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クロスバイクを軽量化した場合に必要な費用と最終車重の目安

公開日: カスタマイズ考, 自転車メンテ・改造

クロスバイクの計量化

ロードバイクやクロスバイクの性能を示す1つの基準として重要視されているのが車重で、ロードバイクの場合だと最低でも10kg以下というのが昔からよく言われているようです。

最近はクロスバイクでも10kgを切るようなモデルも多くなってきましたし、ロードバイクの場合は計量化が進み、レースの規定よりも軽くなり過ぎて逆にウエイトを載せる必要のあるモデルもあるようです。

人力で進む乗り物だけに車重の違いによる影響は顕著で、重力に逆らう坂道などではその影響が大きくなります。

実際問題で僕がスポーツバイクの入門機としてクロスバイクのESCAPE Airを選んだのは、当時としては画期的だった10kgを切ったクロスバイクというのが非常に大きなポイントでした。

自転車の知識が一切無かった当時の僕でさえ、車重が軽い=高スペックというような価値観があることは知っていましたし、軽ければ軽いほど、漕ぎ出しや坂道などで違いがでますから、重要視されるのもよく解るのです。

しかしながら、ESCAPE Airがいくらクロスバイクでは軽い部類であったとしても、所詮はアルミフレームの自転車なのでカーボンフレームのロードバイクには、どれだけ頑張ったって追いつけません。

それを理解しているので、無理にクロスバイクのESCAPE Airの軽量化を目指そうとは思わないのですが、もしもお金が遣い切れないほどあったとしたら、どこまで軽量化できるのか試してみたいと考えることはあります。

というわけで、僕の愛車であるクロスバイクのESCAPE Airをもしも軽量化できるならば、どこまで軽くなるのかをシュミレーションしてみて、およそ到達できる車重と、それを達成する為に必要な費用を考えてみたいと思います。

クロスバイクのESCAPE Airを軽量化する前提条件

条件1:基本的に現状のスタイルを維持しつつ改造する

僕のクロスバイクのESCAPE Airはブルホーン化しています。
これをフラットバーなどにはせずに、あくまでブルホーンを使っての軽量化を目指します。

ブルホーンバーよりフラットバーの方が軽いので軽量化のためにはフラットバーにした方が良いとは思いますが、なるべく同じスタイルを維持しつつのパーツ違いでどれだけ軽くなるかを検討してみたいと思うのです。

条件2:好きなパーツでの軽量化を目指します

おそらく世の中には軽量化マニアご愛用のパーツが沢山あると思いますが、その辺りを網羅するのも大変なので、現状よりも軽くなると思われるカーボン製のパーツを中心に探して見つかった中で、僕の好みにハマったパーツで検討したいと思います。

なので、パーツパーツで、最軽量な検討しているわけではありません。

条件3:重量はカタログ等の重量を参考にしてみます。

実際に軽量しているわけではなく、カタログで記載されている重量を判断材料にしています。あくまでザックリした目安の数字で厳密ではありません。

条件4:ホイールやタイヤは変更しない

ホイールやタイヤを検証しはじめるとキリがないのと、クロスバイクにレース用の超高級ホイールを履かせるのも現実味がないので考えないことにします。

ちなみに今現在で僕のクロスバイクに履かせているホイールはFulcrum Racing 3(1555g)とコンチネンタルグランプリ 4000S(215g x 2)になります。

条件5:価格はネットで販売されていた実売価格を参考にしています

ショップでパーツを交換するとパーツ代金の他に工賃が加算されますが、価格や工賃はショップによって異なるため、全ての作業を自分で行なうとして工賃を計算しないものとします。

パーツ価格も大きく異なるのでネットで見つかった価格を参考にしており、最安値を探しているわけではありません

クロスバイクを軽量化してみよう

今現在の僕の愛車であるクロスバイクのESCAPE Airの重量は8.9kgです。
純正の状態での重量がペダルを含んで10.2kg程度だったと思いますので既に1kg以上は軽量化している状態ですが、これがどこまで軽くなるでしょうか?

クロスバイクの計量化のためにハンドルを交換

変更前

プロファイルデザイン エアウィング OS 400mm

肩下がりしたタイプのブルホーンバーでアルミ製です。
重量は約230g

変更後

プロファイルデザイン VIPER ウィング カーボン IRONMA

同じくProfiledesignのブルホーンバーでカーボン製です。
重量はアルミ製から約25g軽くなって約205g

結果

軽量化 25g
費用 ¥29,980

クロスバイクの計量化のためにステムを交換

変更前

FSA OS-190LX ステム 110mm

ハンドルと同様に至って普通のアルミ製のステムです。
重量もそれなりで約159g

変更後

プロファイルデザイン コブラ S カーボンステム

どうせ換えるのであればメーカーをハンドルと揃えたいという思いもありProfiledesignの中からカーボン製のステムであるコブラ Sを選択。
重量は約130g

結果

軽量化 29g
軽量化合計 54g
費用 ¥8,574
費用合計 ¥38,554

クロスバイクの計量化のためにエアロブレーキのを交換

変更前

プロファイルデザイン 3/ONE AL

ブルホーンバーの先端に取り付けるタイプのエアロブレーキ。
アルミ製で左右合わせて約244g

変更後

プロファイルデザイン 3/ONE Carbon

同じくProfiledesignのエアロブレーキでカーボン製。
こちらは左右合わせて約200g

結果

軽量化 44g
軽量化合計 98g
費用 ¥9,088
費用合計 ¥47,642

クロスバイクの計量化のためにコンポーネントを交換

変更前

Shimano 105 5700系

ブルホーン仕様なのでSTIブレーキは含まない重量で約1,757g。
ちなみに純正のESCAPE Airを改造した際に、もっとも計量化に影響があったパーツがコンポーネントの主要部分であるクランクセットになります。およそ500g程度は計量化できたと思います。

変更後

DURA-ACE 9000系
STIブレーキを除いた重量は約1.383gとさすがに軽いですね。

結果

軽量化 626g
軽量化合計 724g
費用 ¥103,234
費用合計 ¥150876

クロスバイクの計量化のためにサドル交換

変更前

比較的クッションの少ない薄いサドルです。
レール部分がアルミなのでそれなりの重量で約243g

変更後

サドルといえばフィジークといわれるほど定番。
その中でもカーボンレールを使用した軽量モデルのサドルで重量は約160g

結果

軽量化 77g
軽量化合計 801g
費用 ¥18,960
費用合計 ¥169,836

クロスバイクの計量化のためにシートポストを交換

変更前

何かのクロスバイクに使用されていたシートポスト。
黒のパーツを探していた所で譲り受けたのをそのまま使用しています。
アルミ製で約240g

プロファイルデザイン ファストフォワードカーボン

ハンドルとステムとメーカーを揃えるというのがスポーツバイクのコーディネートの暗黙のルールでもあるので、同じProfiledesingのカーボン製シートポストを選択。
重量は約 210g

結果

軽量化 30g
軽量化合計 831g
費用 ¥14,122
費用合計 ¥184,018

クロスバイクの計量化のためにフォークを交換

交換前

僕の愛車であるクロスバイクのESCAPE Ariの中で唯一残された純正パーツです。フォークの交換はVブレーキ用のマウンターに対応したカーボン製のフォークが無いため見送っています。
純正のフォークは重たく、約900gもの重量があります。

交換後


ワンバイエス OBS-R2 ロードカーボン フォーク 50

本来ならばVブレーキからキャリパーブレーキに変更になるためその重量も計算に入れなければいけませんが、特に軽いカーボンフォークでもないので、相殺して考えてみます。
重量は約545g。
ちなみにもっと軽量なカーボンフォークになると300g台のものもあります。

結果

軽量化 355g
軽量化合計 1,186g
費用 ¥20,520
費用合計 ¥204,538

クロスバイクの計量化のためにペダルを交換

交換前

SHIMANO PD-M530

シマノのマウンテンバイク用の両面SPDペダル。
価格が安くデザインも僕の愛車であるクロスバイクのESCAPE Airとマッチしているため使用していますが、重量ななかなかのもので左右ペアで約455g

交換後

SHIMANO PD-A600

シマノのSPDペダルで最も軽量なのはULTEGRAグレードのPD-A600で、重量も他の物と比べるとかなり軽い約286gになっています。

結果

軽量化 169g
軽量化合計 1,355g
費用 ¥7,018
費用合計 ¥211,556

クロスバイクを軽量化してみようの結果

重量は約1.3kg減って8.9kg → 7.6kg
そして計量化に掛かる費用の合計は¥211,556でした!

クロスバイクを軽量化するために変更できる大きなパーツは以上のような感じだと思います。

交換用のパーツはあまり深く考えず、とりあえず好きなメーカーのカーボン製のパーツを選んだだけなので、ちゃんと計量化を考えたパーツを選択すればさらに200gくらいは計量化できるのではないかと思いますし、ホイールを考え出すとさらに500gは計量化できるでしょう。

さらに軽量化を目指すなら、ネジをチタンに変更したり、バーテープを軽量なものに変更するなどの方法があると思います。

つまりクロスバイクのESCAPEのような入門用の自転車でも、とことんお金をかければそうすると6kg台には間違い無く到達できそうです。

とは言いつつも、費用合計が約20万円超えなわけですから、それだけ掛けてもようやく7kg台半ば・・・というところが正直な感想でしょうか。

軽量化も突き詰めればかなり楽しそうな世界ではありますが、いかんせん1gの軽量化に掛かる費用が160円程度というのは現実に引き戻されてしまうところでしょう。

それだけお金を掛けるのであれば、素直にカーボンフレームのハイスペックなロードバイク買うという選択肢になるのは当然と言えるでしょう。軽量化はカーボンフレームのロードバイクを買った上でやるべきことなのかな、とも思います。

まずは痩せるのが先

今現在の僕の体重が74kg前後です。
無理なく減量できるレベルで考えれば67kgくらいまではすんなりと落とせるはずです。

ロードバイクやクロスバイクで500g計量化するのは大変ですが、弛んだ人間が500g減量するのは簡単に出来てしまいます。

これ以上は書かなくてもわかると思いますが、軽量化を目指す、あるいは重要視するのであれば、まずは自分自身を軽量化するのが先ということですね。

Comment

  1. お弁当持ちのブログ より:

    予算抑え気味で、6kg台を目指しています

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