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クロスバイクでロードバイク並みの前傾姿勢!空気抵抗を減らしてスピードアップする方法

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クロスバイクでロードバイク並みの前傾姿勢をとって空気抵抗をなるべく少なくしてスピードアップする方法を考えてみます。

全ての乗り物にとって、どれだけスピードを出せるかというのは一つのロマンでもあります。そしてスピードアップを目指す時、避けては通れないのが空気抵抗です。乗り物と速度の関係は、空気抵抗との闘いと言っても過言ではないくらいに空気抵抗はとても影響が大きい要素なのです。

自動車や電車、飛行機などはもちろん、クロスバイクやロードバイクなどの自転車も例外ではなくスピードアップを考える時は「、いかに空気抵抗を減らせるか」ということを考えなければいけないのです。

そこで自転車に乗っている時に空気抵抗を減らしてスピードアップするために効果的と言われているのが前傾姿勢を深くすることです。クロスバイクはロードバイクに比べて上体が起きた姿勢になるので、空気抵抗がロードバイクに乗っている時よりも大きくなるのです。

空気抵抗の大きさはクロスバイクがロードバイクのようにスピードを出せない理由の一つでもあるので、クロスバイクで前傾姿勢を深くして、できるだけ空気抵抗を少なくする乗り方を考えることにしました。

乗車姿勢の違いで空気抵抗は大きく変わる

乗車姿勢の違いで空気抵抗は大きく変わる

ロードバイクはクロスバイクよりも前傾姿勢が深い

自転車でも空気抵抗の影響は大いに受けていて、空気抵抗をなるべく減らそうと考えると、フレームはエアロ形状になり、ホイールのスポークはキシメン状になり、服装はピチピチのサイクルウェアになります。果てはすね毛を剃ってしまうくらいに空気抵抗を減らすということは努力してもしきれないくらいにスピードアップには重要なポイントになります。

一般的にクロスバイクよりもロードバイクの方がスピードが出せます。もちろんそれはフレーム設計の違いやコンポーネントのグレードの違いなど、自転車自体の性能の差も大きな要素ではありますが、空気抵抗の大きさもスピードの差に影響しています。

クロスバイクはロードバイクに比べると上体が起き上がったアップライトな姿勢になりますが、ロードバイクは深い前傾姿勢になっていてます。

この乗車姿勢が空気抵抗に大きな影響を及ぼしているのです。

クロスバイクとロードバイクの基本姿勢を正面から見ると分かりやすいですが、ロードバイクのように前傾姿勢が深い方が空気を受ける面積が小さくなるので空気抵抗が少なくなり、よりスピードを出しやすくなるというわけです。

時速25km以上から空気抵抗の影響が大きくなる

クロスバイクなどの自転車に乗る多くの人が「自転車で空気抵抗?そんなに感じたことがないけど。。。」と思っているかもしれません。

実は時速25km以下で走行している場合には空気抵抗の影響はあまり大きくないと言われています。僕の経験から言えば、クロスバイクを改造カスタマイズする前はクロスバイクで出せるスピードは時速20km前後で、必死でスピードを出しても時速25kmくらいだったので、普通に自転車に乗っている分には空気抵抗の影響を感いることはあまり無いのかもしれません。

しかし実際は、速度が25km以上になると急激に空気抵抗の影響を受け始め、その後は速度が上がれば上がるほど抵抗が大きくなっていきます。

ロードバイクの場合は時速30kmくらいは普通に出せるスピードですし、クロスバイクも改造カスタマイズすればロードバイクに近いくらいのスピードを出せるようになります。

そうすると空気抵抗の影響を受ける領域に突入するようになるので、クロスバイクやロードバイクでは深い前傾姿勢をとれた方が空気抵抗を減らせることができてスピードアップに有利になるというわけです。

クロスバイクでロードバイクのような深い前傾姿勢をとって空気抵抗を減らす方法

腕を胸元に折り畳んで深い前傾姿勢を実現する

クロスバイクで腕を胸元に折り畳んで前傾姿勢をとる

クロスバイクで最も簡単に実践できる前傾姿勢をとって空気抵抗を減らす方法は、腕を胸元に折り畳んで前屈みになるような乗り方をすることです。ママチャリやシティサイクルなどでも下り坂などでは無意識的にやってしまうような乗り方です。

この際の姿勢は、なるべく空気抵抗を少なくする為に、バーの中央付近を持って脇を締めます。そして肘を曲げて前屈みになり姿勢を低くします。イメージとしては胸の中に腕を収納するような姿勢です。

実際問題で下り坂などでこの姿勢をとると、普通に乗っている時と比べてスルスルと加速して行くのが体感できると思います。

しかしながら、乗車姿勢としてはかなり窮屈で不自然なため、平地などの走行時にこの姿勢をとってもまともなペダリングが出来ないという問題があります。さらに乗車時の姿勢が格好悪いという点も問題でしょう。

クロスバイクのポジションを変更して前傾姿勢を深くして空気抵抗を少なくする方法

クロスバイクのポジションを変更して空気抵抗を減らす

クロスバイクもロードバイクも購入当初は緩いポジションになっている可能性がある

クロスバイクで常に前傾姿勢を無理なく保つためにはポジションを変更するのが最も有効な方法です。

クロスバイクの場合、最初に納車された状態だとかなり楽な姿勢で乗れるように調整されていることが多いと思います。要するに前傾姿勢があまり深くない姿勢です。

僕が初めて買ったクロスバイクもジャイアントショップで調整してもらいましたが、一般的なクロスバイクやロードバイクのポジションと比べると、サドルの位置は低くハンドルの位置は高くセットされていて、かなり上体が起きた姿勢(アップライト)なポジションになっていました。

ジャイアントショップのスタッフの方も「乗っているうちに前傾姿勢にも慣れてくるのでその都度調整されるのが良いですよ」と言っていたので、あえて初心者向けに緩いポジションで調整していたものと思われます。

僕が購入したジャイアント社のクロスバイクであるESCAPEシリーズなどはママチャリやシティサイクルに乗っていた人が、初めてスポーツバイクに乗ろうとする際に選択する自転車ですから、いきなりセオリー通りの攻めたポジションで納車してしまうと、多くの人が乗りこなせなくなってしまうため、初心者に対しては、わざと緩いポジションをセットするようにしているものと思われます。

おそらく購入したばかりのクロスバイクのポジションがゆるいポジションになっているのは、そのジャイアントショップ独自の判断ではなく、どこのサイクルショップでも、初心者に対しては緩くポジションをセットするように指示がされているものと思われるので、クロスバイクやロードバイクを購入した時のままハンドル位置やサドル位置をそのままにしている場合は、今一度ポジション位置の調整をしてみるのが良いと思います。

サドルの高さを調整する

サドルの高さを調整する

クロスバイクやロードバイクのサドルの高さの位置は、シューズを履かない状態でサドルに跨がって、ペダルに踵が着いた時に脚が真っ直ぐに伸びるような位置が基本の高さと言われています。

おそらくクロスバイクを購入した時のままの位置だとそこまでサドルは高くセットされていないと思われるのでサドルの高さを見直してみましょう。

ステムの位置を下げよう

ステムの位置を下げよう

ハンドルの位置も標準よりは高い位置でセットされていると思います。ステムとコラムスペーサーの位置を入れ替えてステムの位置を低くしてみることでハンドルの位置を低くすることができます。

コラムのスペーサーは2mm程度のスペーサーを入れ替えるだけでも「随分ポジションが変わった」と思えるほど大きな違いが感じられる部分なので、一気に高さを下げるのではなく1つずつスペーサーを入れ替えながら徐々に高さに馴らしていくことをお勧めします

ステムの角度を変える

ステムの角度を変える

僕が乗っているジャイアント社のクロスバイクであるEscapeのフレームに純正で付いているステムの長さは110mmで傾斜角は6度程度です。クロスバイクでは標準的な長さと角度ののステムです。

このステムをより長いものに交換すればハンドル位置が遠くなって必然的に前傾姿勢は深くなります。本来ステムの長さは10mm単位で調整するものですが、僕が初めてステムを交換しようとした時にはステムを長くすればするほど深い前傾姿勢がとれるようになるものと考え、いきなり150mmのステムに交換してしまいました。

しかし実際にステムを長くしてみて気が付いたのですが、単純にステムを長くするだけではハンドルが遠くなるだけで、腕が伸びて突っ伏した状態になり、ちゃんとしたポジションを維持することができなくなります。前傾姿勢が出来たとしても突っ伏したような上体では長時間のサイクリングはできず、しばらく乗っても全く慣れることはなかったので、長くしたステムは元の長さまで戻されました。

次に僕が試したのは、角度のあるステムを購入し、それを逆付けする方法でハンドルの距離はほとんど変えずにハンドルの位置を下げるという方法をとりました。

ようするに通常、ステムは角度が付いていて上向きに伸びるようなポジションでセットするのですが、それを敢えて上下逆さまでセットすることにより、ステムが地面に向けて伸びるような感じでセットするのです。いわゆるステムの逆付けです。

「え?ステムって逆付けして良いの?」と思うかもしれませんが、ステムを逆付けするのはよく行なわれる改造カスタマイズの1つです。その証拠と言えるかどうかは分かりませんが、ステム自体のデザインはどのメーカーでもロゴは上下どちら向きに取り付けてみても自然に見えるような天地が無いデザインになっています。

ステムを逆付けにする方法は見た目はあまり良いものではありませんが、手軽にセットしてどのような乗り心地になるかをテストできるので、もしも失敗してもすぐに元に戻せるのでお気軽に試すことができます。。

テストだけであれば現在使用しているステムを逆付するだけで、十分にどのような変化ができるかのお試しはできると思いますが、ハンドル位置が少し遠くなることw考えて少し短めのステムを選ぶのが良いと思います。

参考までに一時期の僕はより深い前傾姿勢を実現させるために、傾斜角が25度というトライアルバイク用のステムを使用していたりしました。

前傾姿勢を深くして空気抵抗を減らしてスピードアップをしてみる

クロスバイクで深い前傾姿勢をとって速度アップ

自転車は人力なので空気抵抗が大きいか小さいかでどれだけ走りに違いが出るのかを身をもって感じることができます。実際問題で前傾姿勢を深くして空気抵抗を減らせばスピード度はグングンと伸びるようになります。明らかに少ない力でスピードが出るようになるのですから、空気抵抗を減らすということは非常に重要だということがわかります。

ポジションを変更して前傾姿勢を深くする他に空気抵抗を減らす方法としては、サイクルウェアを着るというのも効果が大きいと思います。水泳などでも同じですが、身体にフィットした服を着ることで空気抵抗はかなり減らせることができます。

とにもかくにもクロスバイクなどの場合は、購入した時のままのポジションだとかなり上体が起きる姿勢になっていると思われるので、まずはポジションを見直してみるのが良いと思います。

空気抵抗を減らすことができれば数km/hくらいのスピードアップはできるはずですからいろいろ試行錯誤する価値はあると思います。

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