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クロスバイクを初めて10速化(11速化)した際の失敗から学ぶ作業のポイント

スポーツバイクの初めてコンポーネント換装の要点

愛車のクロスバイクのESCAPE Airのコンポーネントを初めて自分自身で換装し無事10速化(11速化)できたわけですが、全て順調に作業が進行できたわけではなく、作業のやりなおしや、パーツの買い直しまで含めて、いろいろな失敗がありました。

そんな失敗から学んだコンポーネント換装して10速化(11速化)する際に注意すべき作業のポイントなどをまとめてみました。

ボトムブラケット(通称BB)の換装のポイント

シマノ ボトムブラケットSM-BB9000 BSA ロード用 付属/TL-FC24   68mm

ボトムブラケットの取付け取り外しには「BB取り付け工具」という特殊な工具も必要です。その名の通りでBBの取り付けにしか使わない工具なので、買うかどうかを悩んだ工具ですが、締め付けトルクが35~50N-mで自転車パーツを取り付ける中では高めのトルク指定がだったこともあり、その他の工具では絶対無理!と判断し、素直に購入しました。

BBを取り外してみるとどこから侵入したのか不明ですが、購入してわずか1000km程度の走行でもBB内部に砂利等の汚れが目立ちました。
新しいBBを嵌め込む際には綺麗に清掃してグリスアップしてから行なうべきでしょう。

ボトムブラケットの取り付けには、リーマーという特殊な工具でフレームをフェイスカット加工する必要があるとメンテナンスブックなどには書かれていますが、リーマーは特殊な工具で価格も高いため僕は買いませんでした。というかおいそれと買えるものではありません。

お店に持込んでフェイスカットの作業だけでもお願いするのが最も良いとは思われますが、先人たちのブログを読んで「フェイスカットしなくても取り付けられました!」の情報を信じてそのまま取り付けました。

また、実際問題でフェイスカットだけして欲しいとお店に頼んでもやってもらえるかどうかも不明ですし、BBのフェイスカットについて調べてみると、いろいろな考え方があるようで、自転車屋さんのような専門家であっても必要ないという意見もありました。

少々不安のある部分ではありましたが、取り付けから数年経ったい今現在でも特に不具合は無い感じです。

BBの取り付けの際には内部を綺麗に清掃してグリスアップする。
BB取り付け工具が必要

クランクセット換装のポイント

シマノ クランク105 170mm FC-5800 ブラック 34X50T

コンポーネントの中で一番高価で一番大きな部品がクランクです。

クランクをフレームから取り外すには専用工具であるコッタレス抜きを使う必要があります。

取り外しは想像以上に硬く、なかなか回転せずに苦労しました。
全体重をかけても外れないんです・・・。

「ええいママよ!」と自転車が壊れんばかりに体重をかけたらようやく回転させることができました。まぁ体重をかけたくらいで自転車は壊れないですが・・・(壊れるようなものなら乗れないですよね。)

新品で購入してから一ヶ月半くらいしか経っていない中での作業だったので固着していたとは考えづらく、元々ものすごく硬いものなのか、僕の外し方がマズかったのかのいずれかですが、とにもかくにも硬かったです。

さらに困難は続き、今度はクランクを引っこ抜こうとしてもほとんど動かすことができず大変な思いをしました。

何度かか挫けそうになりながらも頑張って弄っているうちに、ズルリと抜けて一安心。コンポーネントの交換作業の中で、クランクの取外しが一番大変でした。

取り外しに関してはコツさえ掴めればズルリと簡単に外せてしまうものかもしれません。

取り付けに関してはそれほど苦労無く進行出来ましたが、長時間の作業で集中力を欠いた際にうっかりパーツを破損してしまい買い直すというミスをやらかしてしまいました。

締め付けトルクの指定があるにも関わらず、トルクレンチのシグナルに気が付かず締め付け過ぎた結果、左側のクランクのボルトを破断させてしまったのです。

ここで学んだことは、シマノのパーツはどれか破損させてしまった場合、個々の部品(スモールパーツ)での注文が可能ということ。

19699600193-l0Photo via:http://si.shimano.com/

例えば、クランクセットを構成する部品はチェーンリングや左右のクランクなどいろいろあるわけですが、それぞれ個別で注文ができるのです。

つまり上の図だと、僕が破損した7番のパーツだけを注文することができ、丸ごと買うよりは安く済むので非常に助かりました。まぁそれでも5,000円以上の余計な出費でしたが・・・

意外と締め付けが硬い
取り外しはコツが分ればスルリと抜ける
パーツを破損したら個別パーツで注文出来る
コッタレス抜きという専用工具が必要

フロントディレーラー換装のポイント

シマノ FD-5800 ブラック バンドタイプ31.8mm(28.6mmアダプター付) 2X11S W/TL-FD68 FD-5800

ディレーラーをフレームに取り付けるための部品(バンド)の有無や、フロントギアの数などで品番が微妙に異なり、間違って購入してしまいがちな部品なので、購入時は注意が必要です。位置調整もミリ単位で微妙なのでネジを締めてる間に落ちて来たりで難しかったです。

振り返ってみればコンポーネントの交換作業の中一番苦労したのがフロントディレーラーの位置調整でした。

取り付け部品(バンド)の有る無しに注意
フロント変速数に注意(クランクとシフターと揃える)

リアディレーラー換装のポイント

シマノ リアディレイラー SS対応 CSロー側最大23-28T RD-5800 ブラック

取り付け、取り外しともに取り立てて難しい部分はありませんが、元の状態がどういう状態で付いていたかを覚えていないと、正しい取り付け角度がわからなくなる危険があります。そのためにも作業前の状態が分るように写真を撮っておくと安心だと思います。

取り付けの簡単さに対して、調整は素人には一筋縄では行かず、慣れが必要です。要領が分かれば、わりとすんなり調整ができると思います。

変速の調整はディレーラーにあるネジ二本でするのですが、それほど大きく稼働するわけではなく、あくまで正確な変速ができるようにするための微調整の機構と思った方が良いと思います。大きなズレはこのネジでは修正できないので、正確な変速を可能にするには元々の取り付け位置が非常に重要です。

取り付け位置が適正ならば、メンテナンスブックよりも、SHIMANOのマニュアルをよく読んで、その通りにやればすんなりと調整できると思います。そのためにも元のディレラーの位置や角度をしっかりと作業前に記録しておくことが大切というわけです。

取り付け位置が非常に重要
元の位置が分るように写真を撮影しておく

カセットスプロケット換装のポイント

シマノ CS-5800 11S 12-25T 23456789135 CS-5800
カセットスプロケットを取り外すにはロックリング締め付け工具カセットスプロケットリムーバーなどの特殊な工具が必要です。

メンテナンスブックなどを読んでおけば、特に作業に難しいポイントは無いと思いますが、取り外しの際は意外と力が必要なので最初は恐いかもしれません。

コンポーネントの換装に限らず、日常メンテナンスの清掃やスプロケット交換などで頻繁に行なう作業でもあるので、道具は揃えておいて損は無いと思います。

シフター換装のポイント

シマノ SL-RS700 Rapidfire Plus シフトレバー シルバー (左右セット)

アウターケーブルの長さは、元から付いていたものを参考にすると間違いありません。ワイヤーの取り回しも単純なので迷う事は少ないと思いますが、念のため作業前の状態を確認しておけば、数カ所あるワイヤーを通す場所などで悩まずに済むと思います。

アウターケーブルの長さは元の長さを参考にする

コンポーネント換装の感想とまとめ

クロスバイクのコンポーネント換装の感想とまとめ
スポーツバイクのコンポーネントの換装は、実際にやってみると思っていた以上に単純で驚くと思います。

特にシフターの調整などは、構造と理屈さえわかれば、想像以上に簡単ではありますが、要領をつかむまでは、何度もやりなおして時間がかかってしまうのは覚悟しておいた方が良いと思います。

要領さえ分ってしまえば、極端に難しい作業は無いと思いますが、初心者にとってはハードルはやはり高いものだと思いますし、それなりに大仕事になるのは間違いないでしょう。

個人的には全ての作業に置いて、力加減が分らず、慎重になり過ぎたりして神経を張りっぱなしだったのが一番しんどかったです。つまりは2度目以降の作業出れば力加減が大まかに分っているので初回ほどは疲れないと思いますが、とにもかくにも精神的にかなり疲れました。

作業全体を振り返って思う事は、マニュアルやメンテナンスブックをきちんと読み、集中して1つ1つの作業を慌てず行なえば誰にでも出来る作業だと思います。

そのためには、一気に作業をしてしまわず、1つの作業ごとに休憩を取って、作業内容をしっかりと把握し、シュミレーションしてから行なうくらいの気持ちで臨むのが良いでしょう。

コンポーネント換装のポイント

必要な道具をきちんと揃える
休憩をとりつつ作業する
慌てて作業をしない
元の状態が分るように写真をとっておく
マニュアルなどを読んでシュミレーションする

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