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自転車がパンクした!修理出来ない助けて!のSOSシグナルを考える

更新日:

パンクした!助けて!をアピールする方法を考える

走行中にパンクしたことがあります。

多摩川のサイクリングロードを走っている時で、自宅から35kmほど離れた場所での出来事でした。

もちろん予備チューブは携帯していたので、適当な場所まで押し歩いたところでパンク修理をしました。

Youtubeの動画をチェックしたりして、手順に迷うことなく無事パンク修理を終了できましたが、出先でのトラブルは初めてだったこともあり、動揺や焦りなどで随分と不安な気持ちで作業をしたのを今でも覚えています。

遠出した先での自転車のトラブルは誰でも不安

日頃自転車弄りをする人でも不安

動揺や焦りは隠しながら、黙々と作業をしてはいましたが、内心は「あ〜誰か立ち止まって助けの手を差し伸べてくれたらどんなに安心だろう」と思ったものでした。

日頃から自転車弄りをして、パンクやチェーントラブルなど、出先で起こりそうな通常のトラブルには対処出来ると自負していたりする僕ではありますが、それでも出先でのトラブルがあれば弱気になってしまうものです。

これがもし、日頃あまり自転車弄りをしないような人であれば、その不安は相当なものだろうと思うのです。

「助けて!」のサインがあれば助けて欲しい人も助ける人も分かりやすい

僕がパンクに見舞われたのは、人気のサイクリングロードでもある「多摩サイ」なので、ひっきりなしにロードバイクやクロスバイクが走っているので、いざとなれば助けを請うこともできるかもしれません。

しかし、一般道の場合だと、自転車自体がそれほど多く走っているわけでもないので、助けを求めるチャンスが少なくなります。

そこで思ったのが、車のハザードランプや三角停めのように、緊急事態を知らせられるように「パンクした!助けて!」をアピールできるような物やサインがあれば、助けて欲しい人も、助ける人も、お互いに解りやすくなるんじゃないかということでした。

例えばヘルプマークのようなもの

ヘルプマークPhoto via:ヘルプマーク|東京都福祉保健局

身近なところで言えば「ヘルプマーク」があります。

一見、普通の健常者のように見えても、耳が聞こえなかったり、何らかの障害を持っていたりして、助けを必要としている人であることを分かりやすく知らせるためのマークです。

このマークがあるお陰で、ちょっと不穏な動きをしている人を見た時に「何やってんだこの人は?」と思われるような状況が「あ、何か困っているな。助けが必要か聞いてみよう」というように考えることができるようになります。

登山などでも、すれ違いざまに「こんにちは」と挨拶をするのは「助けて」が必要な人に出来るだけ早く気付けるようにする意味もあったりするわけで、自転車でもヘルプマークのようなサインがあればと思うのですが、聞いたことがありません。

そこで、パンクやマシントラブルに見舞われて、他のサイクリストに「助けて!」をアピールする方法があるのかどうか考えてみることにしました。

パンクやトラブルにはお互い様の精神

パンクやマシントラブルにはお互い様の精神

出先でパンクやチェーン切れなどトラブルに見舞われて困った場合にどうしすれば良いかを調べてみました。

大変有り難いことに、ロードバイクやクロスバイクに乗っている人の中には「困った人を見かけたら助けましょう」「困った時はお互い様」の精神で、手助けをしてくれる心意気を持った方が多数いらっしゃるようです。

僕自身もその精神を見習って、道ばたで立往生して助けを求めているような自転車を見かけたりすれば、立ち止まって「どうしました?」と声を掛けるくらいはしたいと思っています。

人に依っては、余計なお世話かもしれませが、お手上げ状態で立往生しているような人にとってはきっと嬉しいことでしょうし、逆に自分が立往生してしまった時に、そういう人が現れれば、まるでスーパーマンが現れた時のような救われた気持ちになるはずです。

個人的には助けられる側より助ける側になりたいと思っていますが、助けるにせよ、助けられるにせよ、困った時はお互い様で、修理を手伝ったり、自分の予備チューブを差し出したりするのも、自転車ライフの一環だと思うのです。

山歩きの「こんにちは」の挨拶とまではいかなくても、様子がおかしい自転車を見つけた時は、ちょっとした声掛けをするのが当たり前に出来るようになれば、それはそれで素晴らしいかなと思ったりもします。

本当に困っている人かどうが判りづらいという問題

しかしながら、困った時はお互い様の精神を持っていたとしても、実際問題で本当に困っている人かどうかの判断が難しいという問題があります。

例えば、本当は困っているのに「ひとりで出来るもん!」というような雰囲気を出しているような人は声を掛けづらいですし、ピチピチのサイクリングウェアを来た人であれば「ガチな人だから助けは必要ないだろうな」と思って僕のような中途半端者が声をかけるようなことはないでしょう。

つまりは、見た目の様子からは、その人が助けを必要としているのかどうかが判らないのです。

まさしくヘルプマークと同じで、助けを必要としているかどうかが、すぐに分かるようなサインがあれば良い問題ですよね。

一般生活でもそういう問題があり、白い杖を携帯している人や、車いすに乗っている人は助けが必要な人だとすぐに判断が出来ますが、見た目は健常者と変わりがなく、助けや配慮が必要かどうかが判りづらい障がいを持った方も多く、そういう方のためにヘルプマークというものが作られ、よく目にするようになりました。

逆に言えば、困っている人が「困っている」ということを上手にアピール出来る何かがあれば「困った人が居れば助けたい」と考えている人にとっても、より声をかけやすくなるというわけです。

ちなみに、白杖を持っている人が杖を頭上に上げている場合は「助けて」のシグナルですので、そういう人を見かけたら積極的に声を掛けましょう。

自転車で困っていることを判りやすくするためのサインを考えてみた

自転車トラブルを助ける

まずは、自転車で困っている人が出すヘルプマークやハザードランプ的な共通シグナルのようなものが無いか調べてみました。

しかしそのようなSOSシグナルがあるなんて話は聞いたことがありませんし、調べてみても情報は見つかりませんでした。

基本的にはトラブルに見舞われたとしても「自分で対処する」というのが根本にあるせいか、あまり人を頼りにするようなシグナルは無いのかもしれません。

「自分自身で解決する」という考えはとっても大切だと思うのですが、みんながみんなそうではないので、やっぱり「助けて!」を知らせるSOSのサインもあった方が良いと思うのですよね。

端から見て「何か困っているな」と気が付くことが出来れば方法や手段は何だって良いのだと思います。

かと言って自動車のようにハザードランプを付けるなど特別な装備を必要とするものは、自転車の場合は現実的ではありません。

そうう考えると、走行時に多くの人が携帯しているモノを使用した方法でないと、なかなか実践出来ないですし現実的でもないと思います。

自転車に乗っている時に携帯しているモノと言えばライトなので、ライトを使用した方法も考えてみましたが、貴重なバッテリーを消費してしまうことになりますから、事後の事を考えればあまりスマートな方法ではないと思われるので却下。

いろいろと考えてみた結果、一番良さそうだったのが下記の方法です。

ホイールに何か結ぶ

ホイールに何か結んでSOSを知らせる

困った時には、タイヤに何か結ぶことでSOSアピールできるのではないかと考えました。

ホイールに何かを結びつけるなんてことは普通はやらないことですから、端から見ても「何かあったのかな?」と気付かせることができると思うのです。

結ぶモノに関しても。大抵の場合は予備のチューブとか、ダメになってしまったチュープ、あるいは着替え用のシャツや汗拭き用のタオルなど、ホイールに結べるようなものは携帯しているはずです。

また、この方法であれば。不安ながらも「自分で作業が出来るかも・・・」と思っているような人は作業をしながらでも「助けが欲しい」ということをアピールできるわけですから、作業をせずに待ち惚ける必要もありません。

前輪がパンクした場合は後輪のホイールに何かを結べば良いので作業の際に邪魔にもなりません。

ホイールを外した状態で三角座りをしているような人を見かければ「困っているかも」と想像することは出来ますが、作業をしている人の場合は「自分で出来るんだろうな」と考えてスルーしてしまいますから、作業中でも「助けが欲しい」ということが判ることが大切です。

また、この方法であれば、ハザードランプや警報器のような大袈裟な印象を他に与えるようなこともなく、さりげなく困っていることをアピール出来ると思うのです。

● 普通はしないことなので異常事態を知らせられる
● 特別な装備は必要無くチューブや衣類等を使用できる
● 復旧作業しながらでもアピールできる
● 自転車を逆さにすれば目立つ場所にサインを出せる
● 控えめにアピールできる

このようなことから、ホイールに何かを結びつけるのは、パンクやチェーントラブルなどのちょっとしたヘルプが必要な際のサインとして、適しているんんじゃないかと思うのですが如何でしょうか?

とまぁ、勝手に自転車でトラブルに見舞われた場合のSOSサインを考えてみましたが、僕が知らないだけでもしかしてサイクリストの中で共通するシグナルが既に存在するのかもしれません。

もしそのようなルールがあれば教えていただけると幸いです。

ヘルプマークではないですが、このようなサインは、共通して使用されて認知度が高まってこそ機能するものだと思うので、もしもそのようなものがあれば、このブログでも紹介できればと思います。

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