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クロスバイクをブルホーン化する作業手順など

公開日: ブルホーン, 自転車メンテ・改造

クロスバイクをブルホーン化する作業手順

クロスバイクをブルホーン化するために必要なパーツも揃えたらいよいよ作業開始です。

本来であるならば、1つ1つの作業ごとに解説したいとこですが、僕自身が自転車に関して素人かつ、初めての作業ということもあり、作業に入ると頻繁に写真を撮る余裕が無くなってしまうという問題があります。

全ての作業においてメンテナンスブックなどを参照しながら「こうかな?」「正しいかな?」と迷いながら行なっているので、人様に対して到底作業方法をレクチャーできるものではありません。

また、どういった仕様のブルホーンにするかで作業内容も変わると思います。この記事の作業内容に関しては、ブレーキレバーやシフトレバーも換えてしまうブルホーン化の内容になります。詳しくはブルホーン化に関する記事を「こちら」にまとめているので参照してください。

というわけで、下記にはザックリとした作業の手順など、実際に僕がクロスバイクをブルホーン化するために行なった作業をまとめていますが、実際の作業などについては、メンテナンスブックやパーツに付属している説明書などを参照しながら行なわれることをお勧めします

またメンテナンスブックは1冊では作業内容が把握出来ない場合もあるので、複数冊を参照しながら行なうと捗ると思います。

ちなみに僕が参照したのはロードバイクメンテナンスブック シマノ編で、これがなければ作業は出来なかったと思います。

クロスバイクをブルホーン化する手順1:ケーブル類を切る

クロスバイクをブルホーン化の手順

ブレーキレバーとシフトレバーを交換するので、まずはブレーキやシフターのケーブル類をカットして、取り外せるようにします。

カットしてしまったワイヤー類は基本的にゴミになりますが、万が一元に戻すことを考えた場合、アウターケーブルだけでも保管しておくと、元のケーブルの長さの参考にすることができます。

また、全ての作業に言えることですが、作業前の状態の写真を何枚か撮影しておくと、もしもの時にも復旧しやすくなりますから、作業に入る前は必ず写真を撮っておくと良いと思います。

クロスバイクをブルホーン化する手順2:ハンドルを外す

クロスバイクをブルホーン化するためハンドルを外す

ケーブル類を切断した後は、ステムごとハンドルが取り外せます。ステムを再利用する場合はステムを付けたままでハンドルを固定した側を外せば良いと思います。

僕の場合は、ステムも交換したのでステムごと取り外しました。

クロスバイクをブルホーン化する手順3:ブルホーンバーを取り付ける

クロスバイクをブルホーン化するためブルホーンバーを取り付ける

ステムとブルホーンバーを取り付けます。
後で調整はできますが、取付位置と角度に注意しましょう。

角度はフラットな部分が地面に対して水平に取付けるのが基本とは思いますが、ポジションや乗り心地の問題もあるので、実際に乗りながら微調整することになります。

ハンドルによっては目盛りがあるのでそれを参考にして水平出しとセンター出しを行なえば良いと思います。

クロスバイクをブルホーン化する手順4:ブレーキアウターケーブルをブルホーンバーに通す

クロスバイクをブルホーン化するためケーブルを巡らす

プロファイルデザインのブルホーンバーであるエアウイング OSは、ブレーキケーブル用の穴が空いているのでそこからアウターケーブルを突っ込んでバーの先端へ出します。

先にブレーキレバーを取り付けてしまうと、インナーケーブルを取り付けようとすると、ワイヤー用の穴からインナーケーブルをが出て来なかったりで苦労するので、先にアウターケーブルを通しておくと作業が楽になります。

ブレーキレバーを取り付ける前に、アウターケーブルの長さを確認して調節します。

クロスバイクをブルホーン化する手順5:ブレーキインナーワイヤーを通す

クロスバイクをブルホーン化するためにブレーキレバーにインナーワイヤーを通す

話題が逸れてしまいましたので元に戻します。
ブレーキレバーの先からブレーキインナーワイヤーを差し込みます。ブレーキインナーワーヤーのエンドに付いているタイコがブレーキレバーに引っ掛かるように差し込んでください。つまりブレーキレバーの頭の方からワイヤーを差し込めば良いということです。

ブレーキインナーワーヤーをブレーキレバーに差し込んだら、手順4でブルホーンバーに差し込んだブレーキアウターワイヤーに差し込んで通します。

クロスバイクをブルホーン化する手順6:ブレーキレバーを取り付ける

クロスバイクをブルホーン化するためブレーキレバーを取り付ける

ブレーキレバーを取り付けます。

僕はここで躓いてしまったので、一応解説しておきます。
自転車のパーツではありがちですが、取り付け方法が書かれたマニュアルが入っておらず、困る事が多々有ります。そのせいで、しょうもないところで躓いたりするのです・・・。

僕の場合、ブルホーンバーにブレーキレバーを差し込もうとしても差し込めないという、意外過ぎるところで躓いてしまいました。

エアロブレーキがハンドルに差し込めない・・・

クロスバイクをブルホーン化するためのブレーキレバー

ブレーキレバーの差し込み軸をよく見ると、差し込む部分のパーツがズレていているのに気が付きました。この段差がつっかえてしまって差し込めないのです。

欠陥商品かと思いましたが、実はこれで正しい状態です。

この段差を無くさない限りはブルホーンバーに差し込めません。

クロスバイクをブルホーン化するためにブレーキレバーを調整

段差を無くす方法は、ブレーキレバー正面にある2つの穴のうち、下側の穴の奥にあるボルトを六角レンチで回転させることで無くせます。

クロスバイクをブルホーン化するためにブレーキレバーをハンドルに固定

反時計回りに回転させると段差がなくなりました。逆に時計回りにボルトを締め付けるとズレて段差が大きくなります。

こうした機構のお陰で、ネジ切りをしていなくても、ブレーキレバーをブルホーンバーに差し込んだ後に、ズレを大きくすることにより、ブレーキレバーをハンドルバーに固定できるようになるというわけです。

当たり前のことかも知れませんが、意外と知らないことも多く、いろいろなことで躓いて、少しずつ自身を失って余裕が無くなってしまうのです(笑)

クロスバイクをブルホーン化するためにブレーキにアウターケーブルを通す

アウターケーブルとブレーキレバーを接続してから、ブレーキレバーをブルホーンバーに差し込んで仮止めします。

ケーブルはハンドルに添わせてビニールテープなどで仮止めしておきます。

アウターケーブルは長さの調節のために何度か抜き差しする必要があると思います。

クロスバイクをブルホーン化する手順7:ケーブルアジャスタSM-CB90を取り付ける

クロスバイクをブルホーン化するためにアジャスタをかませる

エアロブレーキにはワイヤーを調整するアジャスターボルトが無いので、調整がシビアになったり、ブレーキの解放ができなくなったりするため、ブレーキケーブルアジャスターを前後ブレーキ両方の間に挟む必要があります。

フラットバー用のブレーキにはブレーキ側に微調整できるアジャスタがあるのですが、ブルホーンバーに使用するエアロブレーキや補助ブレーキにはアジャスタが付属していないので、そのまま使用すると、調整がかなりシビアになるのです。

クロスバイクをブルホーン化するためにアジャスタをかませる

そこで、SM-CB90などのアジャスタを使うとワイヤーの張り具合の微調整ができるようになり、楽に調整ができるようになります。

調整を楽にするだけの目的であれば、その他のアジャスタで問題ないですが、今回はブレーキを解放できるようにしなければならなかったため、クイックレリーズ機構のあるSMCB90を選択しています。

ブレーキケーブルアジャスターの取り付け方はインナーケーブルをアジャスタの内側に通して、アウターケーブルでアジャスタをサンドする形になります。

つまり、インナーケーブルが串、、アウターケーブルが鶏肉、アジャスタがネギと考えると、串に刺した鶏肉でネギを挟む感じです。

それなりに存在感のあるパーツなので、取り付け位置を間違うと目立ってしまうので、ごちゃごちゃした周りに紛れるような場所になるように調整した方が良いでしょう。


クロスバイクをブルホーン化する手順8:ブレーキ調整

アウターケーブルの長さの調整が済んだら、インナーケーブルを元のように張り直します。

ブレーキの調整方法などは、他のサイトやメンテナンスブックを見ればいくらでも解説されているので省略しますが、エアロブレーキレバーはVブレーキ用のブレーキレバーとは違い、レバーの引き量が少ないため、調整がかなりシビアになります。

メーカーに確認しても、ミニVブレーキとの互換性を持たせるためには、手順7で出て来たブレーキケーブルアジャスターを使用するべきとの回答を貰っています。

そんなわけでブレーキケーブルアジャスター使いつつ微調整を繰り返します。

クロスバイクをブルホーン化する手順9:サムシフターの取り付け

クロスバイクをブルホーン化するためにサムシフターを取り付ける

僕が選択したブルホーンバーの外径は23.8mmで、それに対応しているサムシフターであるダイアコンペ ENE サムシフターを選択しました。

クロスバイクをブルホーン化するためにサムシフターを取り付ける

付属の金具の径は26mmなので、23.8mm/22.2mm用スリーブを使用して固定します。

各サイズ4つ入っているので、2対がセットかと思いましたが、2対で取り付けようとするとかなり無理があるようで左右それぞれ1つを使用して固定するようです。

クロスバイクをブルホーン化するためにサムシフターを固定

サムシフターの位置はブルホーンバーの先端で、ブレーキ操作とシフト操作が同時にできる場所にあるのが最も実用的かと思います。

ディズナから発売されているレバーハンドルマウントとWレバーとの組み合わせならDURA ACEのレバーも似たようなポジションでの取り付けができると思いますが、マウントが5,000円程度するので、個人的にはサムシフターの選択がベストだと思います。

クロスバイクをブルホーン化する手順10:サムシフターの調整

ダイアコンペのENEサムシフターはフリクション(無段切り替え)なので、調整が楽だという情報は事前に得ていたのですが、果たしてどの程度楽なのか・・・と半信半疑で取り付けしてみました。

フロントディレイラーの取付け

まずはフロントディレイラー。
基本的な取り回しはブルホーンバーでもフラットバーでも同じです。
ピンとワイヤーが張った状態でディレイラーに取り付けました。

レバーをグググっと押し上げると、カチャンとシフトチェンジが完了します。実際にレバーを押してみた感じは、思っていたよりも重たかったです。

しかし個人的にはフロントは街中ではほぼアウターしか使わないのであまり問題ありません。

ところがここで問題発生。
レバーから親指を離すと、スルーッとレバーが戻ってしまい、勝手に変速されてしまいます・・・

クロスバイクをブルホーン化するためにサムシフターを固定

シフトレバーがきちんと止まるようにするためには、レバーに付いているDカンを時計回りに締めることで固定ができるようになります。

リアディレイラーの取付け

続いてリアディレイラーの調整です。
ギアをトップ(一番小さいギア)に合わせてケーブルをピンと張った状態でディレイラーに固定します。

その状態でレバーをチキチキと押し上げていくとシフトチェンジができるようになります。

フロント同様にレバーを離すと戻ってきてしまい勝手にシフトチェンジしてしまうので、Dカンを締め上げて固定しました。

調整方法は、レバーを押し上げるとギアが下がるので、ローギアになるまでレバーを押し上げてから、その位置を起点にしてワイヤーを張ります。

そうすることで、ローギアに戻す際には、レバーを単純に押し込めば良いだけなので、どのギアで走っているかが把握しやすくなります。

インデックス方式のシフトレバーのような細かい設定は必要なく、ケーブルを張って固定するだけの作業で調整完了です。拍子抜けしてしまうほほど簡単です。

クロスバイクをブルホーン化するためにサムシフターを調整
調整完了。

2014.10.6追記
上記の写真はブルホーン化した直後の写真で、ポジション調整はされていない状態です。ポジションについての指摘をコメント欄でいただきまして、このエントリを書いたあと、サドルの高さなどの調整をしています。
変更した内容のエントリは「escape airのサドルを高さの見直し」で確認ください。

クロスバイクをブルホーン化する手順11:ーテープを巻く

クロスバイクをブルホーン化するためにハンドルにバーテープを巻く

バーテープ無しというのもワイルドな感じがしてかっこ良いのですが、ケーブル類がむき出しなので、どこかに引っ掛けてしまいそうですし、滑りやすいし、冷たいというわけで、バーテープを巻くことにします。

バーテープの巻き方もメンテナンスブックなどでは必ず解説されていると思われるのでここでの説明は端折りますが上手に巻かれているのではないでしょうか。

さすがにバーテープが新しくなると、やはりキリッと引き締まった印象になります。
ケーブルもスッキリと収納されて気持ちが良いです。

これで換装作業はほぼ終了となります。
あとは実走して位置やシフター、ブレーキなどの微調整が必須です。

クロスバイクをブルホーン化
クロスバイクをブルホーン化した写真
クロスバイクの雰囲気がガラリと変わってロードバイク的な雰囲気になりました。

2014.10.6追記
コメント欄で指摘いただきまして、このエントリを書いたあと、サドルの高さなどいろいろ変更しています。
変更した内容のエントリは「escape airのサドルを高さの見直し」で確認ください。

ブルホーン化に関する記事はこちらにまとめてありますので参考にしてください。

Comment

  1. […] なので、僕が今後もescape airの改造を続けるにしても、あくまでフラットバーのescape airにこだわってドロップハンドル化はしないと思います。 2014.10.18追記 結局ブルホーン化しました。 escape airのブルホーン化へ換装 […]

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