*

クロスバイクのVブレーキの交換方法と作業のポイント

クロスバイクのescape airのブレーキとブレーキレバーを換装
愛車であるクロスバイクのESCAPE Airのパーツを、できるだけ白黒で統一したいという思いから、ブレーキレバーとブレーキをオリジナルのシルバーからブラックのパーツに換装してみました。

クロスバイクのESCAPE Airのハンドル回りが安っぽく見えるのはシルバーパーツの所為だ

クロスバイクのESCAPE Airブレーキレバーの交換

クロスバイクのESCAPE Airのオリジナルブレーキについて

クロスバイクのESCAPE Airオリジナルのブレーキレバーとブレーキは、TEKTROというメーカーのTEKTRO RX1と呼ばれるもので、グレードも低く、ネットの情報を見る限りではあまり評判が良くありません。

個人的にはクロスバイクのESCAPE Airのブレーキ制動に関しては、初めて乗るスポーツバイクということもあり、特に不満も無かったので、ネットの情報を見ても「ふーん」程度にしか思っていませんでした。

制動が悪いと言っても、ママチャリと比べれば雲泥の差で良く効くブレーキだと思います。実際問題でスピードが出てる時に迂闊に前輪だけブレーキをかけてジャックナイフと呼ばれる後輪が浮いてしまって前輪で立つような状態になりそうになったこともあるくらいですから。

というわけで、制動に関しては全く不満がなかったわけですが、それでもブレーキとブレーキレバーを換装したのは理由がありました。

クロスバイクのESCAPE Airのハンドル周りが安っぽい

しかしクロスバイクのESCAPE Airに乗っていると次第に気になることがありました。それはどうにもこうにもハンドル周りがやたらと安っぽく見えるのです。

いや、実際にスポーツバイクの世界で見れば最底辺のクロスバイクですから安っぽいというよりも安いので仕方がないのですが、これをどうにか工夫して安っぽく見えないようにしたいなぁと思うようになってきたのです。

そこで安っぽく見える理由は何かと考えた時に、安っぽく見える原因はシルバーパーツに有り!と気が付いた僕は、ESCAPE Airに付いているシルバーのパーツを全て換装してみようと思ったわけです。

そんなわけで、手始めとして評判があまりよろしくないこともあって、ブレーキとブレーキレバーを換装することにしたのです。

クロスバイクのESCAPE Airのブレーキを換装するぞ!

新しく換装したブレーキセットはShimano BR-R573

新しくクロスバイクのESCAPE Airに換装したブレーキはShimano BR-R573です。

クロスバイクに採用されているブレーキはほとんどがVブレーキと呼ばれる種類のブレーキで、どちらかと言えばマウンテンバイク寄りのブレーキです。

しかし、シマノのラインナップの中でVブレーキながらロードバイクのカテゴリに入っているものがあり、その中の最上グレードなのがこのShimano BR-R573というわけです。ちなみにグレード的には105と思われます。


ESCAPEシリーズで換装した人はShimano XTが多い

ネットで調べた範囲ではありますがクロスバイクのESCAPE R3とかESCAPE Airのブレーキを換装している人は、Shimano XT
に交換している人が多い気がします。

なので、当初の僕もShimano XTにする予定、というかそれしかダメなのと思ってました。しかしよくよく調べてみるとShimano XTはマウンテンバイク用にカテゴライズされるパーツということに気が付きました。

僕の場合は、改造、カスタマイズするのであれば、マウンテンバイク寄りではなくロードバイク寄りにしたかったため、Shimano XTではなくShimano BR-R573を選択したのでした。


Shimano BR-R573の価格はShimano XTと比べても倍近く違いますし、安物のママチャリくらいなら買えてしまいそうなくらいの価格だったので、まだスポーツバイクのパーツの価格に慣れていなかった僕はかなり怯んでしまいました。

なので最初は「下位グレードの安いモノで良いんじゃないか」とも思いましたが、コンポーネントをShimano 105に換装したあとだったので、どうせ換装するならブレーキも105グレードと同じと思われるBR-R573を選択したというわけです。

ちなみに、フロントブレーキとリアブレーキの形は非常に似ていますが、品番を見る限りで別のモノのようなので購入する際はリア用とフロント用を分けて購入するかセットモノを購入しましょう。

ブレーキレバーはShimano BL-R780を選択

Shimano BL-R780

ブレーキを最上グレードにしたのであれば、ブレーキレバーも最上級を!と探して見つかったのが、Shimano BL-R780。グレード的にはULTEGRAになるものと思われます。

本当は、ハンドル周りを真黒なパーツで統一したいと思っていたのですが、レバー部分はシルバーという、本来計画していたものは全く違ったカラーになってしまいました。だって、レバー部分がブラックのブレーキレバーを探すと超安物パーツしかなかったのです。

そんなこんなでいろいろ悩みながら選んだブレーキとブレーキレバーでしたが、今となっては良い買い物をしたと思っています。自転車のパーツ選びは「迷ったら高いモノを買え!」というのが鉄則です。

クロスバイクのESCAPE Airのブレーキレバーの交換

カスタマイズする際は、基本的にメンテナンスブック

改造カスタマイズはメンテナンスブックを見るのが基本

クロスバイクのESCAPE Airをカスタマイズする際は、基本的にメンテナンスブックを参照しています。

パーツを購入した際に付いてくるオフィシャルのマニュアルを見れば十分な場合も多いですが、メンテナンスブックだと写真付きの解説があったりして解りやすいからです。

ところがクロスバイクに付いているようなVブレーキの場合は、情報をメンテナンスブックで見つけるのには苦労します。

というのも、スポーツバイクの主流であるロードバイクに装備されているブレーキはキャリパーブレーキと呼ばれる種類のブレーキで、多くのメンテナンスブックに目を通してみても、見つかるのはロード用のキャリパーブレーキとSTIレバーの情報ばかりです。

手持ちのメンテナンスブックも同様で、Vブレーキの情報は無く、どうしたものかと一瞬悩みましたが、Vブレーキは構造が単純だし、今付いているモノを観察しながらやれば、きっと取り付けられるだろうと判断して作業をすることにしました。

ちなみにVブレーキの情報が欲しい場合は、クロスバイクのカスタマイズやメンテナンスの本がありますから、そちらを購入すると良いと思います。正直なところで、素人の書くこんなブログを参考にするよりもずっと速く正しい答えが見つかります(笑)

また、初めての不慣れな作業を行なう基本として、取り付け方や元の状態が解らなくなってしまった時のため、作業前の状態をいろいろな方向から写真に撮っておいた方が良いと思いでしょう。

ワイヤーの張り方や、パーツの固定角度など、基本は全て最初に付いていたように付け直すということで解決します。なので、自転車屋さんが調整した元の状態が分かるようにしておくというのは非常に重要なのです。

ブレーキレバーの取り付けの際の注意点

クロスバイクのescape airのブレーキバーの取り付けの際の注意点

まずは、ハンドルに取り付けるブレーキレバーから作業を行います。
ブレーキバーのBL-R780はVブレーキの他に、キャリパーブレーキとカンチブレーキに対応していて、ブレーキワイヤのエンドにあるタイコをブレーキにセットする際にブレーキの種類によってタイコの位置を変更する必要があります。

これはブレーキの種類によってブレーキを動作させるためのワイヤーの引き量が違う為で、タイコの位置を変えることでブレーキワイヤの引き量を調整するというわけです。この設定を間違うと、引きが甘かったり、逆にキツかったりして、いくら調整してもブレーキがちゃんと動作しなくなるので間違わないようにしましょう。

クロスバイクのESCAPE Aiに付いているブレーキはVブレーキなので、Vの位置にフックを掛けて調整します。

クロスバイクのescape airのブレーキ説明
タイコ部分。

クロスバイクのescape airのブレーキ部品
ブレーキ内部にはプラスチックの小さなパーツがあり、これを嵌め込んで裏側をネジで固定することで、フックが外れてしまわないようになっています。

このネジは小さなネジなので精密ドライバーじゃないと回せません。自転車整備で言えばたまにしか使用することはありませんが、いろいろな電子機器の電池交換の際など、あれば何かと便利な物なので購入しておいて損はないと思います。

クロスバイクのescape airのブレーキ取り付け完了

こんな感じでブレーキレバーを取り付けることができました。

クロスバイクのescape airのブレーキセットの交換手順

ブレーキの構造を理解して作業すべし

続いてタイヤを制動する部分であるブレーキセットの取り付けです。

ブレーキレバー同様に、作業自体は簡単でそれほど難しい作業はありません。必要な工具は六角レンチとプラスドライバーだけで十分です。

簡単と言ってもVブレーキの基本的な構造を理解していないと、ブレーキのテンションを出している針金の位置や、フレーム側に空いているブレーキを固定するための3つの小さな穴の意味がわからず、どの位置にセットすれば良いのか?など悩んでしまうかもしれません。

また、ブレーキの横側にあるブレーキシューとリムとの距離を微調整する調整ネジの存在も知っておかないと、いつまでたっても調整がうまくできないようなことになってしまいます。

なのでまずは構造を理解するために一通り観察したりメンテナンスブックで勉強したりした上で作業を開始するようにしましょう。

調整を間違うと、片効きになってしまったりするので左右の隙間のバランスを見ながら微調整を繰り返します。

僕の場合、先に取り付けたフロントブレーキは、ブレーキの構造の理屈が分かるまでに試行錯誤してしまい作業に30分ほどかかってしまいましたが、リアは理屈が分かったので10分程度で取り付けが完了しました。知ってると知らないとでは全然違うのです。

ブレーキの調整の手順の基本

クロスバイクのescape airのブレーキ調整方法
まずはブレーキワイヤーをブレーキレバーからフレームを通してブレーキまで通してきます。

クロスバイクのescape airのブレーキを固定

ブレーキレバーを外側から押さえ、固定してからワイヤーを十分に引っ張って、写真右上にあるネジとアームにワイヤーを挟んで仮止めします。

この時点でブレーキシューはリムに付いてブレーキがかかっている状態ですが、ここでブレーキレバーを強くギュッギュと握ることで、ワイヤーが伸びるのでブレーキシューがリムから離れます。

ブレーキシューとリムの隙間は左右併せて2〜3mm程度が丁度良いとされているようです。つまりはミリ単位の細かい調整になり、ブレーキシューとリムが擦るか擦らないかくらいのギリギリくらいになればOKというわけです。

クロスバイクのescape airのブレーキのアジャスターで微調整
微調整はブレーキ側にあるアジャスターを回転させて調整します。

クロスバイクのescape airのブレーキ調整はサイドにあるネジで行なう
ブレーキシューとリムの隙間が左右で違う場合には、ブレーキ横にあるネジを回して調整します。
そのままにしておくと、いわゆる片方だけがブレーキがかかってしまう「片効き」になってしまい、ブレーキシューが片方だけ著しく摩耗したり、リムを痛めたり、そもそもブレーキの効きが悪かったりで事故の原因にもなるので、かならず調整をしておきましょう。調子のポイントとしては、調整ネジは一気に回し過ぎずに半回転くらいを左右交互に締めたり緩めたりして調整するとうまくできます

統制ネジの動きは、時計回りに回して締めるとブレーキが開こうとする力が強くなりブレーキシューがリムから離れます。反時計回りに回して緩めると開く力が弱くなり、ブレーキシューとリムが近づきます。

アウターワイヤーの長さ

アウターワイヤーの長さは自転車屋さんが調整してくれた状態の元から付いていたたものを参考にして長さを合わせれば簡単です。

アウターワイヤーが長すぎると、不格好になるだけでなく、摩擦が大きくなってブレーキが重くなって効きが悪くなったり、何かに引っ掛かったりして危ないなどで良い事がありません。できる限り適正な長さに調整するようにしましょう。

クロスバイクのVブレーキ換装終了

ブレーキ換装後のフロント

クロスバイクのescape airのブレーキ換装後のフロント

ブレーキ換装後のリア

150415_4

どうにかこうにか作業完了。
Vブレーキの調整方法等に付いてはYouTubeなどでも沢山動画が見つかり非常に助かります。

クロスバイクのESCAPE Airのブレーキを換装した感想

クロスバイクのESCAPE Airのブレーキとブレーキレバーを換装してみた感想ですが、オリジナルのブレーキとブレーキレバーも比べ同じ色なので見た目大きくが違うわけではありません。なので見た目に関しては「換えたよ!」と言われなかったら気付かないレベルの違いしかありませんね・・・。

しかしながら材質が違うので、佇まいと言いますか、高級感は多少出たかもしれません。またブレーキの造りがしっかりした分、大きさも少し大きくなり、重量も少し重くなった気がします。いわゆる剛性が増したとでも言えばよいのでしょう。

さて、クロスバイクのSCAPE Airのブレーキを換えて良かったか?と聞かれれば・・・
確かに換えて良かったと思います。でも一万円以上の出費で費用対効果を考えると、換えなくても良かったなとも思います。

流石にブレーキの効きは違いますから感動するほどではないにしても換えたなりの効果はあります。
特に、スピードが出ている中でのブレーキでの違いがわかりやすいですから、30km/hくらいでロードバイクばりにガンガン走るぜ!って時には心強いブレーキになったと思います。

さらには、俺の愛車のクロスバイクのブレーキには普通と比べると高級なブレーキが付いているんだぜ!という気持ち良く乗れる部分に関してはプライスレスなので、換えて良かったと言うのが本音ですね。

クロスバイクの改造、カスタマイズの中では比較的お手軽に出来る改造、カスタマイズの一つだと思うので、メンテナンスがてら感想してみるのも良いかもしれません。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑