クロスバイクやロードバイクのカスタムと自転車情報

ESCAPE Airと自転車ライフ

ハンドル ハンドル周り 自転車メンテ・改造

クロスバイクのフラットバーハンドルを交換する方法(カーボンハンドル)

更新日:

クロスバイクのフラットバーハンドルを交換する方法

クロスバイクのフラットバーハンドをアルミ製からカーボン製へ交換するついでにフラットバーハンドルを交換する際の手順やポイントについてまとめてみました。

ちなみに新調したハンドルはロードバイクなどでも人気のパーツメーカーであるイタリアの3Tのカーボン製フラットバーハンドルです。価格は18,690円。有名メーカのカーボン製にもなると、フラットバーハンドルでもそれなりの価格ですね。

クロスバイクのハンドルの交換に必要な工具など

クロスバイクのフラットバーハンドルの交換に必要なモノ

ハンドル交換の準備物

● カーボンカッターの刃
● ソーガイド
● バーテープ(グリップ)
● ステム(31.8mm)
● カーボン製フラットバーハンドル
● 六角レンチセット
● ドライバー
● サインペン

クロスバイクのハンドルの交換の注意点や作業のポイント

ステムのハンドル側の径に注意

ステムのハンドル側の対応径に注意

ハンドルを交換する際にはステムが対応しているクランプ径に注意しなければいけません。

クランプとはハンドル中央部分のステムと接合する部分になり、この部分の太さ(径)の規格が数種類あるために、異なるクランプ径のハンドルを購入してしまうと、既存のステムでは取り付けることができないこともあります。その場合には、ハンドルを新しく買い直すか、クランプ径が対応したステムを書い直すかになります。

ESCAPEシリーズやその他のクロスバイクに標準で装備されているステムは、多くのフラットバーハンドルのクランプ径である25.4mmか26mm対応したステムになると思います。

しかし、ロードバイクで使用されているドロップハンドルのクランプ径は一回り大きく31.8mmになっています。なので3Tのようなロードバイクやフラットバーロード専用のパーツを作るメーカーのハンドルを使用する場合には、基本的にドロップハンドルと同じ31.8mmのクランプ径のステムが使用されているかと思います。

もちろん25.4mmか26mmなどのフラットバーハンドルと同じ標準的なクランプ径のハンドルもあるので、そのような場合には問題がありません(ステムのクランプ径も26mmなどの場合)。いずれにしても現在使用しているステムのクランプ径とハンドルのクランプ径は必ずチェックしておく必要があります。

● ロード用のハンドルのクランプ径の標準は31.8mm
● クロスバイクなどのフラットバーハンドルのクランプ径の標準は25.4mmまたは26mm

ステムのクランプ径は大は小を兼ねる

ステム側のクランプ径は大は小を兼ねます。
つまり、31.8mmのクランプ径に対応している太い径のステムであれば、25.4mmや26mmのフラットバーハンドルであれば、隙間を埋めるシムを入れれば使用出来るようになります。

実際問題で31.8mmのクランプ径に対応したステムには細いハンドルでも使用できるようにシムが付属している場合が多いかと思います。

逆に25.4mmなど細いハンドルにしか対応していないステムでは31.8mmなどの太いハンドルは取り付けることができないので注意してください。

ステムやハンドルには必ずこのあたりの情報があると思いますので必ずチェックするようにしましょう。

クロスバイクのフラットバーハンドル交換手順

使用しているハンドルを自転車から外す

まずはハンドルからブレーキやシフターなどの付属品を全て外します。
その後、ステムからハンドルを取り外します。
新しく使用するハンドルのクランプ径が今まで使用していたハンドルのクランプ径と異なる場合は、そのままではステムは使用できないのでハンドルのクランプ径に対応したステムに交換するか、シム使用して固定できるようにします。

新しいフラットバーハンドルのカット幅を決める

カーボンハンドルと普通のハンドルの比較

新しく購入したフラットバーハンドルはそのまま使用することもできますが、一般的に販売されているクロスバイクのハンドル幅が54cm程度なのに対して、パーツとして売られているフラットバーハンドルは58〜60cmなので、そのまま使用するには少しハンドル幅が広過ぎます。

マウンテンバイクなどは幅広ハンドルの方がヤジロベーの原理で荒れ地でも安定感が増すので、あえて幅広ハンドルを使用することもありますが、クロスバイクの場合はそこまで荒れ地を走ることも無いと思われるので、いくらかハンドルの両端をカットしてハンドル幅を狭めるのが一般的かと思います。

今まで使用してきたハンドルと新しいハンドルの長さを比較して、ハンドルのカット幅を決めます。今まで使用してきたハンドルと同じハンドル幅で良い場合にもハンドルのデザインや形状によって、今まで使用してきたシフトレバーやブレーキレバー、グリップなどを取り付けるスペースが変わる場合があるので、カットをする前に実際にパーツをハンドルに取り付けてみてカットしても問題がないかを確認するようにしましょう

ハンドルをカットする位置が決まればカットする位置にマーキングします。

ハンドル幅の注意点

ハンドル幅を切り詰めると見た目がスポーティになりカッコ良く見えます(主観)。実際問題でロードバイクのハンドル幅は38mm~44mm程度なので、クロスバイクのフラットバーハンドルと比べるとかなりハンドル幅は狭くなります。

なのでクロスバイクもよりロードバイク寄りの改造カスタマイズをしようと思うと必然的にハンドルを切り詰めたくなりますが、フラットバーハンドルをロードバイク並みに切り詰めてしまうと、グリップのスペースがなくなってしまいます。どんなに切り詰めたとしても440mmが限界です。しかもこのハンドル幅になるとかなり安定しなくなります。安定しなくてグリップも短くなると安全性が低くなるので、ほどほどのハンドル幅にするのが良いでしょう。

僕は旧と同じ470mmにカットしました。470mmでもかなりグリップ幅が狭い状態なので、安全のことも考えて少し余裕のあるくらいの幅にしておいた方が良いでしょう。500mm~520mmくらいが無難なハンドル幅かと思います。

あと、元のハンドルと同じ長さで切り詰めるには特に問題はありませんが、オリジナルから極端に切り詰めをする場合は、ワイヤーの張り具合に影響が出ることもあり、シフターやブレーキの再調整をする必要が出る場合もあるので、留意しておいた方が良いでしょう。

フラットバーカーボンハンドルをカットする

クロスバイクのカーボンハンドルをカットする

ブレーキレバーやシフトレバーなどのパーツ類を一旦全て外してから、フラットバーハンドルをソーガイドに通してカットする位置でハンドルを挟んで固定します。あとはカーボン切断用のノコギリでギコギコとハンドルを切っていきます。

カーボンハンドルはパイプカッターではカットしない

アルミ製のハンドルであればパイプカッターがあればカットすることが出来ますが、カーボン製のフラットバーハンドルの場合はパイプカッターではカットできません。通常はカーボンカッターとソーガイドを使用することになります。

「ハンドルをパイプカッターでカットして大丈夫だった」という情報もありますが、パイプカッターでカーボンハンドルをカットするとカーボン繊維がバラバラと剥がれたりして取り返しのつかない大失敗したりすることもあるようです。

最終的には自己責任での選択になると思いますが、カーボンハンドルは安いパーツでもないので、あえて苦労したいチャレンジ精神でもなければ、確実に作業出来るカーボンカッターとガイドを使用してカットするのが良いと思います。

カットしたカーボン製フラットバーハンドルを取り付ける

ットしたカーボン製フラットバーハンドルを取り付け

両サイドをカットして切り詰めたカーボン製ハンドルをクロスバイクに取り付けます。

まずはステムに固定して中央の位置を合わせます。ハンドルの向きもあるので、きちんと正面を向くように取り付けましょう。

シフトレバーやブレーキレバーの取り付け

ハンドルの位置が決まったら、シフトレバーやブレーキレバーを装着し、角度などを調整しながら取り付けます。

ハンドル幅などを大きく変えた場合は、ワイヤーの長さの調整が必要になる場合があります。ワイヤーの長さがそのままでも動作させることはできると思いますが、動作が鈍くなったり、余ったワイヤーが邪魔になったりするので、可能であればワイヤーを張り直して長さを調整するのが良いと思います。

ただし、ワイヤーを交換する場合は、ブレーキの調整、シフターの調整が必要になるので、交換作業の難易度は一気に高くなるので注意してください。作業に自身がなければとりあえずブレーキやシフト変換が問題なく動作することが確認できればそのままでも良いかと思います。

実際問題で僕自身も最初の作業ではワイヤー類には全く手を付けませんでしたが、ワイヤーが長く余ってしまって見た目への影響が出たことを除けば大きな問題は無かったように思います。

自転車屋さんの意見としては、ワイヤーが無駄に長いと「摩擦やワイヤーの伸びが影響してシフトチェンジなどで影響が出やすい」ということもあるようですから、可能であれば、調整したほうが良いでしょう。

フラットバーハンドルにバーテープを巻く

新しいフラットバーハンドルにバーテープを巻く

フラットバーハンドルのグリップはエルゴンなどに代表されるコンフォートグリップが人気で一般的かと思いますが、僕はいろいろなグリップを試した結果、最数的にはロードバイクなどと同じ様にフラットバーハンドルにもバーテープを巻いています

バーテープの方がデザインや材質のバリエーションが多いのと、見た目的にもバーテープの方が、よりスポーティに見えるので個人的にはおすすめです。

【参考】 → クロスバイクのフラットバーにはバーテープがお勧め

バーテープを巻く前にはライトやとサイクルコンピューターなど、走行時に取り付ける必要のあるアクセサリー類も取り付けて、スペースを確保するのを忘れないようにしましょう。

クロスバイクのフラットバーハンドルを交換する方法まとめ

以上がクロスバイクのフラットバーハンドルを交換する基本的な手順の流れです。

ハンドルの長さをオリジナルと同じにしてハンドルだけ交換するのであれば、作業自体はそれほど難しいものではないので、30分〜1時間程度の作業でハンドルを交換することができると思います。

ハンドルが変われば、見た目だけでなく乗り心地も変わるので、おすすめの改造カスタマイズの一つです。是非チャレンジしてみてください。

-ハンドル, ハンドル周り, 自転車メンテ・改造

Copyright© ESCAPE Airと自転車ライフ , 2019 All Rights Reserved.