にせずにどんどんチャレンジしていける気軽さというメリットがあるわけですね。

しかしながら、いくら気軽に改造カスタマイズできると言っても、闇雲に改造カスタマイズをしてしまうと、まとまりのないものになってしまい「思ってたものと違った」「選択を間違えてしまった」「改造するんじゃなかった」などの結果になってしまうこともあります。

そんな失敗を避けるためには、何か一つの完成形をイメージしてそれをゴールに改造カスタマイズをすることが大切です。

しっかりとしたゴールのイメージがあれば、完成形に向けて一つ一つの作業にも楽しみが見いだせるようになります。時に遠回りすることで新しい発見をすることもありますし、総合的に改造カスタマイズを楽しめるようになるのです。

つまりは、クロスバイクの改造カスタマイズは自由で楽しいもので、ポイントを押さえればより一層楽しくなるというわけですね。

クロスバイクの改造カスタマイズへの否定的な意見として「クロスバイクを改造カスタマイズするくらいなら、さっさとロードバイクを買った方がマシ」というのがありますが、そういった価値観とはまったく違う魅力がクロスバイクの改造カスタマイズにはあるのですよね。

僕自身、クロスバイクの改造カスタマイズに使用してきた総額を思えば、ちょっとしたグレードのロードバイクが買えてしまうくらいにはなりますが、ストレートにロードバイクを買ってしまうよりも、多くの楽しみと満足感が得られたんじゃないかと思います。

以上、クロスバイクを改造カスタマイズする際の考え方とポイントについてでした。

-カスタマイズ考, 自転車メンテ・改造

Copyright© ESCAPE Airと自転車ライフ , 2018 All Rights Reserved.