新型コロナウイルスの影響により開催が危ぶまれていた、世界最大の自転車の展示会であるEUROBIKE2021でしたが、無事に開催されることが決定したようです。
欧米ではワクチンの摂取も進んで、少しずつ日常を取り戻しつつあるようですが、世界的に見れば。まだまだ展示会のために自由に渡航できるような状況ではありません。
なので、規模自体も以前ほど大きくはないと思われますが、2年ぶりの開催となり、自転車業界にとっても明るいニュースの一つになりそうです。
とは言え、入場や行動には制限がかけられているようなので、現場に行く人は注意が必要そうです。
EUROBIKE 2021
Photo via:https://www.eurobike.com/
EUROBIKE概要
2021年9月1日〜4日
会場 Messe Friedrichshafen GmbH(ドイツ)
公式 https://www.eurobike.com/en/
EROBIKEは、主に自転車、インドアバイク、サイクルジャージ、自転車パーツ、自転車アクセサリーなどがメインの、ドイツの南部のFriedrichshafenにあるコンベンションセンターで開催される展示会です。
2020年は新型コロナウイルスの影響により中止されましたが、それまでのEUROBIKEでは4万人近い来場者と1400もの出展企業が参加する世界最大の自転車見本市です。
ツール・ド・フランスが終わった後の展示会ということもあり、ツール・ド・フランスで活躍したチームが使用していた自転車などが注目されたり、各メーカーが新製品を発表したりする場としても、とても重要な展示会でもあります。
感染症対策
● 新型コロナウイルスに感染したと思われる典型的な症状がある人の入場はできない。
● 新型コロナウイルスに感染した人と接触して14日以内の人の入場もできない。
● 検査を受けた人、ワクチンを摂取した人、回復した人のみ入場が可能。
● ワクチン接種者や回復した人は証明書を提示する必要がある。
● 会場内ではマスクの着用が必須。(FFP2マスクと医療用サージカルマスク)
その他、アルコールによる消毒やソーシャルディスタンスなどの感染症対策を意識した行動が必要なようです。
ドイツ南部の湖畔の街
EUROBIKEが開催されるコンベンションセンターのあるFriedrichshafenには行ったことがありませんが、そのから自動車で20分程度の場所にあるLindauには行ったことがあります。
古い街で石畳が敷き詰められている雰囲気のある場所でしたが、そこでも多くの自転車が見られたので、きっとFriedrichshafenも同じような雰囲気の街なのかなと思います。
新型コロナの影響で自転車の需要が高まり業績が好調なシマノの新しいロード用コンポーネントである次世代のDURA-ACEのウワサもあるので、発表されるとしたらEUROBIKE2021が有力なタイミングかもしれませんね。
実際に行くことはできませんが、WEBで情報は拾えるでしょうし、何か新しい製品が発表になるのを楽しみに待ちたいと思います。