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クロスバイクをブルホーン化するための基礎知識

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クロスバイクをブルホーン化するための基礎知識

クロスバイクをブルホーン化するにあたって、ブルホーンハンドルや取り付けられるパーツについての基本的な情報についてまとめてみます。

ブルホーンバーとは

ブルホーンバーの種類

ブルホーンバーってどんなハンドル?

ブルホーンバーとはその名の通り水牛の角のような形状をしたハンドルで、一般的にはトライアスロン仕様の自転車やタイムトライアル仕様の自転車のハンドルで使用されることが多いハンドルです。

それらの自転車は街では見かけることが滅多にありませんが、ブルホーンハンドルはシングルギアの街乗り専用のおしゃれな自転車でも使用されていることが多いので見かけたことがある人も多いと思います。

ブルホーンバーの形状

ブルホーンバーの形状

ブルホーンバーの形状は基本的にはコの字型のハンドルになりますが、その形状は様々で、コの字型のハンドルのバーエンド部分がライズしているものやライズが無くフラットなもの、肩部分が下がっているものなどがあります。

ブルホーンバーの種類については下記の記事で詳しくまとめてありますので参照してみてください。

参考 → ブルホーンバーの種類と特徴

ブルホーン化の4つの基本形態と基本仕様

ブルホーン化の4つの基本形態と基本仕様

ブルホーン化には4つの基本形態と基本的な仕様があります。

ハンドルだけブルホーン化する方法

ハンドルだけをブルホーン化して、ブレーキレバーやシフトレバーはフラットハンドルで使用していたものをそのまま流用する方法です。

ハンドルだけを交換する改造カスタマイズになるので非常に簡単にブルホーン化できますが、フラットバーで使用しているブレーキレバーやシフトレバーの対応径が22.2mmとなる関係から、ブルホーンバーも肩部分まで22.2mm径のものを選択する必要があります。

ブレーキレバーとシフトレバーを流用しブルホーンバーの先に取り付ける方法

フラットバーで使用していたブレーキレバーとシフトレバーを流用する2つ目の方法で、ブルホーンバーの先端にブレーキレバーとシフトレバーを配置する方法です。

ブルホーンバーの肩口部分の太さは気にしなくてよくなりますが、レバー類は逆付する必要があることから見た目が海老のようになるため、エビホーンという別名があります。

ブラケット付きのブレーキレバーを使用する方法

ロードバイクで使用するようなブレーキレバーをブルホーンバーの先端に配置する方法です。シフトレバーはブルホーンバーの先端から出すため、ブレーキレバーとシフトレバーの位置が近くなり操作性の良くなります。

ただし、ブルホーンバーの先端に大きな塊が付いたような見た目になるため頭でっかちな印象になりがちです。

エアブレーキとサムシフターを使用した方法

ブルホーンバーの先端にエアブレーキとサムシフターを配置する方法です。最も見た目と操作性のバランスが取れたブルホーン化と思われるため、僕自身もこの仕様でブルホーン化しています。

シフトレバーは手元に配置することも出来ますが、操作性を考えるとブレーキレバーとシフトレバーは近くに配置した方が良いと思います。

クロスバイクのブルホーン化の注意点

クロスバイクのブルホーン化の最大の問題はブレーキ

ブレーキの互換性

クロスバイクをブルホーン化する際にはブレーキの互換性に注意する必要があります。

ストレートハンドルに使用していたブレーキレバーをそのまま流用する場合には問題になりませんが、エアロブレーキやブラケット付きのブレーキレバーにする場合はVブレーキ対応のモノを選択する必要があります

クロスバイクのブレーキには基本的にVブレーキが使用されているのに対してロードバイクの場合はキャリパーブレーキが使用されています。問題となるのはVブレーキとキャリパーブレーキとではブレーキレバーの引き幅が異なるため、基本的には2つのブレーキの間で互換性がなく、ブレーキレバーはそれぞれのブレーキに対応したものを使用する必要があるのです。

ちなみに一般的なVブレーキと比べるとブレーキアームが短いコンパクトVブレーキと呼ばれるVブレーキがあります。

コンパクトVブレーキは通常のVブレーキに比べて引き幅が少なくても動作するもので、キャリパーブレーキなどと引き幅が同等になっているため、キャリパーブレーキ用のブレーキレバーでも使用できる場合があります

クランプ径とハンドル径

クランプ径とハンドル径に注意する

ブルホーンバーを選ぶ際にはクランプとハンドルの太さに注意が必要です。

クランプ径とステムの関係

まず、ハンドルの中央部分の直径であるクランプ径に注意してください。クランプ径とはステムと接合している部分の径になり、取り付けるブルホーンバーのクランプ径に対応したステムでないと、が同じハンドルを固定させることができません

例えばクロスバイクのESCAPEシリーズや一般的なクロスバイクのに使用されているようなストレートバーハンドルのクランプ径は25.4mmが標準ですが、ロードバイクなどに使用されているドロップハンドルなどのクランプ径は31.8mmとなっていて、オーバーサイズなどとも言われます。

ブルホーンハンドルもどちらかと言えばロードバイクと同じ31.8mmのクランプ径のものが主流なので、31.8mmのクランプ径のハンドルを選択した場合は、ステムの対応径に注意する必要があります。

31.8mmに対応するステムであれば31.8mmのクランプ径にはもちろん対応できますし、25.4mmや26.8mmなどの細いクランプ径でもシムを挟めば対応させることができます。

しかしステムが25.4mmサイズのものであれば31.8mmのオーバーサイズのハンドルを使用することはできません。

にぎり径とブレーキレバーやシフトレバーの関係

31.8mmのクランプ径のハンドルの場合はハンドル部分のにぎり径は23.8mmとなります。それに対してストレートハンドルなどの25.4mmのクランプ径の場合のにぎり径の22.2mmとなります。

つまり、ストレートハンドルで使用していたブレーキレバーやシフトレバーは22.2mmサイズが標準となりので、23.8mmのにぎり径のハンドルには取付けることができません。23.8mmのにぎり経のハンドルを使用する場合にはブレーキレバーやシフトレバーは流用できなくなるため新たに購入する必要があります。

このあたりのサイズはメーカーによってマチマチの可能性もありますが、ハンドルだけブルホーンにする場合やエビホーンにする場合には、クランプ径が25.4mmのブルホーンハンドルを選択した方が無難です。

ブルホーンバーに使用できるシフトレバーの種類

ブルホーンバーに使用できるシフトレバーの種類

クロスバイクをブルホーン化する際には使用するシフトレバーの種類も考慮する必要があります。ブルホーンバーに使用できるシフトレバーは基本的に下記の3パターンになります。※エビホーンなどの場合はフラットバーで使用していたシフトレバーを流用するため、それ以外のシフトレバーとなります。

バーエンドコントローラー

トライアスロン用のストレートバーの先端に取り付けるためのシフトレバーです。ブルホーンバーの先端に触覚のように取り付けることが出来ます。ブルホーン化する場合に採用するシフトレバーではこのバーエンドコントローラーが選択されることが多いと思います。

Wシフトレバー

一昔前のクロモリのロードバイクなどで採用されていたシフトレバーで、今でもクロモリタイプのロードバイクに乗っている人の自転車を確認するとWシフトレバーが取り付けられているのを見かけたりします。

フロントのシフトレバーとリアのシフトレバーが対になったタイプで専用の台座をダウンチューブやコラム部分に取り付けることで使用できます。

サムシフター

Wシフトレバーと基本的には同じですが、左右が独立したシフトレバーです。専用の台座を使用することでWシフトレバーと同じくダウンチューブやコラムに取り付けてWシフトレバーと同じ様に使用することもできますし、独立させてハンドルバーに取り付ける事もできます。

僕はこのサムシフターをブルホーンバーの先端に取り付けて使用しています。

ブルホーンバーに使用できるシフトレバーの種類については下記の記事で詳しく解説しています。

参考 → ブルホーンバーに使用できるシフトレバーの種類

クロスバイクのブルホーン化するための基本情報

クロスバイクをブルホーン化するための基本的な情報をまとめてみました。

どの仕様でブルホーン化するかで最終的な形態や改造カスタマイズの難易度、その後の乗り心地にも影響してくるので、パーツを買い集める前にしっかりと吟味したいところです。

ブルホーン化の検討の手順としては

1. ハンドルのタイプを決める
2. シフトレバーとブレーキレバーを流用するかどうかを決める
3. ハンドルの太さを決める

というようなステップになると思います。

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クロスバイクのブルホーン化に関する記事は下記にまとめていますのでブルホーン化に興味のある方は参考にしてみてください。

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