クロスバイクのペダルを普通のペダルからビンディングペダルへ交換する方法をまとめました。
クロスバイクのペダル交換方法
自転車のペダルの交換は簡単に出来る
クロスバイクのペダルの交換方法は簡単です。
ペダルの軸部分をペダルレンチで回してペダルを取り外して新しいペダル付け替えるだけですが、初めての作業だと力加減が分からず戸惑うこともあるかもしれません。
使用する工具はペダルレンチか六角レンチのいずれかですが、ペダルが固着していたりする場合六角レンチだと外れない場合もありますし、ペダルの種類によって六角レンチが使用できないものもあります。
ペダルの軸の部分に六角レンチを差し込める穴があれば六角レンチを使用できますが、穴が無いモノであればペダルレンチを使用しなければいけません。
なので自転車のペダルの交換の際にはペダルレンチを使用するのが良いと思います。ペダルレンチだとどのタイプのペダルでも適応できます。
ペダルは交換したり付け外すことが多いパーツなのでペダルレンチは購入しておいて損は無いと思います。
ペダルの交換に使用する工具
● ペダルレンチ
● 六角レンチ
ペダルの逆ネジに気をつけよう
ビンディングペダルを交換する際の最大の注意点は左側のペダルは逆ネジになっているという点です。
一般的なネジは時計回りに回せば締まるのに対して、逆ネジは時計回りに回すと緩めることになります。左側のペダルとは、サドルに跨がった状態で左側に見えるペダルです。念のため。
それを知らずに、ペダルのネジを緩めようとし通常のネジと同じように反時計回りで回していると、どんどんネジを締め付けていることになり、最悪の場合、クランクやペダルを痛めてパーツを全交換することにもなりかねないので注意してください。
逆ネジと言われてもピンと来ない人のためにペダルを緩める方向のヒントです。
自転車のペダルは進行方向と逆に回転させて緩めます。
つまり、上記の写真のように右側、左側のペダルともに、進行方向と逆に回転させればペダルのネジが緩みます。
この点にだけ気をつければペダル交換は調問題なく行えると思います。所要時間は初めてだと30分くらいは必要かもしれませんが、慣れれば10分程度の作業になると思います。
ビンディングペダルへの交換例
新しいビンディングペダルへ交換しました
ペダルをビンディングペダルのSHIMANO PD-M530に交換しました。
PD-M530は品番にMが付いていることからも判るように、ロード用ではなくマウンテンバイク向けのビンディングペダルですがクロスバイクにも似合うと思います。少々重量があるのが難点ではありますが見た目はコンパクトで良い感じです。
予算に余裕があるなら、片面SPDでURTEGRAグレードのSHIMANO PD-A600が軽くて見た目も良いと思います。
自転車関連品はとかく「安物買いの銭失い」になります。興味を持ったモノは、高いなぁと悩んでも、とりあえず上位グレードに手をつけておかないと、後々買い直すことになるので予算があれば一番良いものを買っておくのが良いでしょう。
そんなわけでPD-A600交換しましたのでPD-A600が気になる方は下記の記事を参照してください。
参考 → シマノのロード用片面SPDペダルPD-A600のレビュー
クロスバイクのペダルをビンディングペダルに交換する方法のまとめ
僕がビンディングペダルに興味を持ったのは、同時期にクロスバイクやロードバイクを購入した仲間達が次々にビンディングペダルに交換して「軽快に走るならビンディングペダルは必須だぜ!」という話を頻繁に聞くようになったからでした。
正直なところで「クロスバイクにビンディングペダルが必要かなぁ・・・」と悩む自分もいたのでビンディングペダルには交換せずにいたのですが、いざ試してみると、その効果の大きさに驚いたのでビンディングペダルに交換しました。
坂道などで引き足が使えるのはパワフルな走りができて非常に調子が良いですね。
そんなわけでビンディングペダルを一度でも使ってしまった後は、普通のペダルに戻すと何か物足りなさを感じるようになってしまい、今現在もビンディングペダルを使用している状態です。
ちなみにビンディングペダルには、両面使えるタイプと片面使えるタイプが有りますが、自転車を近所に買い物に行くなどの日常の足としても使用している場合は、両面よりも片面タイプの方がおすすめです。
両面タイプのビンディングペダルの場合でも普通の靴で乗れないことはないですが、底の薄い靴の場合はクリート受けの突起が気になると思います。
また、僕は普通の靴を履いてクロスバイクに乗る事が多かったり、クリートの外しやすさを考えてSPDと呼ばれる方式のビンディングペダルにしていますが、ロードバイクに乗ることを見据えているならSPD-SLと呼ばれるビンディングペダルにしても良いかもしれません。
ビンディングペダルの種類
● SPD:入門者向け。ビンディングシューズもカジュアルなものがある。
● SPD-SL:本格的な人向け。ビンディングシューズもスポーティなものばかり。
いずれにしてもビンディングペダルに交換すると、今までになかった新しい自転車の世界の扉が開かれるのは間違いありません。新たな自転車の境地に踏み込むためにビンディングペダルは必須でもありお勧めでもあります。
あ、ビンディングペダルにしたらビンディングシューズが必要になるのでそちらもお忘れなく!
ビンディングシューズはいかにも自転車用のスポーティなデザインのものが多いですが、普通の服装でも違和感のないカジュアルなビンディングシューズも沢山有ります。
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