*

クロスバイクで空気抵抗を減らして速度アップをする方法

クロスバイクで深い前傾姿勢をとって速度アップ

自転車はご存知の通り人力で進む乗り物ですから、速度を考える際には空気抵抗を少しでも減らすことが大変重要になってきます。

空気抵抗は乗車姿勢によって大きく変わります。
クロスバイクのような上体が起き上がったアップライトな姿勢よりもロードバイクのように深い前傾姿勢をとれた方が、正面から見た時に空気を受ける面積が小さくなるので、よりスピードを出しやすくなります。

25km/h以下程度で走行している場合にはあまり空気抵抗の違いは感じられませんが、速度が上がれば上がるほど抵抗は大きくなってしまうため、少しでも深い前傾姿勢をとれた方が有利になるというわけです。

なのでクロスバイクのようなフラットバーハンドルでも、深い前傾姿勢がとれれば、それだけ速度を出しやすくなるはずなので、フラットバーハンドルでも深い前傾姿勢をとるための工夫や方法について考えたことをまとめてみました。

クロスバイクでロードバイクのような深い前傾姿勢をとる方法

腕を胸元に折り畳んで前傾姿勢を実現する

腕を胸元に折り畳んで前傾姿勢をとる

もっとも簡単に実践できる前傾姿勢をとる方法です。
なるべく空気抵抗を少なくする為に、バーの中央付近を持ち脇を締めます。そして肘を曲げて姿勢を低くして乗ります。イメージとしては胸の中に腕を収納するような感じで、自転車の上で縮こまる姿勢をとります。

下り坂などでこの姿勢をとると、とらない時と比べると驚くほどスルスルと加速して行くので、前傾姿勢を深くして空気抵抗を減らすことの大切さがすぐに実感出来ると思います。

しかしながら、乗車姿勢としてはかなり窮屈で不自然なため、平地などの走行時にこの姿勢をとっても、はまともなペダリングが出来ないという問題点があります。

さらに大きな問題としては、乗車時の姿勢が格好悪いという点です。
「見て!あの人必死だよ!」みたいな感じになるんですよね。
小学生ならまだ許されるのでしょうけど、40歳前後の中年がそれをやってしまっては、かなりイタい人として見られてしまうのは間違いありませんので、下り坂の時くらいにしておいた方が無難です。

クロスバイクのポジションを変更して前傾姿勢を実現する

クロスバイクのポジションを変更する

ポジションの変更も前傾姿勢を実現するには有効な方法だと思います。
ほとんどの場合、調整前よりも深い前傾姿勢がとれるようになれるはずです。

というのも、クロスバイクの場合、最初に買った状態だと、ロードバイクのようにちゃんとしたポジション出しがされていない可能性があるからです。

僕はクロスバイクのESCAPE AirをGIANTストアで買ったのですが、最初のポジション出しはサドルに跨がった時につま先がギリギリに付く程度の高さで調整しただけでした。

セオリー通りにポジションを出そうとすると靴を脱いだ上体でサドルに跨がり、ペダルカカトで踏んで足がピーンとなるくらいが基本のサドルの高さと言われていますが、それと比べるとつま先がギリギリ付いて自立できる程度の高さというのは、ちょっとサドルが低い状態になるのです。

またステムの位置もコラムの一番上にセットされているため、乗車姿勢としては、ママチャリほどとは言わないにしても、かなり上体が起き上がるようなセッティングで納車されていました。

恐らくですがそれはGIANTストアが手抜きをしたからというわけではなく、ESCAPEシリーズなどは、スポーツバイクデビューのための最初の一台として選択されることの多いモデルなので、いきなりスポーツバイクのセオリー通りのポジション出しをしてしてしまうと、最初から乗りこなすには難易度が高いため、少し緩めのポジション出しをするようにしていたのかもしれません。

GIANTストアに限らず、量販店でクロスバイクを購入したりする場合の最初のセッティングは、このようにシティサイクルに近いようなセッティングがされている可能性もありますから、より速く走るためには、いわゆるスポーツバイクとしてのセッティングに調整した方が良いと思います。

サドルの高さを調整しよう

シューズを履かない状態でサドルに跨がって、足を真っすぐ伸ばしてペダルにカカトが付くのが基本となる目安の高さと言われています。この高さに調整する際には、サドルに座った状態では足が着きませんから、壁や手すりを支えにしながら調整すると良いと思います。

ステムの位置を下げよう

ステムとコラムスペーサーの位置を入れ替えてステムの位置を低くしてみましょう。2mm程度のスペーサーを入れ替えるだけでも随分変わったと思えるほど大きな違いが感じられるパーツなので一気に交換するのではなく、1つずつスペーサーを入れ替えながら徐々に馴らしていくことをお勧めします。

余計なコラムはカットする

ちなみにステムをコラムの一番下まで下げると、ステムの上にお団子のように突起が残ってしまってカッコ悪いので、ポジションを変更する予定がなければ、カットした方が良いと思います。

コラムのカットについては「クロスバイクやロードバイクのコラムをカットする方法」にまとめてありますので参考にしてみてください。

クロスバイクのステムを換えて前傾姿勢を実現する

クロスバイクのステムを換えて前傾姿勢を実現する

僕が乗っているクロスバイクのESCAPE AirのMサイズのフレームに純正で付いているステムの長さは110mmで傾斜角は6度程度だと思います。クロスバイクでは標準的なサイズのステムです。

ステムの長さはポジション調整で10mm単位で行なったりするものですが、当初の僕はステムが長ければハンドルが遠くなるので、ステムを長くすればするほど深い前傾姿勢がとれるようになるものと思っていました。

しかし実際にステムを長くしてみて気が付いたのですが、単純にステムを長くするだけではハンドルが遠くなるだけで、腕が伸びて突っ伏した状態になり、ちゃんとしたポジションを維持することが出来ず、ただシンドイだけの自転車になってしまったのですぐに止めました。

次に僕が試したのは、角度のあるステムを購入し、それを逆付けする方法でハンドルの位置を下げるという方法をとりました。「え?ステムって逆付けして良いの?」と思うかもしれませんが、ステムを逆付けするのはよく行なわれる調整の1つなので、ステム自体のデザインも天地が無いようなデザインになっています。

この方法であれば、ハンドルが遠くなり過ぎないでハンドル位置を下げることができ、より深い前傾姿勢がとれるようになります。

ステムを逆付けにするのは見た目的にはマイナス要素だと思いますが、前傾姿勢にこだわるのであれば、手軽ですしチャレンジしても良い改造、カスタマイズだと思います。またこの際には短めのステムを選ぶのが良いと思います。

一時期の僕は傾斜角が25度という、トライアルバイク用のステムを使用していたりしました。

クロスバイクで深い前傾姿勢をとって速度アップをしてみるのまとめ

クロスバイクで深い前傾姿勢をとって速度アップ

上の方でも書きましたが、自転車は人力なので、バイクや車などよりも、はっきりと空気抵抗の影響を受けるようになってしまいます。

空気抵抗を最も減らせる方法としては、服装をサイクルジャージ等自転車に適したモノに換えるのが最も効果が大きいと思いますが、それらの対策をした上でさらに空気抵抗を減らしたいと思うのであれば、乗車姿勢を前傾姿勢にするなどの方法を考えてみるのが良いと思います。

空気抵抗を減らす方法は人それぞれにいろいろとあると思いますし、僕が実践して来た方法以外にも優れた対策方法があるかもしれません。

とにもかくにも空気抵抗を少しでも減らすことができればアベレージで数km/hくらいの速度アップは実現出来るものと思われます。

そんなわけで、しばらくは前傾姿勢を深くできる改造、カスタマイズにして乗っていました。
結果として、対策するとしないとでは大きな差があるのは確かですが、フラットバーで深い前傾姿勢を自然なポジションでとるのは物理的に限界があると判断したことから、フラットバーを諦めてブルホーン化に踏み切ったのでした。

ブルホーン化した結果、ロードバイクなどに近い自然な状態で前傾姿勢を深くすることができるようになり大変満足する結果が得られました。もちろん速度アップも実現できています。

ブルホーン化については「ブルホーン化」に関する記事を参考にしてみてください。

以上、クロスバイクのフラットバーハンドルで前傾姿勢を深くして空気抵抗を減らして速度アップを目指す方法のまとめした。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑